壁に穴をあけずに、付属の窓枠に置くだけで取りつけられる窓用エアコン。ウインドエアコンやウインドウエアコンとも呼ばれており、エアコンと同じ仕組みで室温を下げられ、エアコンの設置が難しい部屋でも活躍します。とはいえ、コロナやトヨトミ、ハイアールなどのメーカーからさまざまなモデルが販売されており、どれが涼しく電気代も抑えられる商品なのか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の窓用エアコン9商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの窓用エアコンをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな窓用エアコンは「涼しいうえに電気代も抑えられ、狭い部屋向けの安価なエアコンとして十分に機能する商品」。徹底検証してわかった窓用エアコンの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
住まいの熱環境に関するスペシャリスト。札幌市立大学の教授として、住まい手の想像温度(いま、何度と思うか?)が、エアコンやストーブの調整、窓の開閉行動などの「住みこなし」と関係することを明らかにしている。また、住環境の適切な温度管理の知見を活かして、札幌市円山動物園・甲府市遊亀公園附属動物園のリニューアルデザインに関わり稀少動物の住環境を良質にして繁殖を促す「命のリレー」にも貢献している。 専門家として新聞・テレビ等のメディアでの解説も多数。日本経済新聞・毎日新聞・産経新聞、「ZIP!」・「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ)、「めざましテレビ」(フジテレビ)、anan(マガジンハウス)など。
家電とお金のコンテンツを発信するYouTuber。家電量販店に10年勤め、消費者金融に13年、司法書士事務所で債務整理のお手伝い1年半と、さまざまな経歴を持つ。家電やお金に関して知らないことで損しないための知識を「守りの知識」としてSNSを中心に発信中。Japan MENSAの会員資格を持つ。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
冷房能力が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「窓用エアコンの周辺だけでなく、部屋の反対の隅までしっかり冷える商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
電気代を安く抑えられる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「エアコン並に消費電力のコントロールが利くので、メイン冷房としてガンガン使える商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
静音性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「音に敏感な人も就寝中にも使えるほど静かな商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
取りつけがしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「DIYが苦手でもスムーズに設置できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使い勝手がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「窓用エアコンとしての使いやすさだけでなく、暖房や除湿などの機能も充実している商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使い勝手がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「シーズンオフの手入れはもちろん、日常のお手入れもしやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
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以下の商品を検証し、ランキングをアップデートしました。
検証ロジックのアップデートを行い、あわせてランキング・コンテンツの内容を刷新しました。
窓用エアコンとは、壁に取りつける通常のエアコンとは異なり、窓にはめ込むタイプのエアコンを指します。エアコンの室外機と室内機が一体となった構造で、部屋を冷やす仕組み自体はエアコンと同一です。工事不要で取りつけられる点がメリットで、賃貸住宅で壁に穴を開けられない場合や、室外機の置き場所がない部屋にエアコンを設置したい場合に重宝しますよ。
簡易的なエアコンなので「たいして涼しくないのでは?」と思うかもしれませんが、30℃に設定した室内での冷房能力を検証したところ、30分で3〜4℃の室温低下を確認できました。扇風機や冷風扇といった室温を下げられないアイテムと違い明確に効果があるので、エアコンの代わりに真夏を乗り切るための冷房器具としておすすめです。
ただし、電気代の面ではエアコンに及ばない点はデメリット。最近のエアコンにはインバーターという装置が組み込まれており、冷房運転開始時に一気に部屋を冷やしたり設定温度に達したあとに細かく温度調節したりできます。
一方で窓用エアコンにはインバーターがなく、冷房の強さはオンかオフの2パターンのみ。微調整が利かないため、省エネ性能ではエアコンを下回ります。やっぱりエアコンが気になるという人は、以下のコンテンツをチェックしてくださいね。
窓用エアコンは、エアコンの室内機と室外機がひとつになったようなもの。普通のエアコンに比べると運転音が大きいことは覚えておきましょう。
また、窓の向かいの家との距離にも注意が必要。距離が近い場合は、排熱と騒音を隣に与えてしまうリスクがあります。
窓用エアコンと同じく、工事不要で取りつけができるスポットクーラー。似ているからこそ、どちらがよいか迷うという人も多いのではないでしょうか。今回どちらも同じ条件で検証したところ、畳数が同じ商品同士では冷え具合に大きな差が出ない結果に。
一方で差が出たのは電気代。6畳用のスポットクーラーは1時間あたり平均18.2円かかったのに対し、窓用エアコンは平均14.4円にとどまりました。長時間使うとこの差が響いてくるため、6〜8畳程度の部屋でエアコンの代わりとしてメイン冷房に使うなら窓用エアコンがおすすめです。
対して、スポットクーラーは商品ラインナップの幅広さが魅力。目の前だけを冷やせる代わりに消費電力を抑えた機種や、8畳以上の広い部屋に対応したパワフルな機種が存在します。ごく狭いスペースを節電しながら冷やしたい人や、12畳くらいまでの広めの部屋を冷やしたいならスポットクーラーのほうがおすすめです。
なお、スポットクーラーであっても12畳程度が限度なので、それ以上の広い部屋で使いたい人や気密性の低い木造住宅で使いたい人は、部屋全体は冷やせないと割り切って購入するかエアコンの導入を検討してくださいね。
エアコンやクーラーの出力は一般に冷房能力という値で決められます。同じ6畳用を謳う商品でも窓用エアコンのほうが冷房能力が低く抑えられており、それが電気代の差につながったと推測されます。
通常の壁掛けエアコンが1番よいのは大前提として、工事不要の冷房器具で決まった部屋を冷やしたいなら、窓用エアコンが最もおすすめ。スポットクーラーは排熱処理に手間がかかるうえ、排熱ダクト自体が熱くなるので部屋を冷やす効率が悪くなります。
なお、タンクに水を入れて気化熱により冷たい風が出ると謳う冷風扇も売られていますが、これは締め切った部屋だと湿度が上がり体感温度はむしろ上昇してしまうため、おすすめできません。
実は、窓用エアコンは取りつけられる窓の種類とサイズに限りがあります。まず、取りつけられるのは2枚の窓ガラスを左右にスライドさせて開ける引き違い窓。押したり引いたりすることで開けられる窓や、上下にスライドさせる窓には取りつけられないので注意しましょう。
また、取りつけ可能かどうか確認するために、開き幅・立ち上がり・高さの3か所のサイズを測定する必要があります。まずは窓をどこまで開けられるのか、幅を測りましょう。メーカーによって多少の差はあるものの、おおむね40cm以上が目安です。
立ち上がりとは、窓のレールが窓枠から飛び出している部分を指します。窓用エアコンは設置用の窓枠を立ち上がりに引っ掛けて固定するので、ある程度の長さが必要です。目安はおおむね7mm以上。足りない場合は付属の補助金具を取りつけることで補えますが、窓枠に穴を開けなければいけないため賃貸に住んでいる人はとくに気をつけましょう。
また、ベランダに出られるような高さがある窓の場合、付属の窓枠では足りない可能性があるので注意が必要です。どのメーカーも別売りで延長用の窓枠を用意しているので、高さ140cmを超える窓に取りつけたい人は検討してくださいね。上限はメーカーによって多少異なりますが、220cmまでなら取りつけが可能です。
窓の種類やサイズがあわない人は、スポットクーラーを検討してください。スポットクーラーはダクトで排熱する仕組みで、屋外へきれいに排気するためには付属の窓パネルをはめ込む必要があるため窓のサイズに制約があります。しかし、窓用エアコンのように必ずつけないといけないというものではありません。もし窓パネルを使わなくても、ダクトを窓の外に出すことさえできれば、多少冷却性能は落ちるものの使用自体は可能です。
窓用エアコンを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
エアコンを設置できない事情がある人にとって、エアコンの代わりに使える窓用エアコンは貴重な存在。暑い夏を乗り切るために長時間使いたいなら、パワフルさと電気代の安さを両立できるものがおすすめです。ここでは、よく冷え節電もできる機種を選ぶために気をつけるべきポイントを紹介します。
窓用エアコンをエアコンの代わりに使いたい人は、冷房能力と呼ばれる数値が1.8kW以上のパワフルなものがおすすめです。
30℃に暖めた部屋で30分冷房運転させる検証を行ったところ、冷房能力1.9kWの機種は検証開始10分で約27.4℃と早くも冷え始めた一方で、1.6kWの機種は約28.1℃とまだ暑さを感じさせる温度でした。
蒸し暑い夏は、帰宅してすぐに涼しさを感じたいもの。 冷房能力が高ければ、短時間でも効果を発揮できますよ。
冷房能力とは、その名のとおりエアコンが冷却するパワーを数値で表したもの。エアコン売り場でよく見かける「おもに◯畳用」と書かれた適用畳数も、冷房能力の数値をもとに決められています。エアコンの場合はあまり冷房能力が高すぎるものを選んでもオーバースペックですが、窓用エアコンの場合はそもそもどの機種も冷房能力が極端に大きくはないので、できるだけ大きなものを選んでも損はしづらいでしょう。
今回検証したところ、冷房能力が高い機種のなかでも電気代には差があることがわかりました。
冷房能力が同じ1.9kWの商品でも、電気代が安い機種だと約5.6円、高い機種だと約8.4円と30分間での電気代に約1.5倍の違いが。
一方で、30分後の室温は前者が約26.2℃、後者が約25.7℃と大きな差はありません。 電気代が安かった機種は運転を開始してすぐの冷え具合が大きく、早めに冷房運転から送風運転に切り替わったことで消費電力を抑えられたと推測できます。
設定温度付近に達し送風運転に切り替わるのが早ければ早いほど電気代を抑えられるので、ぜひ「電気代の安さ」の検証結果を参考にしてくださいね。
長時間つけっぱなしにする窓用エアコン。どうせなら、お手入れの手間は最小限に抑えたいものでしょう。お手入れの手間を省きたいなら、まずはノンドレン方式を採用した機種がおすすめ。エアコンが冷房運転や除湿運転を行うとドレン水と呼ばれる排水が出てきますが、ノンドレン方式なら排水が内部で蒸発するため、処理が不要です。
現在ほとんどの窓用エアコンはノンドレン方式を採用していますが、冷暖房兼用の商品はドレン水処理が必要なので気をつけてくださいね。
さらに、自動内部乾燥機能つきの窓用エアコンを選べば、よりお手入れの手間を減らせます。この機能は、冷房や除湿運転を停止したあとに自動でエアコン内部を乾燥させ、カビやにおいの発生を予防するというもの。自動内部乾燥機能に対応していなくても、手動で内部乾燥運転をさせたり送風運転をさせたりすることで同様の効果が期待できます。しかし、普段忙しくて内部乾燥を忘れがちな人でも運転停止ボタンを押すだけで簡単に対策できるのは、大きなメリットといえるでしょう。
内部乾燥機能はあくまでもカビやにおいの発生を防ぐための機能なので、すでにカビが生えていたりにおいが発生している場合に問題を解決することはできません。
窓用エアコンは室内機と室外機が一体化した構造なので、通常の壁掛けエアコンよりも運転音が大きい傾向があります。今回実際に検証したところ、静音を謳っているモデルでも運転音は50dB程度と、「書店の店内」と同等のレベル(参照:全国環境研協議会 騒音調査小委員会)なので、ある程度の音は覚悟したほうがよいでしょう。
就寝中に使うにはうるさく感じられるので、音が気になる人は耳栓を使うのがおすすめです。アラームを設定しており耳栓を使うのが現実的ではない人は、窓用エアコンの代わりに扇風機と冷感敷きパッドを併用するのも手。扇風機は最弱モードだと25dB程度で使えるので、静かな寝室でもほとんど音を感じませんよ。
窓用エアコンは工事不要で簡単に取り付けられると謳われていますが、実際に取りつけてみると本体が重いうえに高い場所での作業となり大変でした。
窓用エアコンはどの商品も重さが20kg以上あり、窓の高さまで持ち上げるのに苦戦。メーカーによってはかなり力を入れて窓枠に押し込む必要があるため、自分で行う場合は2人以上で取りつけましょう。
このように、窓用エアコンの設置はかなり大変。力にあまり自信がないという人は、設置を依頼するのがおすすめです。量販店に依頼する場合、8,000円程度が相場。それでも自分ですぐに設置したいという人は、以下で取りつけやすさの違いを説明するのでチェックしてくださいね。
また、窓の右側に取りつける際も注意事項が存在。下で詳しく説明しているので、あわせて確認しておきましょう。
窓用エアコンの運転中は、窓のカギを閉められません。1階に住んでいる人や防犯が気になる人は、窓を開けた状態でロックできる付属の補助カギを使うか、ない場合は別途カギを購入しましょう。
窓用エアコンの取りつけは大変ですが、ネジの構造と窓枠についているパッキンの位置で選べば労力を削減できます。
まず、窓枠を楽に取りつけられるのは、頭に滑り止めがついており、片手で回せる大きなネジ。とくに窓の一番上が天井付近にある場合、通常のネジだとサッシにはめ込みつつドライバーで回すのが困難です。手でサクッと仮止めできるだけで難易度がガラッと変わるので、ぜひチェックしてくださいね。なお、大きなネジはコロナとハイアールが採用しています。
次に本体を窓枠に取りつけるにあたり、実は窓枠のすき間を埋めるパッキンの位置が重要。多くのメーカーは窓用エアコンを設置する位置よりも窓側にあり、パッキンに乗せるようなイメージで取りつけます。ある程度力がある人であれば、そこまで苦戦せずにつけられるでしょう。
一方で、トヨトミのみパッキンが手前にあり、本体を押し込む際にパッキンごと押す必要があります。このパッキンがとても硬く、押し込むためにはかなりの力が必要。よほど力に自信がある人以外は、避けるのが無難です。
自分は180cm以上の長身ですが、それでもトヨトミの窓用エアコンは体重を乗せて本気で押し込みようやく窓枠に設置できたほどでした。トヨトミの窓用エアコンが気になる人は、設置を業者に依頼するのがおすすめです。
窓用エアコンの吹き出し口には、ほとんどの窓用エアコンで採用されている本体の右側にあるタイプと、中央にあるタイプ(センター吹き出し)の2種類があります。
冷却性能の面では2つで大きな違いはなかったものの、窓の右側に取りつける場合は吹き出し口の位置に注意が必要。
窓用エアコンはどれも引き違い窓の左右どちらにもつけられるようにできていますが、右側吹き出しの商品を窓の右側に取りつけるとカーテンが吹き出し口に干渉する恐れがあります。とくに厚手のカーテンをつけている人は、事前によく確認しておきましょう。
どうしても右側に取りつけたい事情があるなら、カーテンが干渉しづらいセンター吹き出しの商品を選ぶのがおすすめ。なお、センター吹き出しを採用しているのは主要4メーカーのうちトヨトミだけですよ。
窓用エアコンを販売している主なメーカーはコロナ・トヨトミ・小泉成器・ハイアールの4社。本体サイズや取りつけ方法にはほぼ差がないものの、それぞれ異なる特徴があります。
結論からいうとコロナは大きなネジや取りつけ動画の充実による設置のしやすさが、トヨトミは自動で内部乾燥する機能やセンター吹き出しによる設置場所の自由さが魅力です。価格重視の人には小泉成器やハイアールもおすすめですよ。
コロナの窓用エアコンはラインナップが豊富で、現行モデルだと全7種類を販売しています。下位のモデルでも手動での内部乾燥をはじめとした機能は備わっており、上位モデルのなかには10年間交換不要と謳うフィルターやマイナスイオンを搭載した機種もあるので、ほしい機能にあわせて選べますよ。また、4メーカーで唯一の暖房機能搭載モデルも販売しています。
加えて、取りつけのしやすさも魅力。窓枠を取りつける際のネジは大きく手でも簡単に回せるうえ、冷房専用モデルでは説明書に記載のQRコードからすぐに取りつけ動画を確認できます。自分で設置したい人にとって、第一候補となるでしょう。
窓用エアコンの暖房能力は冷房能力よりも低く、冷房の適用畳数にあわせて選ぶと暖房はパワー不足となる点に注意が必要です。
石油ファンヒーターやガスファンヒーターなどの暖房器具をすでに持っている場合は、あえて暖房機能つきの窓用エアコンを選ぶ理由は薄いでしょう。
トヨトミの特徴は、自動運転・冷房運転・除湿運転の停止後に自動で10分間内部乾燥ができる自動内部乾燥機能を4メーカーで唯一搭載していること。さらに、センター吹き出しを採用しており、窓の左右どちらにも取りつけやすい点も魅力です。
ただし、取りつけのしにくさが難点。窓枠の手前にパッキンがついており、ほかのメーカーの商品よりも力を入れて押し込む必要があります。忙しくてお手入れを忘れがちな人や、取りつけは業者に依頼するという人はトヨトミを選ぶとよいでしょう。
トヨトミの窓用エアコンは、静音設計を謳っているのも特徴です。実際に検証したところ、たしかにほかのメーカーより運転音は控えめでした。ただし、就寝中に気兼ねなく使えるほど静かではありません。
小泉成器とハイアールの窓用エアコンは安いのがうれしいポイント。中国のメーカーであるハイアールは、適用畳数が大きい上位モデルも約4万円で販売しています。一方で小泉成器の商品は、国内メーカーのなかでは低価格。検証ではどちらもしっかりと室温を下げられたため、安いながらも冷房としての役割をこなせますよ。
また、ハイアールはコロナと同様窓枠取りつけ用のネジが大きく、片手で簡単に調節可能。取りつけの動画はコロナのほうがわかりやすいものの、設置はしやすいほうといえます。
小泉成器はほかのメーカーよりも電気代を抑えられたのが魅力です。夏の間エアコンの代わりとして長時間使い続ける人は、要注目といえるでしょう。
内部乾燥機能は搭載していないものの、タイマーやリモコンによる遠隔操作などの基本的な機能はどちらのメーカーの商品も備わっています。価格を重視しつつ、しっかりと冷えるものがほしい人におすすめです。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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冷房能力の高さ | 電気代の安さ | 静音性の高さ | 取りつけのしやすさ | 使い勝手のよさ | お手入れのしやすさ | 冷房畳数(50Hz/木造和室目安) | 冷房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 冷房畳数(60Hz/木造和室目安) | 冷房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 暖房畳数(50Hz/木造和室目安) | 暖房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 暖房畳数(60Hz/木造和室目安) | 運転音(公称値) | 暖房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 幅(公称値) | 奥行(公称値) | 高さ(公称値) | 重量(公称値) | 幅(実測値) | 奥行(実測値) | 高さ(実測値) | 重量(実測値) | 消費電力(公称値) | 内部乾燥 | 消費電力(冷房モードの実測値) | 冷暖房対応 | ノンドレン | コンプレッサー運転中の運転音(実測値) | 取り付け可能な窓の高さ(標準窓枠) | 取り付け可能な窓の高さ(別売延長窓枠) | 取り付け可能な窓の立ち上がり高さ | 取り付け可能な窓の開き幅 | 吹き出し口の位置 | APF | 冷房能力(50Hz) | 冷房能力(60Hz) | 暖房能力(60Hz) | 暖房能力(50Hz) | ドレン水除菌 | 除湿機能 | 室内換気機能 | マイナスイオン発生可能 | |||||||
1 | 小泉成器 KOIZUMI|ルームエアコン|KAW-1941/W | 壁掛けエアコンに近い冷房能力。部屋をすぐに冷やすなら | 4.5畳 | 7畳 | 5畳 | 8畳 | 50Hz:室内機54dB、室外機63dB/60Hz:室内機55dB、室外機64dB | 36.0cm | 23.0cm | 75.0cm | 22.0kg | 35.7cm | 23.0cm | 77.0cm | 21.4kg | 50Hz:660W/60Hz:735W | 360W | 51.2dB | 77~140cm | 140~190cm | 12mm以上 | 43cm | 右側 | 50Hz:2.5/60Hz:2.7 | 1.6kW | 1.9kW | |||||||||||||||||||||||
2 | トヨトミ 窓用エアコン|TIW-A1824 | 3位 | 静かに使えてしっかり冷える。内部乾燥運転でカビの予防も | 4.5畳 | 7畳 | 5畳 | 8畳 | 音響パワーレベル(内):55・57dB、(外):59・62dB/音圧パワーレベル(内):44・46dB、(外):48・51dB | 36.1cm | 27.5cm | 74.2cm | 23.0kg | 36.0cm | 28.0cm | 75.5cm | 22.3kg | 50Hz:575W/60Hz:674W | 500W | 47.4dB | 76~140cm | 140~192cm | 15mm以上 | 41cm | 中央 | 2.4 | 1.6kW | 1.8kW | ||||||||||||||||||||||
3 | コロナ ReLaLa|ウインドエアコン|CW-1624R(WS) | 2位 | 狭い部屋に向く。安価で取りつけやすく、冷房能力も上々 | 4畳 | 6畳 | 4.5畳 | 7畳 | 50Hz:室内機51dB、室外機57dB/60Hz:室内機53dB、室外機59dB | 33.5cm | 24.0cm | 75.0cm | 21.5kg | 33.0cm | 25.0cm | 76.2cm | 21.9kg | 50Hz:550W/60Hz:635W | 440W | 50.8dB | 77~140cm | テラス窓用取付枠:140〜190cm/テラス窓用取付枠L:170〜220cm | 10mm以上 | 38cm以上 | 右側 | 不明 | 1.4kW | 1.6kW | ||||||||||||||||||||||
4 | ハイアールジャパンセールス ハイアール|窓用ルームエアコン|JA-18Z | パワフルでコスパよし!取りつけが簡単で初心者向き | 4.5畳 | 7畳 | 5畳 | 8畳 | 50Hz:室内機55dB、室外機64dB/60Hz:室内機57dB、室外機64dB | 33.5cm | 25.6cm | 77.0cm | 23.0kg | 33.3cm | 24.0cm | 76.8cm | 22.2kg | 50Hz:610W/60Hz:710W | 540W | 49.6dB | 77.7~141cm | 141~200.5cm | 7mm以上 | 38cm以上 | 右側 | 2.4 | 1.63kW | 1.9kW | |||||||||||||||||||||||
5 | 小泉成器 KOIZUMI|ルームエアコン|KAW-1642/W | 4位 | 狭い部屋ならしっかり冷やせる。電気代の安さも魅力 | 4畳 | 6畳 | 4.5畳 | 7畳 | 50Hz:室内機54dB、室外機63dB/60Hz:室内機55dB、室外機64dB | 36.0cm | 23.0cm | 75.0cm | 約22kg | 35.9cm | 23.0cm | 77.0cm | 21.5kg | 50Hz:580W/60Hz:660W | 400W | 50.3dB | 77~140cm | 140~190cm | 12mm以上 | 43cm以上 | 右側 | 2.5 | 1.4kW | 1.6kW | ||||||||||||||||||||||
6 | コロナ ReLaLa|ウインドエアコン 冷暖房兼用タイプ|CWH-A1824R(W) | 1位 | 冷暖房がこれひとつ!冷房能力も十分で、部屋全体を冷やせる | 4.5畳 | 7畳 | 5畳 | 8畳 | 4畳 | 5畳 | 5畳 | 50Hz:室内機57dB、室外機65dB/60Hz:室内機57dB、室外機66dB | 6畳 | 36.0cm | 26.3cm | 78.0cm | 24.0kg | 35.9cm | 26.0cm | 79.8cm | 24.0kg | 50Hz:冷房640W、暖房630W/60Hz:冷房755W、暖房750W | 520W | 52.0dB | 81.3〜140cm | 140〜190cm | 10mm以上 | 49.5cm以上 | 右側 | 2.3 | 1.6kW | 1.8kW | 2.2kW | 1.8kW | ||||||||||||||||
7 | トヨトミ 窓用ルームエアコン|TIW-A1624 | 音が静かでお手入れも楽だが、冷房能力はいまひとつ | 4畳 | 6畳 | 4.5畳 | 7畳 | 音響パワーレベル(内):50・52dB、(外):57・59dB /音圧パワーレベル(内):39・41dB、(外):46・48dB | 36.1cm | 27.5cm | 74.2cm | 22.0kg | 35.7cm | 27.6cm | 75.5cm | 21.7kg | 50Hz:523W/60Hz:598W | 520W | 47.4dB | 76~140cm | 140~192cm | 15mm以上 | 41cm以上 | 中央 | 不明 | 1.4kW | 1.6kW | |||||||||||||||||||||||
8 | コロナ ReLaLa|ウインドエアコン|CW-FA1824R(W) | 自分で取り付けができる。冷房能力はそれほど高くない | 4.5畳 | 7畳 | 5畳 | 8畳 | 50Hz:室内機51dB、室外機57dB/60Hz:室内機53dB、室外機59dB | 33.5cm | 24.0cm | 75.0cm | 21.5kg | 33.2cm | 24.4cm | 75.0cm | 22.2kg | 50Hz:595W/60Hz:700W | 520W | 49.5dB | 77~140cm | 170~220cm | 10mm以上 | 38cm以上 | 右側 | 不明 | 1.6kW | 1.8kW | |||||||||||||||||||||||
9 | ハイアールジャパンセールス ハイアール|窓用 ルームエアコン|JA-16Z | 低価格だが、冷房能力に難あり。運転音の大きさもネック | 4畳 | 6畳 | 4.5畳 | 7畳 | 50Hz:室内機55dB、室外機64dB/60Hz:室内機57dB、室外機64dB | 33.5cm | 25.6cm | 77.0cm | 23.0kg | 33.3cm | 23.6cm | 76.9cm | 22.4kg | 50Hz:525W/60Hz:600W | 500W | 54.9dB | 77.7~141cm | 141~200.5cm | 7mm以上 | 38cm以上 | 右側 | 2.4 | 1.4kW | 1.6kW |
冷房畳数(50Hz/木造和室目安) | 4.5畳 |
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冷房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 7畳 |
冷房畳数(60Hz/木造和室目安) | 5畳 |
冷房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 8畳 |
冷暖房対応 | |
コンプレッサー運転中の運転音(実測値) | 51.2dB |
良い
気になる
小泉成器の「KOIZUMI ルームエアコン KAW-1941/W」は、壁掛けエアコンに近い涼しさを求める人におすすめ。2024年4月に発売された商品で、コンパクトで設置も簡単という謳い文句です。50Hzは4.5〜7畳、60Hzは5〜8畳が適用畳数で、そこまで広すぎない部屋への設置を想定しています。
冷房能力の検証では、運転から10分後に部屋の四隅の室温が平均27.4℃まで下がり、トップクラスの下がり幅でした。途中で送風運転に切り替わったものの、30分後にはさらに約1.2℃低下。帰宅後すぐに部屋を涼しくしたい人にうってつけです。途中でコンプレッサーが停止するぶん電気代も抑えられ、1時間あたりの電気代の目安は11.2円。こちらもトップクラスの安さです。
窓用エアコンのなかでは珍しく、熱交換機を洗えるのもメリット。市販のエアコンスプレーで楽にお手入れができます。内部乾燥機能はないので、シーズンオフや長時間の冷房・除湿運転使用後は、送風モードで内部をしっかりと乾燥させましょう。
1時間ごとに最大12時間まで設定ができるオン・オフタイマーや、リモコンが付属しており、使い勝手も文句なし。取りつけの動画解説や丁寧なチェックリストが用意されているので、設置にも困りにくいといえます。
風量を最も強くしたときの運転音は51.2dBと、窓用エアコンとしては標準的。壁掛けエアコンのように静かとはいえませんが、昼間ならそれほど気になりません。電気代を抑えつつ部屋をしっかりと涼しくできる商品です。窓用エアコンの冷房能力に不安がある人でも満足できるでしょう。ぜひチェックしてくださいね。
暖房畳数(50Hz/木造和室目安) | |
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暖房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | |
暖房畳数(60Hz/木造和室目安) | |
運転音(公称値) | 50Hz:室内機54dB、室外機63dB/60Hz:室内機55dB、室外機64dB |
暖房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | |
幅(公称値) | 36.0cm |
奥行(公称値) | 23.0cm |
高さ(公称値) | 75.0cm |
重量(公称値) | 22.0kg |
幅(実測値) | 35.7cm |
奥行(実測値) | 23.0cm |
高さ(実測値) | 77.0cm |
重量(実測値) | 21.4kg |
消費電力(公称値) | 50Hz:660W/60Hz:735W |
取り付け可能な窓の高さ(別売延長窓枠) | 140~190cm |
取り付け可能な窓の開き幅 | 43cm |
吹き出し口の位置 | 右側 |
APF | 50Hz:2.5/60Hz:2.7 |
暖房能力(60Hz) | |
暖房能力(50Hz) | |
ドレン水除菌 | |
除湿機能 | |
室内換気機能 | |
マイナスイオン発生可能 |
コイズミ ルームエアコン(冷房除湿専用)KAW-1941/Wの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
冷房畳数(50Hz/木造和室目安) | 4.5畳 |
---|---|
冷房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 7畳 |
冷房畳数(60Hz/木造和室目安) | 5畳 |
冷房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 8畳 |
冷暖房対応 | |
コンプレッサー運転中の運転音(実測値) | 47.4dB |
良い
気になる
トヨトミの「窓用エアコン TIW-A1824」は、運転音が控えめで、部屋の隅々までしっかり冷やせるすぐれもの。風量を最も強くして運転音を測定したところ、47.4dBと静かでした。壁掛けエアコンに比べると大きめですが、窓用エアコンにしてはかなり抑えられています。
冷房能力も上々です。30分間冷房運転したところ、四隅の平均室温は約3.3℃低下。吹き出し口が中央にあるセンター吹き出しなので、部屋の奥までしっかりと風を送れました。畳数の目安も50Hzで4.5~7畳、60Hzで5~8畳と大きめなので、縦長の部屋にも向いています。
内部乾燥運転を自動でできるのも強み。冷房・除湿運転後、自動で内部の水分を飛ばしカビなどの発生を予防します。リモコンつきで使い勝手も良好。さらに、オン・オフタイマーや冷えすぎを防ぐおやすみタイマーもあり、シーンに応じた使い分けが可能です。
一方、取りつけのしやすさの面では、手で回せるネジが1つもなく低評価に。取りつけ動画が用意されていないのもネックです。本体が22.3kgと重いこともあり、取りつけられる自信がない人は業者に依頼したほうがよいかもしれません。冷房専用の窓用エアコンのなかでは本体価格が高いため、初期費用にいくらかかるかは計算しておいたほうがよいでしょう。
とはいえ1時間あたりの電気代の目安は15.5円と良好で、ランニングコストはそれほどかかりません。部屋をしっかり冷やせてできるだけ静かに過ごせるものがほしい人は、要チェックです。
暖房畳数(50Hz/木造和室目安) | |
---|---|
暖房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | |
暖房畳数(60Hz/木造和室目安) | |
運転音(公称値) | 音響パワーレベル(内):55・57dB、(外):59・62dB/音圧パワーレベル(内):44・46dB、(外):48・51dB |
暖房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | |
幅(公称値) | 36.1cm |
奥行(公称値) | 27.5cm |
高さ(公称値) | 74.2cm |
重量(公称値) | 23.0kg |
幅(実測値) | 36.0cm |
奥行(実測値) | 28.0cm |
高さ(実測値) | 75.5cm |
重量(実測値) | 22.3kg |
消費電力(公称値) | 50Hz:575W/60Hz:674W |
取り付け可能な窓の高さ(別売延長窓枠) | 140~192cm |
取り付け可能な窓の開き幅 | 41cm |
吹き出し口の位置 | 中央 |
APF | 2.4 |
暖房能力(60Hz) | |
暖房能力(50Hz) | |
ドレン水除菌 | |
除湿機能 | |
室内換気機能 | |
マイナスイオン発生可能 |
冷房畳数(50Hz/木造和室目安) | 4畳 |
---|---|
冷房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 6畳 |
冷房畳数(60Hz/木造和室目安) | 4.5畳 |
冷房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 7畳 |
冷暖房対応 | |
コンプレッサー運転中の運転音(実測値) | 50.8dB |
良い
気になる
コロナの「ReLaLa ウインドエアコン CW-1624R(WS)」は、部屋がそれほど広くない人や安価な窓用エアコンがほしい人なら検討の余地があります。畳数の目安は、50Hzで4~6畳・60Hzで4.5~7畳です。
冷房能力の検証では、運転から10分後に部屋の四隅の平均室温が約1.4℃、30分後には約3.6℃低下しました。一気に冷やすのはあまり得意ではありませんが、確実に涼しさは感じられるでしょう。ただし、部屋の奥では左右差が1℃以上あったので、狭い部屋での使用をおすすめします。
使い勝手はよく、1時間単位で最大12時間までのオン・オフタイマー設定が可能。オフタイマー設定時はおやすみ自動運転に切り替わり、就寝後に冷えすぎないよう自動で設定温度を徐々に上げられます。ノンドレン式でお手入れも簡単。手動ですが内部乾燥機能もあり、シーズンオフの際に重宝しそうです。
取りつけの動画解説があり、説明書のQRコードを読み取るだけで確認できるため、設置には困りません。説明書には、部品の説明や設置後のチェックリストを記載。手で回せるネジも多いため、工具に慣れていない人でも扱いやすいでしょう。
最大風量での運転音は50.8dBとやや大きく、静音性はいまひとつでしたが、総合的に見て不満が少ない商品といえます。価格は4万円台と窓用エアコンのなかでは手頃。かつ1時間使用時の電気代が約13.6円と安いのも魅力です。一人暮らしなど狭い部屋で手軽にエアコンを使いたいなら、要チェックでしょう。
暖房畳数(50Hz/木造和室目安) | |
---|---|
暖房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | |
暖房畳数(60Hz/木造和室目安) | |
運転音(公称値) | 50Hz:室内機51dB、室外機57dB/60Hz:室内機53dB、室外機59dB |
暖房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | |
幅(公称値) | 33.5cm |
奥行(公称値) | 24.0cm |
高さ(公称値) | 75.0cm |
重量(公称値) | 21.5kg |
幅(実測値) | 33.0cm |
奥行(実測値) | 25.0cm |
高さ(実測値) | 76.2cm |
重量(実測値) | 21.9kg |
消費電力(公称値) | 50Hz:550W/60Hz:635W |
取り付け可能な窓の高さ(別売延長窓枠) | テラス窓用取付枠:140〜190cm/テラス窓用取付枠L:170〜220cm |
取り付け可能な窓の開き幅 | 38cm以上 |
吹き出し口の位置 | 右側 |
APF | 不明 |
暖房能力(60Hz) | |
暖房能力(50Hz) | |
ドレン水除菌 | |
除湿機能 | |
室内換気機能 | |
マイナスイオン発生可能 |
コロナ リララウインドエアコン 冷房専用シリーズ CW-1624Rの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
冷房畳数(50Hz/木造和室目安) | 4.5畳 |
---|---|
冷房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 7畳 |
冷房畳数(60Hz/木造和室目安) | 5畳 |
冷房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 8畳 |
冷暖房対応 | |
コンプレッサー運転中の運転音(実測値) | 49.6dB |
良い
気になる
ハイアールジャパンセールスの「ハイアール 窓用ルームエアコン JA-18Z」は、できるだけ予算は抑えつつ冷房能力は妥協したくない人にぴったりです。室温30℃の部屋で冷房運転をしたところ、30分後には四隅の平均室温が25.7℃まで低下。吹き出しの風速は4.5m/sに達し、パワフルな風で部屋全体をしっかりと冷やせます。適用畳数は鉄筋7~8畳/木造4.5~5畳なので、リビング以外のサブ機として取り入れるのもよいでしょう。
手で回せるネジが多く使われており、取りつけやすさも良好。静止画を使用した取りつけ動画も公開されており、スムーズに進められるでしょう。ノンドレン式なので、お手入れも簡単です。内部乾燥機能はありませんが送風機能は搭載しているので、シーズンオフの際にうまく活用してくださいね。
注意したいのは電気代の高さです。パワフルなぶん検証した30分での電気代は約8.4円と上位商品には及ばない結果に。1日8時間使用した場合、1か月の電気代は約4,018円かかる計算なので、毎日長時間使用するのは避けたほうがよいでしょう。さらに、冷房強モードの運転音が49.6dBあり、静音性も優れてはいません。
暖房畳数(50Hz/木造和室目安) | |
---|---|
暖房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | |
暖房畳数(60Hz/木造和室目安) | |
運転音(公称値) | 50Hz:室内機55dB、室外機64dB/60Hz:室内機57dB、室外機64dB |
暖房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | |
幅(公称値) | 33.5cm |
奥行(公称値) | 25.6cm |
高さ(公称値) | 77.0cm |
重量(公称値) | 23.0kg |
幅(実測値) | 33.3cm |
奥行(実測値) | 24.0cm |
高さ(実測値) | 76.8cm |
重量(実測値) | 22.2kg |
消費電力(公称値) | 50Hz:610W/60Hz:710W |
取り付け可能な窓の高さ(別売延長窓枠) | 141~200.5cm |
取り付け可能な窓の開き幅 | 38cm以上 |
吹き出し口の位置 | 右側 |
APF | 2.4 |
暖房能力(60Hz) | |
暖房能力(50Hz) | |
ドレン水除菌 | |
除湿機能 | |
室内換気機能 | |
マイナスイオン発生可能 |
冷房畳数(50Hz/木造和室目安) | 4畳 |
---|---|
冷房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 6畳 |
冷房畳数(60Hz/木造和室目安) | 4.5畳 |
冷房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 7畳 |
冷暖房対応 | |
コンプレッサー運転中の運転音(実測値) | 50.3dB |
良い
気になる
小泉成器の「KOIZUMI ルームエアコン KAW-1642/W」は、それほど広くない部屋で、電気代を抑えて使いたいなら選択肢のひとつになります。冷房能力の検証では、部屋の四隅の平均室温が10分後に約1.2℃、30分後に約2.9℃低下しました。50Hzの適応畳数は4~6畳、60Hzでは4.5~7畳なのもあり、狭い部屋であればしっかりと冷房効果を実感できるでしょう。
30分稼動させた際の積算消費電力が0.2kWhと小さく、窓用エアコンのなかでは電気代を抑えられるのもメリット。1時間あたりの電気代の目安は12.4円で、1日8時間使用しても1か月あたり3,000円以内に収まります。1時間ごとに1~12時間まで設定可能なオン・オフタイマーつきで、消し忘れを防げるのもうれしいポイントです。
公式の取りつけ動画やチェックリストがあり、設置も簡単。ただし、手で簡単に回せるネジは1つもないため、取りつけ前にドライバーがあるか確認しておいてください。ノンドレン式なので、お手入れにそれほど手間はかかりません。内部乾燥機能はないので、シーズンオフ時には送風機能で内部をしっかり乾燥させてくださいね。
電気代と冷房能力のバランスを重視する人は選択肢のひとつとなるでしょう。とはいえ、冷風の強モード使用時の運転音は50.3dBと大きく、特筆すべき長所はあまりないため、同社の「KOIZUMI ルームエアコン KAW-1941/W」かハイアールの「ハイアール 窓用ルームエアコン JA-18Z」がおすすめです。
暖房畳数(50Hz/木造和室目安) | |
---|---|
暖房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | |
暖房畳数(60Hz/木造和室目安) | |
運転音(公称値) | 50Hz:室内機54dB、室外機63dB/60Hz:室内機55dB、室外機64dB |
暖房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | |
幅(公称値) | 36.0cm |
奥行(公称値) | 23.0cm |
高さ(公称値) | 75.0cm |
重量(公称値) | 約22kg |
幅(実測値) | 35.9cm |
奥行(実測値) | 23.0cm |
高さ(実測値) | 77.0cm |
重量(実測値) | 21.5kg |
消費電力(公称値) | 50Hz:580W/60Hz:660W |
取り付け可能な窓の高さ(別売延長窓枠) | 140~190cm |
取り付け可能な窓の開き幅 | 43cm以上 |
吹き出し口の位置 | 右側 |
APF | 2.5 |
暖房能力(60Hz) | |
暖房能力(50Hz) | |
ドレン水除菌 | |
除湿機能 | |
室内換気機能 | |
マイナスイオン発生可能 |
冷房畳数(50Hz/木造和室目安) | 4.5畳 |
---|---|
冷房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 7畳 |
冷房畳数(60Hz/木造和室目安) | 5畳 |
冷房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 8畳 |
冷暖房対応 | |
コンプレッサー運転中の運転音(実測値) | 52.0dB |
良い
気になる
コロナの「ReLaLa ウインドエアコン 冷暖房兼用タイプ CWH-A1824R(W)」は、窓用エアコンとしては珍しい冷暖房兼用タイプ。部屋に暖房機器がない人は重宝するでしょう。50Hzの場合、冷房は4.5~7畳・暖房は4~5畳に対応しています。
肝心の冷房能力は十分。30分間の冷房運転後、部屋の四隅の温度は平均で約3.8℃低下し、吹き出し口そばの風速は5.2m/sでした。壁に取りつけるエアコンとそれほど差はなく、十分な冷房能力を備えています。
1~12時間のオン・オフタイマーやおやすみ自動運転機能を搭載し、使い勝手も優秀。暖房機能のほか除湿機能もついており、評価を伸ばしました。
動画で取りつけ方法を確認できるのもメリット。さらに一部のネジは手で楽に回せます。ただし、ドレン工事が必要なのは難点。お手入れの際には、ドレン水を処理しなければならず手間がかかります。
1時間使用した場合の電気代は約16.1円と安いとはいいがたいレベル。加えて、冷風の強モード使用時の運転音は52.0dBと大きく、就寝時に使うと少し気になるかもしれません。本体の価格もやや高いため冷房機能だけしか必要のない人には向きませんが、窓用エアコン1台で暖房も冷房もまかないたいなら検討の余地があります。
暖房畳数(50Hz/木造和室目安) | 4畳 |
---|---|
暖房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 5畳 |
暖房畳数(60Hz/木造和室目安) | 5畳 |
運転音(公称値) | 50Hz:室内機57dB、室外機65dB/60Hz:室内機57dB、室外機66dB |
暖房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 6畳 |
幅(公称値) | 36.0cm |
奥行(公称値) | 26.3cm |
高さ(公称値) | 78.0cm |
重量(公称値) | 24.0kg |
幅(実測値) | 35.9cm |
奥行(実測値) | 26.0cm |
高さ(実測値) | 79.8cm |
重量(実測値) | 24.0kg |
消費電力(公称値) | 50Hz:冷房640W、暖房630W/60Hz:冷房755W、暖房750W |
取り付け可能な窓の高さ(別売延長窓枠) | 140〜190cm |
取り付け可能な窓の開き幅 | 49.5cm以上 |
吹き出し口の位置 | 右側 |
APF | 2.3 |
暖房能力(60Hz) | 2.2kW |
暖房能力(50Hz) | 1.8kW |
ドレン水除菌 | |
除湿機能 | |
室内換気機能 | |
マイナスイオン発生可能 |
冷房畳数(50Hz/木造和室目安) | 4畳 |
---|---|
冷房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 6畳 |
冷房畳数(60Hz/木造和室目安) | 4.5畳 |
冷房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 7畳 |
冷暖房対応 | |
コンプレッサー運転中の運転音(実測値) | 47.4dB |
良い
気になる
トヨトミの「窓用ルームエアコン TIW-A1624」は、あまり広くない部屋で静かに使えるものがほしい人なら候補になるかもしれません。冷房運転の強モードで運転音を測定したところ、47.4dBと窓用エアコンのなかでは小さめでした。音が気になってなかなか購入に踏み切れない人には、うれしいポイントといえます。
自動で内部を乾燥する機能があるのも強み。冷房・除湿運転後は溜まった水分を送風運転で蒸発させ、カビの発生を予防でき、お手入れの負担を軽減できますよ。また、オン・オフタイマーは30分~12時間までで、1時間単位の設定が可能。冷えすぎを防ぐおやすみタイマーもあり、使い勝手は優秀です。
冷房能力の検証では、30分間運転後部屋の四隅の平均室温が約26.6℃。ただし、10分経過時点で約28.5℃にとどまったため上位商品よりも評価は伸び悩みました。つけてすぐに涼しさを実感したい人には向かないでしょう。さらに、1時間あたりの電気代の目安が16.1円と、やや高いのも気になります。
すべてのネジが手で回せるタイプではないためドライバーが必要で、さらに本体をパッキンよりも奥に押し込まないといけないため力も必要。動画つきの解説がなく、説明書のみで作業しなければならないのも難点です。
畳数の目安は4~6畳(50Hz)/4.5~7畳(60Hz)とありますが、冷房能力がそれほど高くないため、部屋が広い人は同社の「TIW-A1824」を選んだほうが無難でしょう。
暖房畳数(50Hz/木造和室目安) | |
---|---|
暖房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | |
暖房畳数(60Hz/木造和室目安) | |
運転音(公称値) | 音響パワーレベル(内):50・52dB、(外):57・59dB /音圧パワーレベル(内):39・41dB、(外):46・48dB |
暖房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | |
幅(公称値) | 36.1cm |
奥行(公称値) | 27.5cm |
高さ(公称値) | 74.2cm |
重量(公称値) | 22.0kg |
幅(実測値) | 35.7cm |
奥行(実測値) | 27.6cm |
高さ(実測値) | 75.5cm |
重量(実測値) | 21.7kg |
消費電力(公称値) | 50Hz:523W/60Hz:598W |
取り付け可能な窓の高さ(別売延長窓枠) | 140~192cm |
取り付け可能な窓の開き幅 | 41cm以上 |
吹き出し口の位置 | 中央 |
APF | 不明 |
暖房能力(60Hz) | |
暖房能力(50Hz) | |
ドレン水除菌 | |
除湿機能 | |
室内換気機能 | |
マイナスイオン発生可能 |
冷房畳数(50Hz/木造和室目安) | 4.5畳 |
---|---|
冷房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 7畳 |
冷房畳数(60Hz/木造和室目安) | 5畳 |
冷房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 8畳 |
冷暖房対応 | |
コンプレッサー運転中の運転音(実測値) | 49.5dB |
良い
気になる
コロナの「ReLaLa ウインドエアコン CW-FA1824R(W)」は、取りつけを自分でしたい人におすすめ。手で回せる大きなネジが多く、パッキンが窓側にあるので、窓枠をスムーズに固定できます。説明書のQRコードからアクセスできる取りつけ動画もわかりやすく、簡単に設置できるでしょう。
オン・オフタイマーが1時間ごとに1~12時間まで設定でき、使い勝手は優秀です。除湿機能もついており、湿気が気になる時期にも活躍します。排水処理が不要のノンドレン式でお手入れも簡単。手動の内部乾燥機能もあり、カビやにおいの発生を予防できますよ。
冷房能力の検証では、部屋の四隅の平均温度が運転10分後は約28.4℃、30分後は約26.9℃でした。窓用エアコンのなかでは出力は大きいものの、部屋をそこまで冷やしきれません。適用畳数も50Hzで4.5~7畳、60Hzで5~8畳と壁に取りつける通常のエアコンと比べると大きくはないので、広い部屋での使用には不向きです。
1時間あたりの電気代の目安は16.1円と高め。また、冷風の強モード使用時の運転音は49.5dBと大きめで、静かとはいえません。テレビを見ているときや就寝時には、音が気になる場合もあるでしょう。
取り付けしやすく、使い勝手のよさも魅力ですが、肝心の冷房能力は上位商品にはおよびません。本体価格や電気代も安いとはいえず、部屋を効率よく冷やしたい人はほかの商品を検討してみましょう。
暖房畳数(50Hz/木造和室目安) | |
---|---|
暖房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | |
暖房畳数(60Hz/木造和室目安) | |
運転音(公称値) | 50Hz:室内機51dB、室外機57dB/60Hz:室内機53dB、室外機59dB |
暖房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | |
幅(公称値) | 33.5cm |
奥行(公称値) | 24.0cm |
高さ(公称値) | 75.0cm |
重量(公称値) | 21.5kg |
幅(実測値) | 33.2cm |
奥行(実測値) | 24.4cm |
高さ(実測値) | 75.0cm |
重量(実測値) | 22.2kg |
消費電力(公称値) | 50Hz:595W/60Hz:700W |
取り付け可能な窓の高さ(別売延長窓枠) | 170~220cm |
取り付け可能な窓の開き幅 | 38cm以上 |
吹き出し口の位置 | 右側 |
APF | 不明 |
暖房能力(60Hz) | |
暖房能力(50Hz) | |
ドレン水除菌 | |
除湿機能 | |
室内換気機能 | |
マイナスイオン発生可能 |
冷房畳数(50Hz/木造和室目安) | 4畳 |
---|---|
冷房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | 6畳 |
冷房畳数(60Hz/木造和室目安) | 4.5畳 |
冷房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | 7畳 |
冷暖房対応 | |
コンプレッサー運転中の運転音(実測値) | 54.9dB |
良い
気になる
ハイアールジャパンセールスの「ハイアール 窓用 ルームエアコン JA-16Z」は、4.5万円前後と価格は安めですが、冷房能力はそれほど高くありません。検証では、10分間稼動後の室温が29℃台にとどまったため低評価に。30分後でも約27.1℃とほかの商品に及びませんでした。適用畳数は鉄筋の場合で6~7畳とあり、広い部屋ではより涼しさを実感できないかもしれません。
風量を最大にしたときの運転音が54.9dBと大きく、静音性もいまひとつ。就寝時の使用は避けたほうがよいでしょう。一方、取りつけは比較的簡単。窓枠の長さ調節・サッシに取りつける際に使うネジは、手で簡単に回せます。静止画の取りつけ解説をネットで容易に検索できるのも利点です。
オン・オフタイマーを備え使い勝手は高評価を獲得。1~12時間まで1時間単位で設定が可能です。除湿機能つきで湿度が気になる季節にも活躍します。送風機能を使えばお手入れも楽々。ノンドレン式で、排水処理が不要なのもうれしいポイントです。
使いやすく本体価格の安さは魅力的ですが、1時間使用した場合の電気代は15.5円と上位商品には届かない結果に。節約にはつながりにくく、トータルで見ると価格のメリットはそれほどありません。長期的な満足度を考えると、もう少し予算を上げて冷房能力が高い商品を選んだほうがよさそうです。
暖房畳数(50Hz/木造和室目安) | |
---|---|
暖房畳数(50Hz/鉄筋洋室目安) | |
暖房畳数(60Hz/木造和室目安) | |
運転音(公称値) | 50Hz:室内機55dB、室外機64dB/60Hz:室内機57dB、室外機64dB |
暖房畳数(60Hz/鉄筋洋室目安) | |
幅(公称値) | 33.5cm |
奥行(公称値) | 25.6cm |
高さ(公称値) | 77.0cm |
重量(公称値) | 23.0kg |
幅(実測値) | 33.3cm |
奥行(実測値) | 23.6cm |
高さ(実測値) | 76.9cm |
重量(実測値) | 22.4kg |
消費電力(公称値) | 50Hz:525W/60Hz:600W |
取り付け可能な窓の高さ(別売延長窓枠) | 141~200.5cm |
取り付け可能な窓の開き幅 | 38cm以上 |
吹き出し口の位置 | 右側 |
APF | 2.4 |
暖房能力(60Hz) | |
暖房能力(50Hz) | |
ドレン水除菌 | |
除湿機能 | |
室内換気機能 | |
マイナスイオン発生可能 |
マイベストではベストな窓用エアコンを「涼しいうえに電気代も抑えられ、狭い部屋向けの安価なエアコンとして十分に機能する商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の窓用エアコン9商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:冷房能力の高さ
検証②:電気代の安さ
検証③:静音性の高さ
検証④:取りつけのしやすさ
検証⑤:使い勝手のよさ
検証⑥:お手入れのしやすさ
今回検証した商品
冷房能力が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「窓用エアコンの周辺だけでなく、部屋の反対の隅までしっかり冷える商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
クーラー・ヒーターを使用して運転前の室温を統一したあと、外気が入らないよう部屋の入口を塞ぎ、窓用エアコンを30分冷房運転。自動で温度と湿度を記録できる温湿度ロガーを部屋の四隅と中央で床から1mの高さに設置し、10秒ごとに温度と湿度を測定・記録しました。運転開始10分後・30分後の平均室温が低いものほどおすすめとしてスコア化しています。
電気代を安く抑えられる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「エアコン並に消費電力のコントロールが利くので、メイン冷房としてガンガン使える商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
クーラー・ヒーターを使用し、運転前の室温を統一。外気が入らないよう部屋の入口を塞いだ状態で、窓用エアコンを30分冷房運転しました。30分間での積算消費電力量をワットモニターを用いて記録し、電気代が安いものほどおすすめとしてスコア化しています。
静音性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「音に敏感な人も就寝中にも使えるほど静かな商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
窓用エアコンから1m離れたところで、10秒稼動させた際の平均運転音を測定しました。35dBを上限に、静かなものほどおすすめとしてスコア化しています。
取りつけがしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「DIYが苦手でもスムーズに設置できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
使い勝手がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「窓用エアコンとしての使いやすさだけでなく、暖房や除湿などの機能も充実している商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
年々夏の暑さが増す昨今。どうせ窓用エアコンを使うなら、より効率よく部屋を冷やしたいでしょう。
暑い夏を快適に過ごすには、まず部屋を無用に暖めないことが大切です。夏の部屋の暑さには、実は窓からの日射が大きく影響しており、たとえカーテンやブラインドで日除け対策をしたとしても、カーテンやブラインド自体が窓ガラスを通過した光を吸収して熱をもち、室内側に熱を放つ(熱放射)ため、暑さは解消されません。すだれ(簾)やよしず(葭簀)など、窓の外を覆うようにして日射を遮るようにすれば、室内側に放たれる熱が半分以下に減らせますよ。
これは、窓用エアコンの省エネにも高い効果があります。
たとえ窓の内側で日射を遮る方法しか選択できない場合であっても、熱を保持している窓まわりのカーテンやブラインドに対し、窓用エアコンからの冷気をサーキュレーターで届けて熱を取り除くようにすれば効果はあります。窓用エアコンを買ったけれどいまいち効きが悪いという人や、より電気代を抑えたいという人は意識してくださいね。
窓から入ってきた日射は熱に変わります。日射の対策を何も取らないと、窓ガラスからの発熱を除去するためにエアコンを動かすような形になり非効率。暑いと感じるとついよりスペックの高い冷房がほしくなりがちですが、まずは日射の対策を取ってみてくださいね。
1位: 小泉成器|KOIZUMI|ルームエアコン|KAW-1941/W
2位: トヨトミ|窓用エアコン|TIW-A1824
3位: コロナ|ReLaLa|ウインドエアコン|CW-1624R(WS)
4位: ハイアールジャパンセールス|ハイアール|窓用ルームエアコン|JA-18Z
5位: 小泉成器|KOIZUMI|ルームエアコン|KAW-1642/W
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