2.5インチSSDのおすすめ人気ランキング【2025年】

データ容量は用途にあわせて選びましょう。以下ではそれぞれの用途で必要な容量の目安を紹介します。

転送速度が早いものを選ぶために、読み書き速度は500〜600MB／sを目安にしてください。SSDの速度は、主に接続規格に依存します。2.5インチSSDの接続規格はSATA接続で、SATA接続の最大速度は500〜600MB／s程度です。

そのため、読み書き速度が500〜600MB／sのものを目安にピックアップし、より数値が高いものを選ぶとよいでしょう。

転送速度は、容量が大きいほど速いともいわれています。SSDは、データを保存する半導体であるフラッシュメモリーチップを複数個並列で読み書きすることで、転送速度の速さを担保する仕組みです。そのため、フラッシュメモリーチップの個数が多い大容量製品の方が転送速度が速い傾向があります。

ただし、容量が大きいほど価格が高くなる点には注意してください。多少高額でも転送速度の速さにこだわりたい人は、できる限り容量が大きいものを候補にするとよいでしょう。

既存データを新しいSSDに移行したいなら、クローンソフトが使用できるSSDを購入しましょう。データの移行作業は手作業でも可能ですが、時間がかかるうえに、不具合が生じる可能性があります。スムーズに手間なく移行作業を行いたいなら、クローンソフトを使用してください。

SSDをできるだけ長く使用するために、MTTF・TBWの値に注目してください。MTTFは、使用開始から故障に至るまでの平均時間のことです。

TBWは総書込バイト数のことで、SSDに書き込み可能な回数の上限を指します。たとえば、容量800GB・TBW1600の場合、一度800GBのデータを書き込み、その後すべてのデータを消してもう一度800GBまで書き込みが可能です。

複数商品で迷った際は、MTTF・TBWの数値を参考にして、できるだけ数値が大きいものを購入するとよいでしょう。ただし、これらの数値はあくまで目安の数値です。SSDの寿命は使用環境にも影響を受けるため、無駄なデータ保存を減らす、デバイスを使用しないときはシャットダウンをするなどの工夫も行いましょう。

2.5インチSSDを購入するなら、有名メーカーから選ぶのもひとつの手です。ここでは、代表的なメーカーであるCrucial・KIOXIA・SAMSUNGを紹介します。

Crucialは世界最大のメモリメーカーといわれており、品質の高さが魅力。自社工場でSSDを製造し、数百回にも及ぶ品質検査・1,000時間を超える耐久テストを行うなど、品質を担保するための工夫が多いのが特徴です。とにかく品質を重視したい人は、Crucialが候補になるでしょう。

KIOXIAは日本の半導体メーカー。9種類と豊富なラインナップがあり、幅広いニーズに対応しているのが魅力です。また、日本国内の工場で製造されたフラッシュメモリを使用してssdを製造しているため、日本製にこだわりたいなら候補の1つになるでしょう。

SAMSUNGは韓国のテクノロジー企業で、最新の性能を積極的にSSDに搭載させているのが特徴です。近年では、指紋認証付きの外付けSSDや、メモリセルを何層も積み上げる「3次元V-NAND」技術を用いて、より高速化した商品が発売されています。最新の性能に触れたい人は、SAMSUNGのSSDを選んでみてください。

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