今回は、Motorz編集部員ヤマトとEJが、ZC33Sスイフトスポーツのドレスアップにチャレンジ! 使ったのは長野県のメーカー、AQUAのステッカーやフィルムです。全てを貼り終えると、車検NGのイベント専用車になってしまい……!?
ZC33Sスイフトスポーツのドレスアップにチャレンジ
モタガレへの問い合わせが多い、AQUAのステッカーやフィルム。
このステッカーやフィルムについての問い合わせ内容は、「ショップに頼んで取り付けたいです」や、「ステッカーを貼るのが難しい」といったものがほとんど。
そんなユーザーの疑問に応えるべく、ヤマトとEJは実際に車体にステッカーを貼り、その難易度を検証してみることにしました。
今回使用する車は、EJの愛車であるZC33Sスイフトスポーツです。
編集部内でも特に不器用とされるこの2人、果たして上手くステッカーを貼れるのでしょうか?
今回使うステッカーやフィルム
今回は、「ステアリングスイッチシート」や「エアコンダクトベゼルセンターシート」など、おもに内装に関するステッカーを貼ってみます。
これらは、ドアステップの傷を防止し、カーボン風に仕上げる「ドアステップ傷防止シート」や、「フォグランプレンズフィルム」、「ヘッドライトフィルム」など、傷の防止や外装を彩ることを目的としたものです。
ヘッドライトフィルムやフォグランプレンズフィルムなどは、あくまでイベント用なので、使用中は車検に通らなくなるので注意してください。
実際にスイフトスポーツに貼ってみた
さて、ここからは実際にスイフトスポーツにステッカーを貼っていきます。
最初は小さい箇所からステッカーを貼っていき、そこから大きい場所に移るというやり方で、作業を進めていきました。
まずはステアリングスイッチシートとホーンボタンシートから。
シートを貼るときは、必ず吸着面についたゴミや油を取り除きましょう。
最初にステアリング周りのホコリを綺麗にし、パーツクリーナーを使って脱脂します。
施行後は、接着剤が乾き切るまでに24時間かかるので、その間に水をかけることは厳禁です。
ステッカーやシートを貼る際のポイントは、中心から外側に向かって空気を押し出すように貼ること。
この注意点を守れば、綺麗に貼ることが可能です。
ステアリングスイッチシートも、スイッチ類を避けることに注意すれば、綺麗に貼れます。
ちなみにこのシートはホーンボタンの下側まで貼ることになるので、マイナスドライバーのような道具があれば便利です。
反対側も貼り付け完了。
シートを貼り付ける前と後では、はっきりと見栄えに違いが出ます。
続いて貼るのは、エアコンベゼルシート。
この銀色の縁に、貼り付けます。
貼り付け後は印象が、がらりと変わります。
シフトノブ周りに貼り付けるピアノブラックシートは、貼る前にしっかりと脱脂をすることと、傷がつきやすいので擦らないようにすることが注意点です。
シフトベゼルは内側に傾斜しているので、ピアノブラックシート自体を倒して貼る必要があります。
そのため先の2つと比べ、貼るときの難易度は少し高め。
ただ、ピアノブラックシート自体が伸びやすい素材なので、四隅に浮きが出てしまったとしても、シート全体が突っ張っていれば、四隅を指で軽く押してやることで、対処可能です。
あとは、指の腹側で全体を軽く撫でればOK。
一部分だけ剥がす必要が出た場合は、カッターの刃先を当てれば、その箇所が捲れるので、調整後にもう一度指で、しっかりと押しましょう。
続いて、ドアステップ傷防止シート。
こちらも2、3分で作業を終える事ができました。
ドアパネル傷防止シートもしわを伸ばしながら、スピーカーの縁に合わせて貼っていきます。
後部座席側も貼り付け完了。
最後は、ライト類にフィルムを貼る作業です。
このフォグランプ用フィルムは、Dと書かれている側がドライバーシート側用で、Pと書かれている側がナビシート側用。
フォグランプを点けると、作業をしやすいのでおすすめです。
ドライバーシート側用フィルムは、貼り付けた後、フォグランプを黃色に変えると、緑色に光ります。
反対側も貼り付け。
最後にヘッドライトフィルムを貼り付ければ、これでライト類の作業も完了です。
最初は恐る恐る貼ることになると思うので、実際に作業をするときは、ライト類は10分ぐらいかかると想定しておいたほうが良いでしょう。
慣れれば3分ほどで、ライト類の作業も終えることができます。
まとめ
今回、Motorz編集部の中でも不器用とされる2人がチャレンジした、ステッカーとシート貼りカスタム。
結果としては綺麗に仕上げることができたので、「自分は不器用だからなぁ……」と思っている人でも、気軽に挑戦可能です!
今回の作業はあくまでイベント用であることを想定したものなので、公道を走るクルマにステッカーやシートを貼る場合は、ライト類のフィルムは貼らないでください。
もちろんヤマトとEJも、車検NGな状態のまま終わらせることはなく、きちんとライト類のフィルムを剥がして、車検に対応した状態に戻しました。
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