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こんにちは。渋谷の会社を退職したにも関わらず、毎週東京に来ています。

サラリーマンの伝家の宝刀「会社負担」を使わずに東京でビジネスホテルに泊まる際のノウハウについては以前の記事で書いた通りですが、最近気になる施設がオープンしたので試しに泊まって来ました。

秋葉原|施設一覧|ファーストキャビン FIRST CABIN ~飛行機のファーストクラスをイメージした新しいコンパクトホテル~
http://first-cabin.jp/locationlist/akihabara.html

感想をざっくり言うと、、

・音と鍵以外はよくあるカプセルホテルとは雲泥の差!
・ビジホの値段が上がる水・木曜日に使いたい
・お得なので客層が固まるまでの今はオススメ

ということで、以下レポートです。このFIRST CABIN(ファーストキャビン) はすでに羽田空港や京都、心斎橋にもあるので参考にしていただければ幸いです。

新しいのはあたりまえだけど広いのがイイ!

場所は秋葉原と岩本町の間の昭和通りを渡った側。この辺り安くて旨そうな一杯飲み屋多いですね。せんべろという言葉を最近知りました。
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そんな中ドーンとそびえ立つ青いビル。

エントランス写真は撮っていませんが、カプセルホテルともビジホともちょっと違う上品なカラオケ店のような雰囲気。と言っては失礼ですが、その名の通り飛行機のファーストクラスをイメージしたとかで、フロントもスタッフの対応も丁寧でした。

ここで渡されるのは各フロアのカードキーと室内貴重品入れの鍵と、、ヘッドホンスピーカー。なるほど、やっばりカプセルホテルですね。

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宿泊する部屋のある4階フロア。雰囲気が神田や新橋のカプセルホテルとは明らかに違います。そして何より空間が広い!
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エレベーターを降りてカードキーでフロアへ
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なにこの宇宙ぽさ。メトロイドだとパワーアップアイテムとか置いてありそう。
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カドを曲がると
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2階建てじゃないとまったくカプセル感ないですねー

今回はせっかくなので基本のビジネスクラス(3800円)から1ランク上のファーストクラス(4800円)に泊まりました。
(※1泊の値段はオープンキャペーン中の2013年7月現在の価格です)
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えーと、ここですかー、どきどき(鍵じゃないから間違えた部屋に入っても気づかなそうで心配)
h_roomおお、これはいかにも客室って感じの客室だ!
h_room5テーブル
h_room4ハンガー掛け
h_room6ベッドはセミダブルタイプでふかふか
h_room7部屋着はあんまりかっこよくありませんが、まあ快適だし問題なし
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右の壁。もちろんwifiフリーでした。
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左の枕元の壁。ファーストクラスの部屋にはコンセントが合計3つありました。これならば部屋の中でお仕事もできます。また、部屋ごとの空調の調節ができるようになっていました。
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心配だった貴重品入れですが、ファーストクラスだと、ベッド下の引き出しで十分な大きさがありました。これなら1〜2泊の荷物はまるごと入れておける。

h_room3ホテルじゃないので部屋の外に出るときの戸締りができません。ジャバラのカーテンを絞めて「在室中」プレートを出しておくだけ。(ここが不安だったらここの施設は使えないです!)

ということで、23区内の4000円クラスのビジネスホテルだと、ここよりも狭くて、もちろんそんなにキレイではない場所はいくらでもあります。そういう意味ではまったくもって満足満足。


施設がバッチリ

h_floor2ホテル全体はこんな感じ。女性用フロアと男性用フロアが分かれているのはカプセルホテル風ですね。
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シャワールーム:キレイ。
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大浴場:公式サイトより拝借しましたが実物のほうがいい感じ。スポーツジムのバスみたい。大人5〜6人が足を伸ばせるくらいの広さがあります。
h_toiletトイレ:スペースに余裕があります。
h_miller2洗面所:置いてある化粧品がおじさん用ポマードではなくてUNOのスキンケアタンクなあたり昭和型カプセルホテルとの違いが出てます。

その他は、コインランドリーが館内にあるのも気のきくビジホと同じで大変助かりました。


すこぶる快適なカプセルホテル、さてこれからは?

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まだオープンしたばかりで世の中のカプセルユーザーに知られていないからなのか、ホテルのブランディング戦略が上手くいっているからなのか、いろんなタイプのお客さんがいて、逆に所謂おじさんサラリーマンみたいな人はあまり見かけませんでした。

いわゆる「昭和のカプセルホテル」の雰囲気が皆無なのは若い世代には素晴らしいことです。僕がカプセルホテル最大の運試しであると思っている「夜中のおっさんのいびき」もなくぐっすり眠れました。広いお風呂にゆっくり浸かれたのも大きいですね。

ただ1点だけ気になったのは、自分の部屋の周りに外国人の方が泊まっていて、0時過ぎまで電話かFacetimeか何かで話している声がフロアに響いていたこと。これはよく訓練されたユーザーが集うカプセルホテルではありえないことです。

「音」に弱いカプセルホテルで文化の違いをどう説明するのか、これからどういう客層になってくるのかは、リピートする気になるかの大きなポイントですね。

ちなみに、標準の「ビジネスクラス」の部屋は、ベッド横のスペースがない分だけ一般的なカプセルホテルに近くなります。
h_plan鍵付き収納は「そこが開くのか!」」って場所ですね
h_bussiness撮った写真が暗くて分かりにくくてすいません。窮屈感はありそうですが、逆に言うとそれ以外はファーストクラスと何ら変わりありません。つまり他の客の音や声が聞こえるのはファーストもビジネスも同じです。寝るだけであれば1000円安いビジネスクラスで十分だと感じました。

ちなみに1Fにロビースペースがあったのでパソコンでなんか作業したい人はそこに行けば椅子とテーブルがあるので、風呂上りに部屋着でお仕事することも可能です。

ということで、あくまでカプセルホテルなことには間違いありませんが、ニーズによっては下手なビジホより快適なFIRST CABINでした。僕は、

・連泊ではないとき
・水・木で23区内に泊まりたい時
・がっつり仕事を持って帰らないとき

にはまた利用してみたいと思います。

追記:どうしても◯◯◯がガマンできない時には・・・

先日久々に利用したのですが、運が悪くヘッドフォンで爆音で音楽かけても突き抜けて聞こえてくるくらいの(というかちゃんと息できてるの?)イビキの方が隣室で、ほとんど眠ることができませんでした。

魔、カプセルホテルだから仕方ないよね、と思いつつ帰り際にフロントの方にやんわりと聞いたところ、そういった理由でも、部屋に空きがあれば移動は可能とのことでした。やっぱり便利なのでまた利用する気になりました!よかった!



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