先日、オーブントースターの買い換えを検討している記事を書きましたが、記事を更新した日のうちに機種選定を済ませて購入したのが、パナソニックの「コンパクトオーブン NB-DT51」です。
まだ、購入から1ヶ月も経っていませんが、既に「買って良かった!」とわりと絶賛状態なので、まずは購入報告を兼ねたファーストインプレッションをお伝えします。
パナソニック/NB-DT51を選んだ決め手は本体サイズと高機能
散々、スペックや付加機能を比較した割には、結局最終的な決め手は本体サイズ(奥行き)でした。実は記事を書いた後で置き場所にちょっとした制限があることが判明し(解決できないこともなかったのですが……)、タイガーや象印だと置き場所を見直す必要があったため、今回はコンパクトかつ高機能が魅力だったパナソニックに落ち着きました。
メーカー/型番 | 外寸(幅×奥行×高) | 庫内寸法(幅×奥行×高) |
パナソニック/NB-DT51 | 331×305×26mm | 260×250×105mm |
---|---|---|
象印/ET-GM30 | 395×345×225mm | 270×295×90mm |
タイガー/KAS-G130 | 377×385×245m | 325×270×100mm |
Aladdin CAT-GS13B | 350×295×235m | 310×235×87mm |
サイズ制限がなければ、妻はタイガー(KAS-G130)のコンベクション方式にかなり惹かれていたようで、私も料理用途が広がりそうなタイガーには魅力的に感じていましたが、キッチンの模様替えを検討するまでの気力が今回はありませんでした(笑)
NB-DT51が届いた/各部のあれこれ
Amazonでポチっとした日の翌日には自宅に到着。さすが速いですね。立方体ちっくな段ボールで確かにこの時点からコンパクトな気がします?
パカッと。
本体もキューブっぽくて、かわいいですね。
無印良品のオーブントースターに比べると横幅は小さくなりましたが、奥行きは少しだけ長くなりました。最近の高級オーブントースターってこの奥行きが軒並み大きいので、買い換えの場合は設置スペースを事前に確認しておくといいです。
パンくずトレイを引き出しました。そういえば以前のトースターでは受け皿を滅多に使わなかったので、ピザのチーズや揚げ物の油がこのトレイに落ちて、汚れが大変なことになってました。受け皿はちゃんと使った方がいいみたいです(今更)。
付属の受け皿ともち焼き網。見ての通り正方形で、庫内が正方形に近いことがよく分かります。受け皿の内寸は縦横23×23cmぐらい(多少使ってから撮影しているので少し汚れてます)。
付属のもち焼き網を焼き網の上に乗せた状態です。確かに焼き網に直接だと、膨らんで柔らかくなったもちが網にくっつくことがあったのであるといいのかも?
突然登場する我が家のグラタン皿。手前がレギュラーで奥がダイソーで買った予備(グラタンを多めに作って冷凍しておく在庫用)。
付属の受け皿を使い、2個並べて焼けることを確認。オッケーですね。
おっと、丸形だと少しはみ出してしまいますが……
その場合は焼き網に直接乗せればOKでしょう。以前のオーブントースターではずっとこれで焼いてましたし。
やはりそれなりにコンパクトなので、3人以上の家族や大きなピザ(受け皿の内寸だと直系23cmがギリ?)を焼きたい用途がある場合は、他メーカーも検討してみるといいかも。
NB-DT51で色々と焼いてみた
使う際は最初に電源ボタンをポチっと。オーブントースターはダイヤルタイマーを回せばいきなり使えるものしか知らなかったので、少々面倒な気もしましたが、この手の高機能トースターってだいたい電源スイッチが付いてるみたいです。
まずは基本のキ、トーストを焼きます。もちろんオートメニューにて。
焼いてます。
焼けました。焼き色調整も5段階でできますが、とりあえず「ふつう」設定です。写真を見ると奥と手前でムラがあるような……?(もう少し使ってから追加レポートします)
いただきます。まあ普通に美味しいトーストです。
自動メニューの総菜パンで総菜パン温め。パンに焦げ目が付くことなく、焼きたて風の総菜パンになりました。庫内のヒーターが定期的に付いたり消えたり、なんだか色々やってるみたい(雑)。
コロッケの再加熱は受け皿と餅焼き網のダブルで。少々面倒ですが揚げ物を加熱すると油がボタボタ下に垂れたりするんですよね(そして下のヒーターにつく)。
で、このコロッケの仕上がりが感動的にサクサク。大げさでなく揚げたてかと錯覚するレベル。以前のトースターだと焦げないように庫内を覗きながら出力調整していましたが、これも自動メニューお任せでOK。
ピザトーストも美味しく焼けました!(この焼き加減が素晴らしく、本機の評価が一気に上がった)
そしてグラタン…… 220℃設定で10分焼いてみます。
これは……!
完璧。久々にいい感じのグラタンが焼き上がった。
今回のグラタンの焼き上がりを見て、ここ数年我が家のトースターが既にダメになっていたことに改めて気付かされました。最大加熱で10分以上焼いていても途中でヒーターが消えて、全然焦げが付かなくなってしまっていたのですよね(パンは一瞬で焦げるくせに)。
Twitterで自分のID+グラタン検索をしたらここ2年ぐらいオーブントースターがかなり終わってたことがよく分かる…… よく我慢してたなこれ pic.twitter.com/ZTw9UFRw4y
— OKP (@iamadog_okp) 2019年9月17日
……といった感じで購入1ヶ月弱ではまだこの程度しか使えていませんが、今のとことかなり満足度は高いです。他にも気付いたこと、新たな調理を試したら都度本記事に追記していければと思います。
そんなNB-DT51、1ヶ月前よりも少し価格が上がってしまいましたが、恐らく市場在庫のみなので底値の見極めが難しいところですね。
パナソニック コンパクトオーブン ホワイト NB-DT51-W
- 発売日: 2017/02/01
- メディア: ホーム&キッチン
あとは置き場所に余裕があるならば象印(ET-GM30-BZ)が遂に8000円を切っていてめちゃくちゃお買い得。象印はデフォルトの焼き網が餅焼き対応なのがいいですよね。