JR東日本が2026年秋ごろ、モバイルSuicaを大幅にリニューアルします。
このリニューアルでは、コード決済や個人間のバリュー送金(チャージ済みの残高送金)、クーポン機能、地域限定のバリュー発行など、さまざまな機能が追加される予定です。
コード決済で2万円以上の買い物が可能に。ようやく高額決済に対応
JR東日本は“当たり前を超える”をキーワードに、Suicaをサービスからプラットフォームへと進化させる方針を打ち出しています。
その過程でSuicamp機能が順次アップグレードされていきます。
例えば、改札でSuicaをタッチすることなく通過できるサービスや、銀行口座やクレジットカードを紐づけることで、事前にチャージなしで利用できる「あと払い」の導入が予定されています。これらの新サービスは、今後10年内に提供されます。
特に注目すべき進化がコード決済と個人間送金の提供です。
これまでSuicaは上限額2万円までの買い物しかできず、利用できるのはコンビニや駅ナカの少額決済ぐらいでしたが、コード決済は上限2万円を超える高額決済も可能になります。大型家電の買い物やテーマパークなどチケットの支払いでもSuicaの残高から買い物ができます。
ただし、高額決済のために高額な残高チャージが必要になるため、コード決済が本格化するのは、チャージ不要で使えるあと払いの提供後になりそうです。
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