2月5日から6日にかけて、日本病院総合診療医学会の第1回総会が開催された。同学会は、日本総合診療医学会が日本プライマリ・ケア連合学会に合流することに反対した大学総合診療部の責任者が中心となって設立したものだ。専門性を持った総合医の育成をうたうが、日本総合診療医学会は、20年間かけても総合医育成の方向性を示せず、連合学会への合流を余儀なくされたという経過がある。大学病院における総合診療部の位置付けも下がる一方。日本病院総合診療医学会が医学界で一定の評価を得るために越えなければいけないハードルは高い。
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