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クレカの明細で発覚
クレジットカードの明細を確認したら、このような引き落としを見つけました。
さらにその2か月前の明細を確認していると、以下のような引き落としも見つかりました。
マカフィーと言えば、セキュリティソフト。
有名なソフトなので使ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
筆者が現在使っている2年前に購入したパソコンは「マカフィー」はダウンロードしていません。
「何だろうね」と家族で振り返っていたとき、
と夫が言いました。
捨てたパソコンのセキュリティソフトだった
以前使っていたパソコンにはたしかにマカフィーを入れていました。
そしてそのパソコンを購入して6年が経ち、そろそろ使い勝手が悪くなってきたので、2年前に買い替えたのです。
古いパソコンは捨てました。
ところが、この古いパソコンに入っていたセキュリティソフトの自動更新契約は、続いたままだったのです。
セキュリティソフトの全自動更新
セキュリティソフトを購入すると、使用するためにアカウントが作られます。
クレジットカードで購入した場合、アカウント内の「自動更新契約」のチェックボックスがオンになっているようです。
これを外さない限りは、1年ごとに製品の有効期限が切れるたびに、更新料としてクレジットカードから引き落とされます。
最新のウイルス対策のために、この更新作業自体は確かに必要なものです。
しかし、パソコンを捨てたり、セキュリティソフトをアンインストールした場合には不必要です。
あくまでユーザーとの契約ですので、パソコンを捨てたからと言って自動更新契約が切れないところは注意が必要です。
筆者宅の場合はさらに間抜けなことに、類似したセキュリティソフトをなぜか2種入れておりました。
そんな事情で2年間解約を忘れていて、使っていないパソコンのセキュリティソフトに計2万4,900円も無駄なお金を払ってしまい、家計に痛手を負わせてしまいました。
60日以内なら返金OK
筆者のような解約忘れの人のために、更新の課金から60日以内に申し出れば、返金してくれるそうです。
筆者の場合は残念ながら過ぎてしまっていました。
また、更新の30日前にはメールで知らせてくれるそうなのですが、筆者が登録していたアドレスは携帯のキャリア変更により使用できなくなっており、お知らせには気づきませんでした。
また通常は、更新のアラートがパソコンの画面上に表示されるのですが、パソコンを捨てたあとでは操作できません。
そんな方は、お手持ちのパソコンでセキュリティソフトの商品HPから自分のアカウントにログインし、案内に従っていくと契約を解除できます。
ログインIDやパスワードを忘れてしまった方は、コールセンターに電話してオペレーターに解約手続きをしてもらいます。
ノートンやウイルスバスターにもある
他の大手セキュリティソフトにも似たような自動更新契約があり、契約を解除する方法がHPで紹介されています。
・ ノートンの使用をやめる際に自動延長を停止する
・ ウイルスバスターのヘルプとサポート あんしん自動更新を解約(解除)する方法
Windows8以降のPCには、Windows Defender セキュリティセンターという無料のセキュリティソフトが入っていますので、わざわざ自分でセキュリティソフトを購入して使用している方は少ないかもしれません。
ですがパソコンを買い替えても、古いパソコンに入っていたセキュリティソフトのとの契約は切れていませんので、今一度確認してみることをおすすめします。(執筆者:石田 彩子)