食べなきゃだけど食べられない…プレママたちを悩ませるつわり
妊娠中、つわりがあるとなかなか食事がうまくいかず、悩んでしまう方もいると思います。
プレママが食べられなくてもおなかの赤ちゃんは育つ、なんて言葉を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、こんなにも食べられなくて大丈夫かなと不安になりますよね。大事な赤ちゃんのために少しでも食べられるものを食べようと頑張ったり、空腹感を感じたりするのに、食べられないのはつらいもの。
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ『ママリQ』にもそんなお悩みを持つ方から質問が寄せられていました。その投稿内容をご紹介いたします。
「おなかは空いているんだけど食べたくない」という状況。つわりの軽かった筆者も、食欲の低下や胃もたれのようなものはありました。
多くのプレママが、どんなものが自分の体調に合うのかと試行錯誤しているのですね。
「これなら食べることができた!」先輩ママがつわり中食べられたもの
ご紹介した投稿以外にも、つわり中の食事についての質問が『ママリQ』には連日のように投稿されています。
夏バテが起きてしまうと、通常でも食べられなくなることがあるこの時期、つわりで更に食べられなくなると、プレママの体力的にも精神的にもつらいものです。
プレママたちの中には食べ物を見たり、匂いを嗅いだりしただけでもダメという方もいるかと思います。そんなつわりに悩むプレママたちに、『ママリQ』でつわり時に食べられたものとして、先輩ママたちからいくつか回答に上げた食べ物をご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
ゼリー(ゼリー飲料)
こちらは、ゼリーやゼリー飲料なら食べられた、という先輩ママ。
長く口の中にあると気持ち悪くなってきてしまうかもしれませんが、どちらも水分が豊富なので、のどごしがよく、噛まずに食べられるのが魅力。ゼリー飲料なら種類も豊富ですし、ゼリーを一度凍らせてからのが水分が出て食べやすいというのも、経験からくる智恵ですね。
もずく
筆者自身も夏につわりの時期だったので、あっさり系ばかり食べていました。
もずくなら麺類のようにツルリと食べられそうですね。個包装タイプなら調理の手間もなく手軽で、きゅうりと和えれば、野菜も一緒に取れます。
フルーツ
フルーツは多くの方から回答があがりました。みかんが良かったという方から、パイナップル、りんご、キウイ、バナナ、スイカなど、他のフルーツをあげた方もいて、つわり中でも食べられたものは人それぞれ。フルーツはどれも水分が多いので、味の好みはありますが食べやすそうな印象です。
トマト
トマトは野菜の中でも水分が多くフルーツのような甘味を感じやすいので、果物感覚で食べられるのかもしれませんね。
甘味と酸味のバランスが良いので食べやすく、夏の時期には特におすすめです。
グミ
グミの中でも酸味のあるタイプが良かった、とのこと。妊娠すると酸っぱいものが欲しくなるといわれるように、酸味が体調に合う人が多いのでしょうか。噛み応えがあるのが逆によいという方もいるようです。
パン
意外にも、お米が食べられなくなるという方も居るようです。そんなとき、パンなら食べられるという方も。
甘い菓子パンなら少量でも高カロリーが摂取できますし、サンドイッチに食べられそうな具を挟めばボリュームのある食事が取れます。市販のパンの匂いがダメな場合は、パン屋さんの手作りパンがおすすめです。
マクドナルドのポテト
コレも知っている方はいるのではないでしょうか。なぜか「マクドナルドの」ポテトが食べやすいようです。
甘いものよりも塩気の強いものや味の濃いものが合う方も多いようで、ポテトはつわり中の定番フードだった、という方がいました。
麺類
麺類が食べられたという方も多いようです。この時期なら冷たく冷やしたうどんや素麺、冷やし中華がよいですね。
麺類はつるっとして口当たりが重たくないので、食べやすいのかもしれません。
冷奴
温かいものよりは冷たいものの方が受け付けやすいようです。
つるんと食べられるので、湯豆腐よりは冷やっこが良さそう。お豆腐ならゼリーやプリン感覚で、あまり噛まずに食べられます。
きゅうり
これまで紹介したコメントの中にも何度も登場してきたきゅうり。
梅干しと合わせたりマヨネーズをつけたりと食べ方はそれぞれですが、あっさりしているからかつわり中にも人気の野菜です。
ヨーグルト
筆者もヨーグルトを毎日食べていました。プレーンのままなら酸味がちょうど良く、プルーンやイチゴなどのフルーツと合わせれば果物が持つ栄養素も同時に補うことができますよ。
お茶漬け
お茶漬けという意見もいくつかありました。白米として食べるよりも、水分を補ったり味をつけたりすることで、喉を通りやすくするようです。
ご飯ものは良く噛んで味わうより、さらっと流して食べる方が食べやすそうですね。
味噌汁
日本人だから、やっぱりお味噌汁が身体に染みるのでしょうか。さまざまな具を入れることで、それらの栄養も一緒に摂取できますね。
シャーベット系アイス
アイスという意見も多く見かけましたが、中でもかき氷やガリガリ君のようにさっぱりとしたシャーベット系アイスが人気のようです。
アイスクリームのように重たくなく、口の中でスーっと溶けるので水分補給のように食べられるのでしょうね。
体に合うものを見つけて、つらいつわりを乗り切ろう
つわりの時期に先輩ママたちが食べられたものを見てみると、さっぱりしたものや口当たりの良いもの、水分を豊富に含むものが多い印象です。逆にカップ麺やスナック菓子など、ジャンキーな食品が合うという意見もいくつか見受けられました。つわりの症状や体調に合う食品は、やはり人それぞれのようですね。
つらい時期ですが、おなかの子のためにも少しでも口にできるものを見つけて、つわりを乗り切っていけると良いですね。まずは、食べ物を写真で見たり、イメージしたりして、食べられそうかどうかを見極めるのも大切です。大丈夫そうであれば、少しずつ口に運んでみてください。
つわりは多くのプレママが経験することで、その程度も症状も一人ひとり違います。先輩ママの意見を参考に乗り切る方法を見つけてみてくださいね。