映画「オデッセイ」2D字幕版
火星の有人探査計画“アレス3”のミッションの最中、
嵐の中、行方不明になり、死んだと思われひとり火星に
取り残されてしまったマーク・ワトニー(マット・デイモン)。
彼の火星での孤軍奮闘のサバイバルと彼を助けるために奔走する
NASAのスタッフの姿をリドリー・スコット監督が描くSFアドベンチャー。
もう少しシリアスなのかと思っていたら、案外コメディ要素が高かったのが意外でした。
映画はどちらかと言うと、生き延びる術に焦点が置かれており、
コメディ要素が高い分、割ととんとん拍子に物語が進み、
次から次へのサバイバルのアイディアには成る程!と唸る自分がいる反面、
それ故、彼の精神的な部分などが、省かれており、もう少し、彼の不安や
葛藤の方も描かれていれば、もっと共感出来ただろうになあとも思いました。
とは言え、後半の救出シーンなどはドキドキハラハラの連続でしたが!
映像も火星のシーンでローバーが滑走する美しいシーンやヘルメス号の宇宙飛行シーン、
マークの自撮りカメラのタッチ、PCの画面上でのテキストでの会話など、
工夫が見られ、さすがリドリー・スコット監督!
「プロメテウス」での経験がここに生かされたのね~と感心しました。
エンドロールでやけに名前にアクセント記号のある人が目立つなあと思っていたら、
ハンガリーやヨルダンでロケしていたんですねえ。
また「キャップ」のバッキー役のセバスチャン・スタンが出ていたにも嬉しかったです。
宇宙でのシーンもやけにもたもたしてるなあと思ったけど…
彼の役ってお医者さんだったのね。(その辺がちょっとわかりにくかった…。)
そして我が家的に絶賛応援中の(髪が薄い)科学者のフォーゲル役のアクセル・ヘニー!
紀里谷和明監督の「ラストナイツ」の悪役での演技が素晴らしくて…
今回これにも出ているのを知って期待してたんですが、
思った以上に出番も多く、活躍もしていて嬉しかったです。
音楽のハリー・グレッグソン=ウィリアムズは、リドリー・スコット監督の弟、
故・トニースコット監督の映画音楽を多く手掛けていたハンス・ジマー率いる
リモート・コントロールの一員です。このところのリドリー・スコット監督の音楽は
ハンス・ジマーが多かったのですが、敢えてグレッグソン=ウィリアムズが
担当したのには、追悼の意味もあったのかも…と思っちゃったりしました。
オデッセイ(2015)
THE MARTIAN
メディア 映画
上映時間 142分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2016/02/05
ジャンル SF/アドベンチャー/コメディ
映倫 G
70億人が、彼の還りを待っている。
監督:リドリー・スコット
製作:サイモン・キンバーグ リドリー・スコット マイケル・シェイファー
アディッティア・スード マーク・ハッファム
原作:アンディ・ウィアー 『火星の人』(早川書房刊)
脚本:ドリュー・ゴダード
撮影:ダリウス・ウォルスキー
プロダクションデザイン:アーサー・マックス
衣装デザイン:ジャンティ・イェーツ
編集:ピエトロ・スカリア
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:マット・デイモン マーク・ワトニー
ジェシカ・チャステイン メリッサ・ルイス
クリステン・ウィグ アニー・モントローズ
ジェフ・ダニエルズ テディ・サンダース
マイケル・ペーニャ リック・マルティネス
ケイト・マーラ ベス・ヨハンセン
ショーン・ビーン ミッチ・ヘンダーソン
セバスチャン・スタン クリス・ベック
アクセル・ヘニー アレックス・フォーゲル
キウェテル・イジョフォー ビンセント・カプーア
ベネディクト・ウォン
マッケンジー・デイヴィス
ドナルド・グローヴァー
ニック・モハメッド
チェン・シュー
エディ・コー
エンゾ・シレンティ
ジョナサン・アリス
ナオミ・スコット
西武でお財布(前に買ったのが大きすぎて持ちにくいので)とカードホルダーを購入。
ヨーカドーで食材4日分を買って夕方帰宅しました。
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