ＣＳ「メカニック」

ムービープラス放送されたジェイソン・ステイサム特集「メカニック」を録画して今日の午後から見ました。非情な孤高の殺し屋アーサーをシリアスに演じているステイサム。いつもの茶目っ気を封印しほぼ笑顔なしで演じていて、どちらかと言うとイギリス映画の「ブリッツ」のタイプに近い感じ。

マクタロウの話では最後が全然違う展開になっているらしいんですが（ねたばれになるので控えますが…）私もその展開を聞いて、どう考えてもそれしかないのに、敢えて違う展開にした理由を教えて！って感じの最後にいささか不満が残りました。アクションやそれぞれのミッション（他の組織の暗殺者や怪しい宗教家暗殺）はそれなりに見せているのに肝心の主人公が相棒の助手のことをどう考えていたのか、最後の最後でわからなくしちゃうってのはどうかなあ？オリジナルのようにするか真逆にするかどっちかだったと思うんだけど…それが意外性を狙いたかったのなら、間違っていたんじゃないかなあ。

「エクスペンタブルズ」でステイサムファンになったので、どちらかと言うとちょっと茶目っ気がある方がステイサムには向いているような気がしていますが、この作品がイマイチだったのかも…。「バンク・ジョブ」「キラー・エリート」「PARKER／パーカー」とか見たらまた考えが変わるかもしれません。特に「PARKER／パーカー」には「パシフィック･リム」でテンドーを演じたクリフトン・コリンズ・Ｊｒも出ているので見てみたいと思ってます。

【解説】
　チャールズ・ブロンソン主演で72年に製作された同名作を「トランスポーター」シリーズ、「エクスペンダブルズ」のジェイソン・ステイサム主演でリメイクしたサスペンス・アクション。孤高の殺し屋が、殺された親友の息子を助手として受け入れたことで生じる複雑な緊張関係の中で新たなミッションに挑む姿をスリリングに描く。共演は「３時１０分、決断のとき」のベン・フォスター。監督は「トゥームレイダー」のサイモン・ウェスト。
　決して殺人の痕跡を残さない正確無比な仕事ぶりで“メカニック”と呼ばれる殺し屋、アーサー・ビショップ。雇い主から新たに示されたターゲットは、彼の親友ハリーだった。それでもプロに徹して仕事を遂行したアーサー。後日、ハリーの葬儀に出席した彼は、ハリーの息子で荒んだ生活を送るスティーブと再会する。父を殺した犯人に復讐がしたいと血気にはやるスティーブを放っておけず、彼を助手として受け入れ、殺し屋としてのノウハウを叩き込んでいく。ハリーの死の真相がいつ露見するかも分からない上、未熟なパートナーが出来たことで、ミッション遂行に余計なリスクがつきまとうことになるアーサーだったが…。＜allcinema＞

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