ホーム・オン・ザ・レンジ

小田原で「クローバー・フィールド」を見てきました。思ったほど酔いもなく（笑）、楽しみにいていた「ＨＡＫＡＩＳＹＡ」の造形が斬新でなかったのと「ＨＡＫＡＩＳＹＡ」の暴れるシーンをもっと見たかったのとで、多少欲求不満の感はありますが、実験的な手法を堂々とやってのけるハリウッドの懐の深さには恐れ入ったという感じです。詳しくはまた「映画感想備忘録」で書くことにします。

さて、その帰りに久々におたく中古店に寄り、スターウォーズのフィギュアと「ホーム・オン・ザ・レンジ」のＤＶＤを買って帰宅後鑑賞。実はお恥ずかしながら「ホーム・オン・ザ・レンジ」未見だったんです。ディズニー最後の２Ｄと言われたアニメなので（再び２Ｄに戻ることになって良かったですが）いつかは見なくてはと思っていたんですが、もっと早く見れば良かったと後悔しています。出来れば映画館で見たかったなァ！これを映画館でやらなかったブエナビスタの気持ちもわかりますが、（なんてったて牛のおばさん３頭が主人公だし・・・）それにしても面白すぎる！！

「ホーム・オン・ザ・レンジ」は、日本では劇場公開されなかった２００４年のディズニーの長編アニメ。牛のおばさんトリオが、資金繰りに困った自分たちの農場の買収を阻止するために立ち上がる西部劇で「ホーム・オン・ザ・レンジ」とは「峠の我が家」という意味。

だいたい馬のヤツの妄想の中のアクションがカンフーって言うのが笑えるんですよ。絵柄も人物は、その昔のディズニーっぽくて、雨のシーンの黒っぽい色調とかアラメダ・スリムのミュージカルシーンなんて「ダンボ」を絶対意識してますよねえ。メンケン節も絶好調で本当に良かった。

ウサギのおっさんの片足が義足なのもあとでちゃんと役に立ってるし、それぞれバラバラだった３匹の乳牛（内１頭巨乳！）が、最後に結束して悪に挑み勝利するって、あまりにも胸が空くラスト！！他にも「ビッグ・サンダー・マウンテン」を舞台にしたようなアクションシーンも痛快でやられたーって感じです。

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