てぃーだブログ › 作る人 (つくるんちゅ)日記 › 加工方法 › 工作、いろいろ › ダイロンで作業服を染めてみた!



2015年09月29日

ダイロンで作業服を染めてみた!

ダイロンで作業服を染めてみた!


ダイロンで作業服を染めてみた!


ダイロンで作業服を染めてみた!


僕は普段、作業着で仕事してます。

補修屋という特殊な職種で、呼ばれて高級ホテルや家具のショールームでの作業も多いし、個人宅や女性の部屋に行くことも有り、なるべくキレイな格好を心がけてます。

そんな中、ふと、スペシャルな職人っぽい(?)作業服を作ってみようと思い立ちました。
イメージは、DYI雑誌等に出て来るモデルが着ている、ペインターパンツみたいなー(笑)。

1万円くらい出せば、きっと、カッコいいのが買えるんだろーけど‥。
でも、作る人としては、そこは自分でやらないと面白く無いです。

そこで、普通の作業服を染めてSPL化することにしました。

ダイロンで作業服を染めてみた!用意したのは、ダイロンの「プレミアムダイ」。
一袋でTシャツ2枚。布を約250g染められる製品です。

作業服は、木綿100%の製品を準備。 (別色で試した事が有りますが、ナイロンなどの化繊は、ほとんど染まりません)

プレミアムダイは、ダークグリーン5袋と、ベルベットブラック1袋を購入。
「緑黒く」染めたいので、ダークグリーン1袋(50g)に、ブラックを10グラム混ぜて色を作ってみます。


染める対象の作業ズボンは、1枚約300g。

大鍋で、ダイロン1袋でズボン2本を染めてみました。
(染められる容量を完全にオーバーですが‥)

以下、写真にて。

ダイロンで作業服を染めてみた!ダイロン1袋に対して、塩を250g使います。

30cmの大鍋のお湯に、塩をシッカリ溶かします。

ダイロンで作業服を染めてみた!



ダイロンで作業服を染めてみた!ダイロンを500ccのお湯で溶かします。
先にお湯を張って、全体に粉を回し掛けた方が、溶けるのが早いようです。

完全に溶けたら、大鍋に投入。

ダイロンで作業服を染めてみた!



ダイロンで作業服を染めてみた!染めムラを無くすため、一度洗った作業服を投入。

最初の15分は、何度も何度も撹拌したり持ち上げたりして、染料を全体に馴染ませます。 (ここ大事!)

ダイロンで作業服を染めてみた!



ダイロンで作業服を染めてみた!ダイロンで作業服を染めてみた!

作業服全体が染料液に浸かるように、適当なお皿をフタ代わりにして、45分、待機。
その後、洗濯して干せば、完成です!


ダイロンで作業服を染めてみた!ダイロンで作業服を染めてみた!ダイロンで作業服を染めてみた!

染めてみて判りましたが、仕上がりは、最初の色にかなり影響されます。

今回、薄い緑の作業服と、ベージュの2種類を染めましたが、仕上がりはかなり差が有りました。
薄い方(ベージュ・ベース)は、もう一度、同じ条件で染めなおしています。

ダイロンで作業服を染めてみた!また、作業環境は、染料の液が跳ねても問題ない、ステンレスのシンク等が良いでしょう。 流し台の扉や床のフローリングに染料が付くと、落とすのは難儀します。 
手袋は、手を染めないために必須です。 2重にしたほうが良いくらい、浸透しやすいです。
← 写真:白い扉に付いた染料をシンナーで除去。


ダイロンで作業服を染めてみた!

最終的に、6本のパンツを染め上げました。
この秋、かしこまった場所には、この作業服で出かける予定です。




 





同じカテゴリー(加工方法)の記事



※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

※記事内容に言及無いコメントは、コメントスパムと判断して削除する場合があります。