2015年02月24日
FMアンテナの自作・設置とか。 【超簡単】
僕はFM沖縄が大好きです。
仕事中は、ほぼ毎日、聴いてるかも。
自宅で作業している時も流しているのですが、室内だと問題になるのが、ラジオの感度。
お気に入りの高感度DSPラジオでも、鉄筋コンクリートのアパート内だと場所によって雑音が入ります。
そこで、FMアンテナの設置について、いろいろ実験してみました。
![FMアンテナの自作・設置とか。 【超簡単】]()
![FMアンテナの自作・設置とか。 【超簡単】]()
FMアンテナの自作は、わりと簡単です。
有名なのが、T字型のフィーダー線アンテナ。
昔のデッキやラジカセには、付属していました。 画鋲で壁に貼れるので、便利です。
⇒ Amazonでも売ってます。 FMフィーダーアンテナ
横長の部分がアンテナになり、縦の部分はラジオまでのケーブルとなります。
これを、室内の適当な場所に貼って、電波の入り具合を調べ、ベストな場所を探していきます。
このT字型アンテナは、何年も使ってましたが、欠点が有りました。
それは、アルミサッシの窓(高さ2m)を開けると、急に感度が落ちる点。
そこで、市販の室内アンテナを入手して、同軸ケーブルでラジオに繋いでみました。
![FMアンテナの自作・設置とか。 【超簡単】]()
![FMアンテナの自作・設置とか。 【超簡単】]()
▲左:Amazonで買った室内アンテナ ⇒ マスプロ VHF・UHF&FM卓上アンテナ マスクリーン MASC2(W)-P 白
/ 右:窓際のアンテナレールに仮取り付け。
しかし、これも、窓を開けると、一気に音量がダウンし、ジジッと雑音が入ります。
どうも僕の自宅の場合、アルミサッシ(四角い導電体)が、電波に何らかの干渉をしているみたい。
ふと、コードを延長して室内アンテナを屋外に出してみると、雑音や感度の問題はあっさり解決。
鉄筋もアルミサッシの影響もまったく受けません。 クリアな音質!!
よーし! 室内アンテナを防水加工して、屋外のどこかに取り付けてみよう。
▼室内アンテナの内部
![FMアンテナの自作・設置とか。 【超簡単】]()
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![FMアンテナの自作・設置とか。 【超簡単】]()
![FMアンテナの自作・設置とか。 【超簡単】]()
と、思ったのですが、試しに、延長した同軸ケーブルの芯線を、ステンレスの物干し竿にテープで留めてみると‥。
あれ? これでも感度バッチリです(笑)。
簡単すぎてネタにならないので、物干し金具をアースにして、金属棒を取り付けて見ましたが、これもバッチリ。 というか、大して感度も変わりません。
要は、電界の中にある金属は電波を拾っているので、それをラジオのアンテナまで導いてやれば良いようです。
考えてみれば、ポケットラジオのアンテナなんて、スルスルと伸ばすタイプで、波長がどうのマッチングがどうのって世界ではありません。
多分針金でも大丈夫です。(イヤホン式ラジオだと、ケーブルがアンテナ代わり)
なんか難しく考え過ぎてたみたい。
物干し竿にケーブルをハンダ付けするのも面倒なので、細い電線を用意しました。
それと、7mのアンテナケーブルを購入。
(線が細いタイプで、アルミサッシを閉めて挟んでも、何とか耐えられました)
⇒ Amazon ELECOM アンテナケーブル 極細 S-S型 7m ブラック DH-ATSS70BK
スピーカーだと判らないので、ヘッドホンをして、雑音が無い位置を探して何度も実験して行きます。
![FMアンテナの自作・設置とか。 【超簡単】]()
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![FMアンテナの自作・設置とか。 【超簡単】]()
▲左:準備した材料。 / 中:ステンレスのクリップに配線をハンダ付け(ステンレス用フラックス使用/ボルトナットで配線を挟んで締めても良いでしょう) / 右:物干しに張った状態。
最終的には、こんな感じ。
屋外アンテナ側:同軸ケーブルのアースを物干し金具の台座に接地。 芯線に繋いだ配線を物干し金具にピンと張ってアンテナ代わり。
室内FMラジオ側:アースをイヤホンのマイナス端子、芯線をラジオのアンテナに直結。
※写真は、仮止めの状態。 同軸ケーブルの芯線は、ボールペンの芯のチューブで配線と繋いでいます。 ⇒ 位置が決まったら、ハンダ付けして防水加工。
![FMアンテナの自作・設置とか。 【超簡単】]()
なお、僕の自宅は、浦添市のFM沖縄から、約16キロの距離(沖縄市)です。
放送局の近くの強電界なら、こういった簡単なアンテナで十分にFMが聞こえるようです。
(電池駆動のラジオなら、かなりクリア)
ちなみに、某久米島製糖工場にいた20年くらい昔、寮の屋上に自動車用アンテナ(アナログテレビ用)を立てて、FM沖縄を録音していました。
← 写真:こんな車載アンテナを、寮の屋上から2メートルくらいの高さに固定。
距離にして、那覇から約100キロ以上離れた離島、しかも工場は島の反対側。
アンテナ次第では、こんな遠くでも、FMを受信することは可能です。
自動車用のアンテナなら、防水だし、取り付けも簡単。
もっとも、アナログテレビ用は、今は入手が難しいですが‥。
というわけで、ちょっと手間をかければ、FMラジオのアンテナは意外と簡単に設置できそうです。
雑音で悩んでる方は、ぜひ試してみてください。
同じボリュームで、ぜんぜん大音量、かつ繊細に聞こえるので、アンテナを付けないのは損ですよ!
PS:調べてみると、自動車用で、今でもFMアンテナは売ってますね。
試してみる価値、有るかも。
⇒ Amazon 自動車用 アンテナ FM
本格的なFMアンテナでも、2,000円程度で買えるようです。 (サイズ要確認!)
⇒ Amazon
日本アンテナ FMアンテナ 水平受信用 強電界向け 小型普及型 4素子 AF-4
日本アンテナ FMアンテナ 水平受信用 強電界軒先用 1素子 AF-1-SP
PS2:物干しに張ったアンテナ、アパート下を車が通ると、雨の日だけ輻輳(ふくそう)で雑音が入る事に気が付きました。
改めて、アンテナを縦方向に張り直したら、バッチリ解決しました。
仕事中は、ほぼ毎日、聴いてるかも。
自宅で作業している時も流しているのですが、室内だと問題になるのが、ラジオの感度。
お気に入りの高感度DSPラジオでも、鉄筋コンクリートのアパート内だと場所によって雑音が入ります。
そこで、FMアンテナの設置について、いろいろ実験してみました。
自作アンテナと、市販アンテナ
FMアンテナの自作は、わりと簡単です。
有名なのが、T字型のフィーダー線アンテナ。
昔のデッキやラジカセには、付属していました。 画鋲で壁に貼れるので、便利です。
⇒ Amazonでも売ってます。 FMフィーダーアンテナ
横長の部分がアンテナになり、縦の部分はラジオまでのケーブルとなります。
これを、室内の適当な場所に貼って、電波の入り具合を調べ、ベストな場所を探していきます。
このT字型アンテナは、何年も使ってましたが、欠点が有りました。
それは、アルミサッシの窓(高さ2m)を開けると、急に感度が落ちる点。
そこで、市販の室内アンテナを入手して、同軸ケーブルでラジオに繋いでみました。
▲左:Amazonで買った室内アンテナ ⇒ マスプロ VHF・UHF&FM卓上アンテナ マスクリーン MASC2(W)-P 白
/ 右:窓際のアンテナレールに仮取り付け。
しかし、これも、窓を開けると、一気に音量がダウンし、ジジッと雑音が入ります。
どうも僕の自宅の場合、アルミサッシ(四角い導電体)が、電波に何らかの干渉をしているみたい。
アンテナは屋外に設置が最強!
鉄筋もアルミサッシの影響もまったく受けません。 クリアな音質!!
よーし! 室内アンテナを防水加工して、屋外のどこかに取り付けてみよう。
▼室内アンテナの内部
と、思ったのですが、試しに、延長した同軸ケーブルの芯線を、ステンレスの物干し竿にテープで留めてみると‥。
あれ? これでも感度バッチリです(笑)。
簡単すぎてネタにならないので、物干し金具をアースにして、金属棒を取り付けて見ましたが、これもバッチリ。 というか、大して感度も変わりません。
要は、電界の中にある金属は電波を拾っているので、それをラジオのアンテナまで導いてやれば良いようです。
考えてみれば、ポケットラジオのアンテナなんて、スルスルと伸ばすタイプで、波長がどうのマッチングがどうのって世界ではありません。
多分針金でも大丈夫です。(イヤホン式ラジオだと、ケーブルがアンテナ代わり)
なんか難しく考え過ぎてたみたい。
強電界なら、FMアンテナは、電線でOK!
物干し竿にケーブルをハンダ付けするのも面倒なので、細い電線を用意しました。
それと、7mのアンテナケーブルを購入。
(線が細いタイプで、アルミサッシを閉めて挟んでも、何とか耐えられました)
⇒ Amazon ELECOM アンテナケーブル 極細 S-S型 7m ブラック DH-ATSS70BK
スピーカーだと判らないので、ヘッドホンをして、雑音が無い位置を探して何度も実験して行きます。
▲左:準備した材料。 / 中:ステンレスのクリップに配線をハンダ付け(ステンレス用フラックス使用/ボルトナットで配線を挟んで締めても良いでしょう) / 右:物干しに張った状態。
屋外アンテナ側:同軸ケーブルのアースを物干し金具の台座に接地。 芯線に繋いだ配線を物干し金具にピンと張ってアンテナ代わり。
室内FMラジオ側:アースをイヤホンのマイナス端子、芯線をラジオのアンテナに直結。
※写真は、仮止めの状態。 同軸ケーブルの芯線は、ボールペンの芯のチューブで配線と繋いでいます。 ⇒ 位置が決まったら、ハンダ付けして防水加工。
なお、僕の自宅は、浦添市のFM沖縄から、約16キロの距離(沖縄市)です。
放送局の近くの強電界なら、こういった簡単なアンテナで十分にFMが聞こえるようです。
(電池駆動のラジオなら、かなりクリア)
← 写真:こんな車載アンテナを、寮の屋上から2メートルくらいの高さに固定。
距離にして、那覇から約100キロ以上離れた離島、しかも工場は島の反対側。
アンテナ次第では、こんな遠くでも、FMを受信することは可能です。
自動車用のアンテナなら、防水だし、取り付けも簡単。
もっとも、アナログテレビ用は、今は入手が難しいですが‥。
というわけで、ちょっと手間をかければ、FMラジオのアンテナは意外と簡単に設置できそうです。
雑音で悩んでる方は、ぜひ試してみてください。
同じボリュームで、ぜんぜん大音量、かつ繊細に聞こえるので、アンテナを付けないのは損ですよ!
PS:調べてみると、自動車用で、今でもFMアンテナは売ってますね。
試してみる価値、有るかも。
⇒ Amazon 自動車用 アンテナ FM
本格的なFMアンテナでも、2,000円程度で買えるようです。 (サイズ要確認!)
⇒ Amazon
日本アンテナ FMアンテナ 水平受信用 強電界向け 小型普及型 4素子 AF-4
日本アンテナ FMアンテナ 水平受信用 強電界軒先用 1素子 AF-1-SP
PS2:物干しに張ったアンテナ、アパート下を車が通ると、雨の日だけ輻輳(ふくそう)で雑音が入る事に気が付きました。
改めて、アンテナを縦方向に張り直したら、バッチリ解決しました。
Posted by IGU at 19:33│Comments(1)
│加工方法
この記事へのコメント
初めてコメントします。地デジになって使えるかどうか不明ですが、家のTVチューナーに差し込んでましたよ。TVアンテナから電波取る感じです。
あれ?俺だけ?他の人もやってると思ってました。たしかTVチューナーの横にFM用と書いていた記憶があります。
あれ?俺だけ?他の人もやってると思ってました。たしかTVチューナーの横にFM用と書いていた記憶があります。
Posted by 春道 at 2016年06月10日 09:48
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