2013年06月20日
鋳造(金属の流し込み)の実験! (ハンダ使用)
今回は、詳細な鋳造マニュアルではなく、ほんとに、ささいな実験レベルのお話し。
金属を溶かすなんて、なんか大変そうな工作ですが、基本は簡単なんです!
普通はホワイトメタルを使いますが、実験なので、これでも良いでしょう。
ドアノブのサイズは、見た目で5cc程度。
ハンダの比重は8くらいですから、5×8=40グラム程度のハンダが必要。
なので、100均のハンダ、2個と少しを用意しました。
ちなみに、一般的なシリコンでも、耐熱性は200℃程度はあるようです(ハンダの溶解温度は180℃~)。
(そう言えば、2stバイクのエンジン組立は、いつも信越のKE45を使ってたっけ‥)
なお、樹脂やシリコンの混合には、アイストレーが重宝します。
⇒ 製氷皿が、樹脂や塗料の混合・調色に便利な件
(気泡防止用。本来は黒鉛の粉末、グラファイトを使います)
注:鉛の蒸気は有毒です!
10分ほど待ったら水で冷やし、型を割ると、鋳造したての鋳物が出てきました。
カンタンに作れて面白いのですが‥。
数回、鋳造してみて、僕の納得できる精度は出ませんでした。
‥主に時間の観点から、今回は別な方法で、扉のノブは造形しようと思います。
作業を繰り返してノウハウを高めていけば、鋳物でもオリジナルと同等な形状を作れそうですが‥。
数日で、「ちゃんとした製品として」数十個を納品しなければならない今回は、ちょっと無理ゲー。
残念なり‥。
時間が有るときに、改めて挑戦してみたいと思います。
なお、シルバーのアクセサリー作りなんかも、今回の作業の延長線上です。
興味が有る人は、ぜひ追求してみて下さい。
PS:昔、ステンレスのパイプから、指輪を作ったことは有ります。 これは、カンタン(笑)!
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