2012年11月30日
世界最小の、あるモノを製作中! VS:3Dプリンター
下の写真は、今日、作っていた小物。
別ブログ「沖縄の補修屋 なおす人日記」のお仕事用に、試作している工具です。
形状から、だいたい想像が付くと思いますが、これは世界最小のアイロン(笑)。
チョットした補修対象の個所を、150℃程度で熱する必要があって、専用工具を開発してみました。
試作なので、形状に凝る必要は無いんだけど、パテを盛ったりプラサフを塗ったり、けっこう手間をかけてます。
というのも、僕はこういう、くだらない工作をするのが大好きだから!
オリジナルの造形物を作っている時って、とってもワクワクします。
さて、話はかわって、3日ほど前の、とある話題。
僕のような人にとって、ちょっとショックなニュースが有りました。
それは3Dプリンターを使用したサービス。
⇒ 自分そっくりのフィギュアを3Dスキャナーと3Dプリンタで作成できるプロジェクト、期間限定で開催中
⇒ 制作会社のHP(OMOTE 3D)
感想をひとこと‥。 画期的すぎます!!
これからは、‥たとえば家族の写真ではなく、みんなの分身 (リアルなミニチュア)を部屋に飾れるという‥。
そんな新しい時代が、いつの間にか来ていたんですね。
可能性は、それだけでは有りません。
およそ、身の回りの小物、様々なアイテムを、誰もがオリジナルで作り出せるのも、もう間近です。
ネットでデータをダウンロードして、自宅でプロ並みのフィギュアやガンプラを立体出力するのも、カンタンだったりして‥。
3Dプリンターが有れば、ほんの数十分で、はるかに高精度な物が作れるのかもしれません。
ていうか、時代は間違いなく、そっちに向かって進んで行くでしょう。
これからは一般の人も、タブレットやPCの画面で、物づくりをする時代になります。
そう考えると、今の僕らは、自分の手先で楽しんで、モノを作り出すことができる、最後の世代なのかも‥。
なんだか複雑な想いも有りますねー。
さて、こうしてブログを書いている間に、パテが固まったようです。
これから、削って磨いて、塗装という工程。
なんだかんだ言っても、工作が完成へと近づいて行くのは、楽しみでしかた有りません!
無心で手先を動かしている時、ふと、僕は幸せだなぁと、思うんですよ。
‥3Dプリンターの時代が来たら、たぶん導入するだろうけど、この楽しさは続くのかな?
ちょっと、考えてみたりして‥。
後日完成しました! ⇒ 全長39mm! 「 世界最小のアイロン 」 の作り方!!
Posted by IGU at 22:33│Comments(0)
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