2010年07月11日
カメラの湿気対策!
それは、ドライボックス。
カメラをカビから守ってくれる、保管庫です。
ボックス横のメーターを見ると、現在ケース内の湿度は40%ほど。
中の針は、いつもだいたい、30~40%あたりを示しています。
さて、沖縄に住んでいると、年間を通して「乾燥」と言う言葉は、あまり聞きません。
昔、東京で暮らしていた頃、女子と冬にキスをしたら、パチッと唇から火花が出た事があります。(静電気という現象です)
ビックリして、エスカレーターの上、2人でのけぞった事を思い出すと、ここ沖縄はとても安全だとホッとします。(普通にキスができるって、それだけで幸せなんですよー!)
そんな平和な沖縄ですが、カメラにとっては高温多湿という、厳しい条件です。
今回は、その対策方法。
カメラ好きの必需品「ドライボックス」
昔、雑誌の仕事をしていた頃から、一眼レフは相棒です。
ただ、カメラをしばらく使わないでいると、レンズが曇っていたり、端の方に何かがついている事が良くありました。
原因はカビ。(当時はタバコを吸っていた事もありますが…)
ほんとはイケナイんだけど、レンズ表面を布で擦ったり、分解掃除したり…。
どういうわけだか、カメラはカビの好物らしく、空気の動かない湿気が多い状態では、レンズにカビが生えやすいようです。
写真のドライボックスを買ったのは、確か5年以上の昔。
いつも使う機材を、カメラバックごと放り込んであります。
で、仕事の際はこのボックスごと持って行くワケ(横着~! 笑)。
照明等、他の機材は、湿度は関係無いのでスポーツバックでOK! かなり身軽です。
このドライボックスには湿度計が付いていて、保管状態が一目で判ります。
ドライボックスと除湿剤は、両方合わせても3,000円程度で揃いますので、カメラ好きな人は必須です。
レンズにカビが生えてからでは遅いので、保険だと思って購入をお勧めします。
もし、ケースの中に余裕があれば、写真の紙焼きなんかも入れておくと、他の写真とくっついてダメになるのを防げますね。
除湿剤について
カメラに最適な湿度は約40%で、メーカーから専用タイプの除湿剤も市販されています。→ ハクバ 強力乾燥剤 キングドライ。
あまり湿度が低すぎるのも、接着剤に影響があるのだとか…。
僕の場合、除湿剤は「水取りゾーサン」タイプをいつも使っています。
理由は、長期間、除湿効果が続くので交換を忘れる心配が少ないのと、交換時期が一目で判る事。
これも、だいたい湿度を30~40%程度に保てるようです。
昔、タッパーケースにカメラを入れていた頃、いつの間にか除湿剤がブワブワになっていて、カメラにカビが生えてしまった事がありました。
ケースに入れても、除湿剤の効果が無くなった後は、湿度が増してしまうのです。
交換時期が判りやすい除湿剤、そして湿度計は、必須ですね。
ちなみに、昔から僕は、安い一眼レフを常に持ち歩くスタイルでした。
タッパーケースや防水ウエストバックに一眼レフカメラを入れて、バイクやカヌーに乗るときも携行していたんです。
歴代のカメラ達は、レンズが動かなくなったり、振動であちこちネジが抜けたり、レンズセットごと海に水没したり…。ことごとくお亡くなりになりました…。
そんなワケで、今所有しているイオスは、4代目。
ふと、高いカメラを買って、大切に使うというスタイルもあったなぁと、かかったコストを考えて、考え込む事もあったりはします…(笑 でもやっぱり性格的に無理かな)。
これこそ、気軽に持ち歩けて、好きなだけ写真を撮れる最高のツール。
(常に使っていると、空気が流れるのでカビが生えにくいんです)
でもね。
今、狙っている「iPhone(白)」を買ったら、また世界が変わりそうな予感がします。
写真って、結局はタイミングも重要な要素ですしねー。
Posted by IGU at 22:55│Comments(0)
│日々のできごと
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