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2009年08月31日

時短撮影(微速度撮影) トックリ蜂の巣作り

▲トックリ蜂の生態。 ※虫が嫌いな人はグロ注意!!
YouTube - トックリ蜂の巣作り(ロングバージョン)

これは昨年まで住んでた、ヤンバルのアパートで撮ったやつ。
日付は、ちょうど今頃だ。

気がついたら、ベランダに巣を作られてて、すでに何部屋も完成した後。
普通は壊して捨てるけど、ちょっと興味もあったので、ファーブルごっこ。


いやー、とっくり蜂君、相当な働き者です。
土を運んで来ては丁寧に部屋を作り、土が乾いた頃に、また次の巣作り作業に取りかかる。

何がこの精密な作業をさせているんだろう。DNA? 本能? それとも、作業の記憶が遺伝するのだろうか…。

生命は不思議だ。



延べで数週間、撮影を続けてみた。
当時、サーバーにしていたバイオに5m×2の延長コードでUSBカメラを繋ぎ、ベランダの3脚にセット。
ソフトは ベクター で見つけた「SlowCAM」というソフト。
(映像は、ざっと編集して、蜂が映って無いシーンをカットしてます)

「SlowCAM」は、ちょっと古いソフトで、再起動しないとカメラを認識しなかったり、毎回、撮影の設定をする必要はあるけど、手軽に時短撮影(微速度撮影)ができる。

時短撮影(微速度撮影) トックリ蜂の巣作り時短撮影(微速度撮影) トックリ蜂の巣作り

僕の設定は上の通り。
2秒毎に撮影して、フレームレート30で再生という設定で、1時間が約一分で再生だ。

子供の蜂が羽化するのに、約17日。
ほぼ完全な姿で巣の壁を壊して出現し、あっという間に飛び立って行った。

で、穴が空いた部屋は、別な種類の蜂が利用している事も分かった。彼らはトックリ蜂のように上手に巣作りは出来ないけど、穴を塞ぐ程度はできる。

もう一つ気がついたのが、トックリ蜂が卵を産んだ直後、かなりの頻度で小さな別の蜂が来て、同じく卵を産み付ける場合もあること。寄生蜂か、餌を横取りするのか、詳細は分からないけど、生存競争な感じ…。


時短撮影は、他にもいろいろ活用している。
植物の生長とか、工事現場の記録とか…。長時間の録画ができる割にデータ量も少ないし、結構重宝している。
今後のアジトの開拓の様子とかいろいろ活用を考えている。パソコン無しで、もう少し手軽に撮影できればいいのだけど…。





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この記事へのコメント
IGU様も顔負けの感動するほどの工作上手;;(笑)
いやぁ。すごいの見ちゃった。よく撮れてます。

他の蜂が卵を生み付けるなんて。
カッコウの託卵みたいな感じかしら?
それとも単なる居候?
Posted by なかの町子なかの町子 at 2009年09月01日 00:41
たった一個の卵細胞から、このような蜂になるのは驚き!
 でも、考えたら人間はもっとすごい! 記憶を情報として受け継ぎ、次の世代はもっと賢くなる…。(賢くない行為も繰り返してしまうのだけど…。)


勝手に卵を産んでいく蜂は、かなり小さい種類なので、成長も早いのでしょう。先に餌の青虫を食べちゃうのでは…。
Posted by IGUIGU at 2009年09月01日 22:33
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