2009年02月27日
色の道 …職人来たる
今回、改築中のリゾートホテルの石材補修一式を請け負った親方。
僕だけでは工期に間に合わないのと、僕の研修も兼ねて、福岡から「色の道」のスーパー職人を呼び寄せた。
若い彼も、その道のプロフェッショナル。洗浄から染み抜き、補修まで、石のトラブルを何でも解決できる、石のお医者さんの一人だ。
今回は、某リゾートホテルの大理石の床や壁のヒビ・欠け・穴、数百カ所の修復の仕事。どちらかと言うと、質より量の世界で、スピード勝負で色を合わせて石を補修していった。(重ねて言いますが、僕の本職はホームページ屋さん。こういった適正もあるので、手伝ってます。)
僕にとって、全然違う世界なので、面白い。こうやって、建物ができて行くんだ。
← 赤いテープの文字は、現場の新規入場研修を受けた証。
石を直していく仕事は珍しいと見えて、よく、「何ね、それはー?」と、通りすがりの職人に聞かれる。
丁寧に説明すると、よう分からんけど、直した所も分からんねー。と褒めてくれる。
僕も他の職人に声をかけて、さすがっすねー! っとか言いながら作業を観察する。
ひげ面でニコニコしながら話しかけると、あまりイヤな顔をする職人はいない。
これは、質より量、というレベル…。
タイル張り職人とか、クロス張り職人とか、ここは職人たちの宝庫だ。
作業を見てると、まさに、百聞は一見にしかず。
職人たちの技は、家造り(自作予定)の、すっごい参考になる。
と、いうわけで、これまで、自己流で石の補修をしていたけど、福岡の職人との交流でかなりレベルアップできた。と思う。
こっちの方が稼げるかなぁ。なんて考えたりして…。
Posted by IGU at 23:03│Comments(0)
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