【足利モーターフェス2024】車好きによる地域振興イベントをレポート! | CARTUNEマガジン
【足利モーターフェス2024】車好きによる地域振興イベントをレポート!

2024年12月09日

【足利モーターフェス2024】車好きによる地域振興イベントをレポート!

自動車文化醸成と地域振興&社会貢献のふたつをテーマとする足利モーターフェス。今年も大盛況となった当イベントをレポートします。

第7回は名称を変更しスタート!

2024年10月27日、栃木県足利市駒場町の栗田美術館大駐車場にて、第7回となる足利モーターフェス(旧足利ミーティング)が開催されました。会場の栗田美術館での開催はこれで4回目となり、地域住民からの認知度も高まりつつあります。

▶︎足利ミーティング2023の取材レポートはこちら

足利モーターフェスに進化

2023年までの足利ミーティングに続き、今年は足利モーターフェスとして生まれ変わった当イベント。もともとはフィアット&アバルトミーティングとしてカフェの駐車場からはじまり、回を重ねるごとに河川敷などを利用して規模を拡大。

現在は国産車、輸入車、クラシックカー、バイクなど全ての自動車ジャンルが参加できるオールミーティングスタイルとなっており、趣味の車を通して人と人とをつなぎ、地域活性化を目指すというテーマを掲げて開催されています。

足利市との連携と国際貢献

足利モーターフェスは足利市の観光協会からの後援を受けているほか、足利市を盛り上げるべく移住者向け資料の配布も実施。都心へのアクセスが良く、それでいて自然も豊かな足利市の魅力を、市内へ引っ越した主催者自らがアピールしています。

募金を実施

足利モーターフェスは、前身となる足利ミーティング当時からはチャリティ活動にも注力。過去には国連NGOとともにカンボジアに井戸を4基設置し、さらに地元のこどもたちの遊び場・学び場を創出する「足利市こども夢基金」への寄付を行うなど、自動車趣味から国際支援と地域貢献へ確実にコミットしています。

開催場所となった栗田美術館

足利モーターフェスの会場となったのは足利市の郊外にある栗田美術館

主な展示物は江戸時代に肥前鍋島藩で生産された伊萬里や鍋島の陶磁器で、名もなき陶工による含蓄に富む作品のみを展示。三万坪の景勝地である広大な敷地には格調高い建築物が点在しており、足利の豊かな自然とともに多数の展示品を鑑賞することができます。

今年も足利市の観光を盛り上げたいという考えのもと、当イベントへの協力を快諾していただけたそう。イベント参加者には栗田美術館観覧チケットが配られ、美しい展示物や敷地内の豊かな自然をとおして足利市の魅力に触れることができます。

マーチングバンドと和太鼓演奏

ステージでは、マーチングバンド「サザンクロス」の演奏のほか、地元の和太鼓集団「黎明座」による和太鼓の演奏も。普段なかなか見ることができない両団の迫力の演奏が会場を湧かせました。

自衛隊がブース出展!

今年の足利モーターフェスには自衛隊のブースが登場。自衛隊栃木地方協力本部が協力し、所有している自衛隊車両の展示が行われました。自衛隊オリジナルグッズの販売もあり、多くのミリタリーファンの注目を集めました。

豪華ゲストによるトークショー&ライブ

夜道雪さんの愛車、BMW220iMスポーツ

今年の足利モーターフェスはゲストも豪華。声優、YouTuber、グラビアアイドルとして活躍する夜道雪さんが登場し、バイクやクルマに関するトークやミニライブで美声を披露。

マリオ高野さんの愛車インプレッサWRXと、手島彰さんの愛車インプレッサ22B

また、モータージャーナリストであり太田市議会議員でもあるマリオ高野さん、初代インプレッサのエクステリアデザイナーである手島彰さんによるスバルインプレッサにまつわるトークショーも開催。

手島氏の22Bはドライビングシミュレーター「グランツーリスモ」へデータを提供した車両そのものという裏話も明かされ、ファンにとって非常に魅力的なコンテンツとなりました。

地域との繋がりを感じられる車イベント

単なる車のミーティングだけにとどまらず、地域活性化に大きく貢献しているイベントとして認知されつつある足利モーターフェス。地元の味を堪能できるキッチンカーも多数出店し、バイクやクルマを通して足利市の魅力を再発見できる機会となっています。

自動車という共通の情熱を持ったファンたちが集まり、今年も車と人、そして地域が一体になる特別なひとときとなったことは間違いありません。

当日の参加車両たち

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