少年時代

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これは賛成。

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妻と娘を失った池袋暴走事故の被害者遺族・松永拓也さんが2024年12月6日、自身に対する殺害予告を行っていた14歳の女子中学生が書類送検されたことについて、改めてXで思いを明かした。
松永さんが過去に公開した実際に送られたメールのスクリーンショットでは、女子生徒は松永さんに対し「完全に金目当てで草笑」「そんなに辛いなら私が変わりに殺してあげよっか?笑」などとしていた。
松永さんは6日にXで、女子生徒の書類送検の報道について「『中学生相手に厳しすぎるのではないか』というご批判もいただきました」という。厳しい判断を下した理由について、「少年事件は大人の裁判や刑罰とは異なり、『少年の健全な成長』が目的とされます。今回の件も、彼女の精神的成長や救済につながる可能性が高い。そのため被害届は取り下げませんでした」と説明。

なぜ被害者遺族に誹謗中傷ができるのかなあ。限度を超えて殺害予告になってしまっている投稿をした人を調査したら14才の女子中学生だった。相手が子どもだからと被害届を取り下げる選択もあったが遺族はそのまま法の手続きに任せた。それに対して厳しすぎると批判が寄せられた。だからなんでいちいち批判するかなあ。テレビをつけるといつも誰かが誰かの批判をしている。その影響って大きいと思うんだよね。あとSNSは免許制にしろよ。本名でなくてもいいから、あるSNSで生涯に作れるアカウントは一つだけ。自分の発言に対する責任がずっとついて回るようにしないと。記事にはつづきがある。

「彼女がネット上でのトラブルを起こした事は今回の殺害予告だけではないそうです。それを踏まえると、ご家族だけでは彼女を支えきれない状況にあるのではないかと感じました。だからこそ、社会全体で彼女を受け止め、支え、成長を促すことが必要だと考えました。被害届を取り下げると、むしろ機会を奪ってしまうかもしれません」との思いから、書類送検に至ったとした。

非常に丁寧は表現をされているが、「過去にもトラブルを起こしているので彼女の指導や教育は家族では無理、外部の仕組みを使って彼女に働きかけなければならない。そのためには書類送検が必要」ということだ。これはすごくわかる。過去に日大の不祥事で記事を書いたときも述べたが、身近な人の手に余ることはとっとと行政や司法に任せた方が良い。今回も赤の他人、それも理不尽な事故で家族を失った遺族に対して「私が殺してあげようか」と全世界に向けて発信してしまうような子どもへの指導は家族の手に余るだろう。私はこの映画を思い出したよ。

4人のいじめっこが、いじめの度が過ぎて殺してしまう。だが目撃者がいないこと、敏腕弁護士がついていたことで全員が無罪になる。「これは天から与えられたチャンス、これを機会に心を入れ替えて」と思えるような子どもや親ならそもそもこんな事件は起こさない。彼らは無罪になることで更正の機会を奪われた...新年早々、3日つづけて14、15才の子どもの話を書いてしまった。私がこの年令のころってエロいことしか考えてなかったなあ。