INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

John 8:32 Then you will know the truth, and the truth will set you free."  複数ブログの過去記事を移管し、管理の委託を受けています/※場合により、語る対象の「ネタバレ」も在ります。ご了承ください 

明日はK-1MAX。夜7:55から。だがこの放送時間は、TBS内発言力の低下を意味するか?

http://tv.yahoo.co.jp/program/119534/?date=20090421&stime=1955&ch=8218

2009/04/21 19:55〜22:04 の放送内容 TBS

K-1 WORLD MAX2009 世界一決定トーナメント開幕戦
ジャンルスポーツ - 相撲・格闘技
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その前に。


2009/04/21 04:21〜05:15 の放送内容 TBS
スペシャルアンコール「格闘王子K-1MAXスペシャル」


本日開催されるK-1MAXのみどころを、格闘王子のMC・佐々木希と青木裕子、さらにはTBS格闘技の顔佐藤隆太の3人で、熱くお伝えします!
魔裟斗引退ロード第一弾、HIROYAとの対決ほか、見所満載! 出演 【メインキャスター】 佐藤隆太・佐々木希 【キャスター】 青木裕子(TBSアナウンサー) 【ゲスト】 関根勤 川畑要(CHEMISTRY) 【ナレーター】 田子千尋・出水麻衣(TBSアナウンサー)
スタッフ 藤沢滋彰 山本茂人 石井宏昌 八代田俊平


「格闘技は夜9時放送のほうが、8時放送より視聴率を取れる」は谷川貞治氏本人も認める常識だが、つまりは編成で一番好むところを取れない立場になっているのかしら?煽り番組も発言力があれば夕方放送になるような気がするが・・・

まあ、本番の結果と内容で、そんな不安も一層をば。

国会図書館が大GJで、前田光世の本などを電子公開してる件&「不遷流ブログ」「谷幸雄」

NHBニュース( http://blog.livedoor.jp/nhbnews/ )とダブルポストです

【伝統競技 / 武道】 古流柔術・柔道2題 < Gryphon
http://kindai.ndl.go.jp/BIImgFrame.php?JP_NUM=40075639&VOL_NUM=00000&KOMA=1&ITYPE=0
■「前田光世伝」などがネットで読める(上URL)
国立国会図書館「近代デジタルライブラリー」が、本を画像データ化する形で広く公開してくれました。
共著者の著作権が、3年前に終了していたようです。

              • -

タイトル : 世界横行柔道武者修業
責任表示 : 前田光世記,薄田斬雲編
出版事項 : 東京:博文館,明45.5
著者標目 : 前田,光世(1878−1941);薄田,斬雲(1877−1956)

            • -

ここから「柔道」「柔術」などで探すのも一興です
http://kindai.ndl.go.jp/BIDtlSearch.php


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■不遷流ブログ
既にご存知でしたら失礼。
イギリスで前田以上に他流試合を行って柔道柔術の強さを示し、ホームズが習ったといわれる「バリツ」にも関わった「谷幸雄」の流派である「不遷流」のことを紹介するブログがありました。

http://ww7.enjoy.ne.jp/~ai33/
内の
http://moon.ap.teacup.com/fusenryu-ituwa/
です。
講道館の強豪を次々寝技で倒したとも言われる「田辺又右衛門」もこの流派。開祖の”拳骨和尚”は近藤勇に勝ったとの伝も。

そして「谷幸雄」がウィキペディアに。(私が作ったのだけど)

私にとって初めて、ウィキペディアの項目そのものの新設体験となりました。ウィキペディアは独自のタグルールがあって大変なのですが、前田光世の項目をいったん「編集」でやって、コピーした後項目だけ変えた。内容は翻訳blogやGスピリッツによった。

しかし、私は谷が誰に習ったのかも知らないし、逸話もよく知らない。作るだけ作っておいただけなので、詳しい人は追加を…と書こうと思ったら、もう一日もたたずして項目が追加・増補されているよ!!
izayoshiさんという、歴史関連の編集が多い方だが、今回ほど集合知とオープンソースの強みを実感したことはない。

あと、誰かが詳しくしてくれるさという前提で、
どんな貧弱な知識でも、
とりあえず項目を立てるのもアリだとわかった(笑)
コメント欄で教えていただいたが、個人的に確認できる資料が無かったんで見送った、田辺又右衛門→谷幸雄の師匠・弟子関係も、その増補でizayoshiさんによって書き込まれました。

ウィキペディアの「谷幸雄」


だが、主な活動場所が英国だからしょうがないとはいえ、英語版ウィキペディアのほうが充実しているのも事実なんだよね。残念。
http://en.wikipedia.org/wiki/Yukio_Tani


ちなみに次は「大川常吉」の項目を立てたいのだが(※格闘技の人ではない)この人も資料となると、はてそんなに多くないのだよね。

 痛いニュース? (ノ∀`)…リングガール審査で「格闘技の選手知ってる?」「すいません、全然詳しくないです…今成正和ぐらいしか」

(※上に別の格闘技エントリあります)

と、いうお話。
審査側もそれを聞いていたチャットのわれわれも爆笑でした(笑)。以上、20日の公武堂TVでのひとこま。



その今成正和選手、夫人とお子さんをこんどのkamiproで公開する。

☆“妖怪足極め”がきれいな奥さんとかわいい子どもを初公開!
今成正和with今成ファミリー


後楽園でたまたま今成一家が、席の近くに来たことがあるのですが、上の「きれいな奥さんとかわいい子ども」は宣伝文句でも何でもなく、100%ガチだと保証します。

手塚治虫文化賞発表 /そして2009年の「星雲賞」候補が出ました。

今年の手塚治虫文化賞が発表になりましたが
http://www.asahi.com/shimbun/award/tezuka/
まあ、こんな感じ。

マンガ大賞は、よしながふみさんの「大奥」と辰巳ヨシヒロさんの「劇画漂流」が受賞。
新生賞は「パノラマ島綺譚」の丸尾末広さん、
短編賞は中村光さんの「聖☆おにいさん」が選ばれた

どれもたしかに良作だし、「聖☆おにいさん」の受賞は「日本有数の大新聞が、この漫画ぐらいのパロディは『冒涜』や『不謹慎』とはみなさないとした」ということでいろいろと社会的にはうれしいのだが(笑)、まあすっごいインパクトってえ感じではない。

で、個人的に「そういえば他の賞はどうなったんだろう?」と探したら、こういうのがあった。
http://2009.t-con.jp/whatNew/archives/2009/04/post-7.html
全部門があるんだけど、ここだけ引用します。

■メディア部門
a 『RD 潜脳調査室』 原作:プロダクション I.G/士郎正宗 原作協力:クロスロード 監督:古橋一浩 プロダクション I.G
b 『マクロスFRONTIER』 原作:河森正治/スタジオぬえ 総監督:河森正治 監督:菊地康仁 サテライト
c 『仮面ライダー電王』 原作 - 石ノ森章太郎 脚本:小林靖子、米村正二 東映
d 『コードギアス 反逆のルルーシュR2』 監督:谷口悟朗 サンライズ
e 『ダークナイト』 監督:クリストファー・ノーラン レジェンダリー・ピクチャーズ
f 『ファイアボール』 監督:荒川航 ジーニーズアニメーションスタジオ
g 『図書館戦争』 原作:有川浩、監督:浜名孝行 Production I.G
y 棄権
z その他


■コミック部門
a 『おもいでエマノン』 漫画:鶴田謙二、原作:梶尾真治、 徳間書店 RYU COMIC SPECIAL
b 『EDEN It's an Endless World!』 遠藤浩輝 講談社 アフタヌーンKC
c 『トライガン・マキシマム』 内藤泰弘 少年画報社 ヤングキングコミックス
d 『家族八景』 筒井康隆原作、清原なつの漫画 角川書店 KADOKAWA CHARGE COMICS
e 〈水惑星年代記〉シリーズ 大石まさる 少年画報社 ヤングキングコミックス
f 『女王蟻』 大井昌和 幻冬舎 バーズコミックス
g 『ロボ道楽の逆襲』 とり・みき イースト・プレス CUE COMICS


ふむう。正直、こっちも知らないのが多いなぁ。
歴代受賞作はこれ。
http://www.sf-fan.gr.jp/awards/list.html



ついでに昨日付コメント欄より。

id:eg_2 2009/04/20 22:50 > 今年の星雲賞
去年の受賞作の「電脳コイル」が再放送中みたいですよ。見なきゃ。
しかし、今検索したらdvdが吃驚するぐらい売れてない。星雲賞って権威もメリットもなにもないのかも(笑)

サバイバルゲーム反対運動、やっぱり「戦争ごっこは子供の教育に悪いから」だそうだ(完全版)

<21日スーパーモーニングより。最初の1、2分は未録画。8:34からの録画です。>

反対運動リーダーの女性、八王子青少年対策中山地区委員会S・H会長(番組中では実名)

「世界でいろいろ起こっていることをニュースで聞くたびにつらい思いをしているのに、なぜここで、その模倣みたいな、疑似体験ですね・・・をやるんだと。そもそも、それ(戦争)をゲームにすることがおかしい。っていうふうに。それを子供たちになんか絶対見せたくない・・・ということです。そういう観点です、はい」

ナレーション(N)

「問題の場所は、周囲を住宅地に囲まれた山の中。敷地はおよそ6000坪。衛星写真で見ると、いかに住宅密集地に隣接しているかがわかる。さらに保育園や小中学校、休日には家族連れが集う「いこいの広場」などとも、まさに目と鼻の先の場所」

レポーター(R)

「問題の場所は街の人が親しんでいるハクサン神社のすぐ左手、この先になりますがご覧の通りうっそうとした雑木林、丈もきれいです。耳を澄ますと鳥のさえずりが聞こえてきたりします。この先がちょっと開けてますけど竹が切られていますね。そしてここに境界線のブロックがふたつありますけど、ここから先が業者が借りてサバイバルゲーム場を作ろうとしているところなんですけど、そのすぐ脇にはご覧の通り小道があります。ここを散歩で歩く人もたくさんいますし、学校の子供たちも遊びでこのあたりをよく通るそうです」

N

「住宅地からゲーム場への予定地へつながる道、通称「トトロの道」。ここは近所の幼稚園児の散歩コースにもなっているという。そうした幼い子供たちへの影響や、安全性を懸念する住民たち。先日行われた業者側の説明会でも、争点はやはりその問題だった」

住民

「通常こういうサバイバルゲームを営業してらっしゃる方は、人里はなれた場所で設置して営業なさってらっしゃいます。なのになぜ、あえて小学校中学校幼稚園保育園が近くて、住宅が隣接している場所。こんな場所であえてやらなければならない理由もお教えください。以上です」(拍手)


(会場から)
・しっかり答えてくださいよ
・それができないならよそでやってよ
・そうだ
・何にも計画性ないじゃないか。

N

怒号飛び交う住民説明会。業者側から肝心な部分の回答が得られないことに、住民が苛立ちを感じたのだ。

住民

皆さんの質問に答えなさい。その義務があるのです。責任があるはずです。それをしっかりやってください。

N

「なぜこの地域にゲーム場をつくるのか。住民の最大の疑問に最後まで答えられなかった業者側。結局この日、住民の理解を得られるまでは工事を行わないと事業凍結の約束を交わした。子供たちの住環境を守るため、一歩も譲らない姿勢の住民側。説明会に先立ち、10000えお越える反対署名を提出した。」

八王子市の開発指導課 O・H課長(放送は実名)

事業者は事業活動、経済活動ということで一部法的にも認められる部分があるかと思います・・・いま相談の段階ですけど。そういった中で方や近隣の住民の皆さんは、反対の署名を短期間のうちに、市のほうに出されたということについては、やはりそれなりの重みというのがあるかと思います。お互いによく話し合って・・・十分話し合っていただいて、どこかで解決策を見出してほしいということは考えております」

N

「事業は凍結されたものの、今だぬぐいきれない住民たちの大きな疑問。説明会から一週間あまり、私たちはあらためて業者に今の気持ちを聞いた」

業者

「学校が近くにあるのはどうですか、と言う点ではちょっと、今のところうまくお答えできることがないと思うので、コメントは控えさせてもらいたいんですけど」

R

「そこのところが・・・」

業者

「一番重要だということなんでその辺を含めて計画見直しというのを含めて”凍結”という段階になっているのですね」

R

「どれぐらい凍結するか、説得するかはみんな個人の意思で決められるということですか?」

業者

「そうですね」

R

「じゃあ今後の見通しは今のところ立たないということですね。」

業者

今のところは。・・・でもあんまりダラダラしているのもしょうがないんで、なるべく早めには。

R

「夏オープンのことについてはどうですか」

業者

「まあめどがつかないです。遅れる可能性もありますし、なくなるっていうこともあるかもしれないですし、そこはなんとも言えないですし」

R

「中断する、中止する可能性もあるわけですか?」

業者

「まあ多少なりとも」


====スタジオに========

女性司会

「うーーーん、鳥越さん、たしかに子供をここで育てて生活を営んでいらっしゃるというかたからしたら、まあ感覚的には反発するっていうのは当然という気がしますことですね」

鳥越俊太郎

「僕自身もね、戦争というのは、まあ戦場の取材何べんも行ってますけど、戦争というのはもっとこう、ほんとに恐ろしいものですよね。人と人が命の取り合いっこするわけですからね。だからぼくはもう戦争、大嫌いなんですよ。だから戦争ごっこなんていうのはね、ああいうかたちで模擬戦みたいなとかをやるのはね、ぼく自身は嫌いなんですね。まあこれは法に触れることはないわけですから、やることの自由はあるでしょうから、そりゃやってもいいんですけけど、場所を選んでほしいですね。やっぱ子供がね、やっぱああいう戦闘行為をいつも見るってのはやっぱよくないなあ(笑)」

R

「トトロの道で銃撃戦、という話が対立構造をよくあらわしているんですが、サバイバル場は関東にはおよそ30箇所あるそうですが、ほとんどが千葉県で八王子あたりには一箇所しかないです。だから東京の人も神奈川の人も行きやすいということがあると思うんですが。
住民と業者の言い分を見たいのですが

(フィリップ、以下レポーターがフィリップの解説)
迷彩服と銃はイヤ/ マナーを守ります
子供の教育上よくない /18歳未満は利用禁止に
流れ弾の危険 /ネットを張る、威力は無い
奇声や銃等が見える /目隠しのフェンスをする
なぜ”文教地区”に・・/  ?


答えが出来なかったということで、今現在、凍結ということになっているのですが、


作家・若井氏

「サバイバルゲームといいますけど実質的にはう戦争ゲームなんですね。そしたらこの戦争ゲームと市民生活とがどうすみ分けるか、一定のルールなり、配慮が必要だと思うんですよ。だからこそいままで先行したやつは人里はなれた山の中で、今回のやつを認めてしまうとね、先例になって文教地区や住宅密集地でもこういうことができるというひとつの前例になると思いますね。そういうこともふくめて地元の皆さん反対していると思うんですよ。だからやっぱこれはね、私は基本的に住民の側に立ちますね。
まだ良心的な人だと思うんですよ、この業者はね。もっときつい業者だったら「法律で認められているんだから」とパッパとやってしまうんでしょうからね。その思いやりを全体に拡張してほしいと思うんですけどね。

男性司会者

「大澤さん、法律上はやっぱり『ごっこ』ですから、これ自体は問題ない…わけですよね?

大澤弁護士

「と思いますね。法律から言うとこれを禁止したりダメというのは非常に難しいだろうと思いますね。ですけど住民からも理解を得られない、住民の支持がないのは好ましくない−−という行政指導は行われることになるでしょうね。ただそれでも、法律上いいんだからやるんだ、と。これはどの場面でも出てくるけど、法律上禁止されなければ何をやってもいいのか、それが許されるのか」

作家・若井氏

「もうちょっと問題を拡大して言えばね、ゲームセンター、いわゆるゲーセンにいけば戦争に近いゲームがたくさんあるんですよ、どつきまわしたり人を殺したりするゲームがね。それも問題といえば問題だし、さらに拡大していけば、沖縄に行きますとね、日本の米軍基地の七割があそこに密集している。本土にももちろん、いろいろあったりしますよね。そういうところで身近に暮らしている人たちの苦痛といいますか、精神的なしんどさもこの一件を通してやっぱり見えてくるわけですね。
そういうところからすとなんかそういう世界全体のひとつの基調といいますかね、ベースにおいて一番先に鳥越さんおっしゃったように、戦争につながるようなものは我々厳しく対応していくんだみたいなもんがね、社会全体のベースにもっと広がってほしいなと思いますね」

女性司会

そうですね、ごっこ遊びをする人はその非現実性につかりたい、その場でつかりたいというのがあるかもしれませんけど、そこには現実のちゃんとした社会があるということですね。

R

許認可権は東京都にあるんだそうですが、自然保護に関する条例がありまして、それさえ守れば、まだ正式な申請は出ていないけれども、書類が整えば許可を出さざるを得ない状態だ。と。まあ10000人の反対があるんですから、よく話し合いをしてほしいと。やっぱり事業をする自由も一方であるわけですね。


※私のサバイバルゲーム場騒動に関するオピニオンは
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090415#p5
■「サバイバルゲーム場」建設企画、周辺住民が反対し紛糾。まあ普通に偏見だが
に書いています。

付記6月13日

5月末から6月にかけて、性犯罪を扱ったゲームの規制という話がはてなダイアリーのブロガーの間で話題となりました。「被害者がいない、架空の世界の話ではないか」「いや、そういう表現自体が問題なのだ」などの論点は、このサバイバルゲームの話と類似するのではないか?という指摘を受けました。なるほどそういう見方もあるかと。
この問題のどれにTBすればいいのかとちょっと思ったが、たまたまアンテナ登録ブログの中で目に付いり、ホットエントリで話題になったところを。
http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20090612/1244774693
http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090611/p2