今年度の締めとなります、日本航空オントリップJALの記事は「兵庫県」。
記事が公開されました。
今回は、そうめん、皮革、城下町、うすくち醤油の4つの歴史をまわりました。
東京から行くと姫路よりも向こう、もう岡山が見えてくるような場所にある「たつの市」。
とっても寒い時期にでかけてしまい、雪が真横の降る中での取材となりました。
「うすくち醤油をよく使いますか?」
そんな質問をしたら、結構地域ではっきりと分かれると思います。
私は残念ながら使わない派!でもこれを機会にすごく興味が出てきて、これからはちゃんと使おうと思っている。
考えてみたら、醤油で真っ黒になって料理を台無しにしてきたこと多数。でも、そんなもんかってスルーしてきた自分を恥じたい。
たつの市は、ヒガシマルがある町。
揖保川沿いに立つ本社。
ヒガシマルは、東に丸。もともとここには龍野藩の「東蔵」があったからの由来らしいです。
うどんスープが有名。
昔、たつのから江戸に送られていたうすくち醤油は「下り醤油」」って呼ばれていたのだそう。
上方は大坂で、江戸は下だったんですよね。
そんなうすくち醤油の歴史は資料館で見ることができます。
ここは元ヒガシマルの本社があった建物です。
かつて使われていた器具などの展示がありました。
意外とこういうものを見れる場所って、全国見てもないのだそう。
木桶の復活プロジェクトも行われているけれど…
昔のヒガシマルでは、社内で桶を修理したり作ったりしていたのだそう。
掲載できなかったけれど、蔵も見せてもらいました。
もうひとつのスポットにも行ってみました。
ここは「醬油の郷 大正ロマン館」。スクラッチタイルがかわいかったですよ。
こじゃれた柵がありました。
ここは醬油の組合事務所跡地。
瀟洒な洋館からは当時の繁栄が感じられます。
ここにあるお土産屋さんと飲食店が優秀でした!
ぜったいに行った方がいい。
ここのすてきなところは、お醤油をたくさん試せるところ。
さらに料理は動物性を使わないヘルシーな内容で、めっちゃくちゃおいしい!
管理栄養士さんがとても良いみたい。とにかく野菜がおいしい。
ぜったい行ってほしい。(2度目)
醬油を試すにはぴったりのこのお豆腐。
信じられないくらいおいしかった。買って帰りたいくらいでした。
手づくりらしいし、聞くとそんな特別なことはしていないっていうんですけど…
コロッケもおいしかった。
見て!本当にお肉が入っていないの。それでもこんなにおいしいなんて。
醬油麴が入っています。
ここで見つけた醤油は、すぐお隣で購入できちゃう。
これは…買ってしまうよ。
うすくち醤油は、醤油として機能しながら、とにかく薄い色に仕上げることが素晴らしいのであって。
いちばん左のお醤油みたいに、透明でうすい赤い色のお醤油がとっても貴重なんですね。
このお食事できる「クラテラスたつの」。めちゃくちゃオススメできるので、ぜひ行ってみてください。
そうめん、皮革の話はまたこんど。
オントリップJAL
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