犬好きな方って…犬種によって好き嫌いが凄く分かれたりします。自分は犬も猫も好きですが、犬に関しては「雑種」が好きです。もしくは柴犬とかそういったいかにも日本らしい犬が好きです。
ツマーの家で飼われている「ひな」は完全なる雑種犬です。ひなは山奥の梅農家に飼われている母犬が、近所のクリーニング屋から逃げ出し父犬にひっそりと子作りされて出来た子犬です。夜這いです。
話がそれましたが…久しぶりに「白い番犬チルー」という本を読みました。この本は雑種犬を飼っている全ての犬好きに読んでもらいたい名作です。
白い番犬チルーは、神社に嫁ぎ神主の資格を取った岡田桃子さんが、愛犬チルーの日常を犬好きの目線で綴るほのぼのとしたエッセイです。
元々このエッセイはソニープラザで発行されていた「S.P. Splendid!」というフリーペーパーに掲載されていた「犬ばか日誌」というコラムでした。ツマーがこのコラムが大好きで…フリーペーパー欲しさに毎月ソニープラザに行ったことを思い出します。
sonyplaza40th.blog.so-net.ne.jp
ちなみにこの「犬ばか日誌」はフリーペーパー掲載後、ソニープラザ40周年記念ブログに少しだけ掲載されていました。10年以上放置されているブログなのでサイドバーの画像などはリンク切れになっていますが…何とか今でも読めるので気になった方は先ほどのリンクからご覧ください。
という事で、かなり久しぶりに「白い番犬チルー」を読んだんですが、犬愛に溢れ、神社の謎にも触れることが出来て、面白くたまにホロリとするシーンもあり…2007年に発行された本ですが全く古さも感じず最高でした。
ただ…内容は古く感じなくても時は過ぎているわけで…チルーはもういないんだろうなと思うと切ない気持ちなりますが…いつか大阪の枚方にあるチルーがいた神社に行ってここにチルーがいたのかぁ…って思いながら写真を撮りたいな。