高信頼システム構築標準教科書- 仮想化と高可用性 -

仮想化・高可用性システムを構築したい方に最適な教科書

LPI-Japanは、Linux/OSS技術者教育に利用していただくことを目的とした教材「高信頼システム構築標準教科書 ― 仮想化と高可用性 ―」を開発し、無償にて公開しています。

この教科書は、アウトプット共創型エンジニアコミュニティ「LinuC Open Network」の標準教科書プロジェクトの成果として、さまざまなご協力者の貢献により開発されています。

本教材は、大手ITベンダーをはじめとする多くの企業からの、「Linux/OSSを使った高信頼システムを構築するための実践的なガイドブックが欲しい」という要望に応えて開発されました。クラウドサービスやプライベートクラウドの利用が拡大する中、クラウド基盤をはじめとするミッションクリティカルシステムでのLinux/OSSのニーズはますます高まっています。中でもクラウド基盤構築の中核技術である「仮想化技術」と、サーバ間連携など信頼性の高いシステムを構築するための「高可用性技術」は、IT技術者にとって必須の技術となっています。本教材は、このような技術の習得に役立つ実践的な内容となっています。

仮想化システムや高可用性システムを構築するスキルを認定する「LinuCレベル3 304試験(LinuC-3 304 Virtualization & High Availability Exam)」の内容の学習にも役立つ内容となっています。

なお、本教材は、執筆者である恒川 裕康氏(株式会社デージーネット代表取締役)の多大なる貢献によって作成されました。

本教材は試験対策教材ではありません

LinuCの試験対策には市販の認定教材をご利用ください。

構成

  • 1章 高信頼システムの概要
  • 2章 Linuxサーバ1台の稼働率を上げる設計
  • 3章 複数台のサーバによる高信頼性システムの設計例
  • 4章 データの共有
  • 5章 データベースの冗長化
  • 6章 クラスタシステムの監視
  • 7章 システム監視
  • 8章 ロードシェアリングによるシステムの構築
  • 9章 アクティブ・スタンバイクラスタによるシステムの構築
  • 10章 サーバの仮想化
  • 11章 仮想サーバを構築する(Xen編)
  • 12章 仮想サーバを構築する(KVM編)

ライセンス

本教材の著作権は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパンに帰属します。
All Rights Reserved. Copyright© LPI-Japan.

本教材は、クリエイティブ・コモンズ・パブリック・ライセンス「表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 (CC BY-NC-ND 4.0)」の下に提供されています。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

表示

本教材は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパンに著作権が帰属するものであることを表示してください。

非営利

本教材は、非営利目的で教材として自由に利用することができます。商業上の利得や金銭的報酬を主な目的とした営利目的での利用は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパンによる許諾が必要です。ただし、本教材を利用した教育において、本教材自体の対価を請求しない場合は、営利目的の教育であっても基本的に利用できます。その場合も含め、LPI-Japan事務局(TEL:03-6205-7025 e-mail:[email protected])までお気軽にお問い合わせください。

※営利目的の利用とは以下のとおり規定しております。
営利企業または非営利団体において、商業上の利得や金銭的報酬を目的に、印刷実費以上の対価を受講者に請求して当教材の複製を用いた研修や講義をしたり、書籍販売等を行い利益を得ること。

改変禁止

本教材は、改変せず使用してください。ただし、引用等、著作権法上で認められている利用を妨げるものではありません。本教材に対する改変は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパンまたは特定非営利活動法人エルピーアイジャパンが認める団体により行われています。

主な活用法人

本教材をご活用してくださっている教育機関・企業様の一部をご紹介します。

コミュニティ

LinuC Open Networkコミュニティでは、今後も標準教科書をより広く、より多くの方に活用していただくために、開発にご協力いただける方を随時募集しています。ご協力いただける方、もしくはご協力を検討してみてもよいという方は、以下のリンクからLinuC Open Networkコミュニティにぜひご参加ください。
https://linuc.community/

標準教科書に関する質問や情報交換などはコミュニティのSlack上で行なっています。レビューや誤字・脱字の指摘などの貢献でも大歓迎です。

本教科書は技術動向への対応を目的に、随時アップデートを行います。内容についてのご質問・ご意見、誤植のご連絡は下記のLPI-Japan事務局お問い合わせ先にお願いします。

よくある質問

Q.標準教科書がダウンロードできません。

A.ダウンロードコードの通知メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダに、件名「【LPI-Japan】Linux標準教科書ダウンロードアンケート」というメールが届いているかをご確認ください。
見当たらないようでしたら、アンケート回答をやり直していただき、再度お申し込みをしてください。
それでもなおお手元に届かないようでしたら、違うメールアドレス等で再度試みてください。
なお、アンケート回答後にお送りする上記のメールはSPF/DKIM/DMARC対応を済ませております。

また、一度ダウンロードコードを使用してエラーになってしまった場合、同じダウンロードコードは使用できない仕様のため、二回目はダウンロードできません。
その場合も、アンケート回答をやり直していただき、お申し込み手続きを再度試みてください。

LPI-Japan事務局お問い合わせ先

内容についてのご意見や誤字・脱字などのご連絡は下記のフォームから受け付けています。お気軽にご連絡ください。
>ご連絡フォーム

高信頼システム構築標準教科書
-仮想化と高可用性-
Ver. 1.0.1
2011/3/11 リリース
273ページ
無料(製本版は有料)
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