BtoB企業のSEO対策15ステップ|成果を最大化するポイントと成功事例

BtoBのSEO対策

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製品・サービスを運営するBtoB企業の方へ。広告やテレアポなどの短期施策に頼っていませんか。

受注数を増やすために「とりあえず広告費を上げよう」「ひたすらテレアポしよう」といった手法だけでは、持続的成長は難しいかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、オウンドメディアを中心としたSEO集客(検索エンジンを活用した集客)です。SEOは一過性の施策ではなく、会社の資産として育ち続け、見込み顧客を安定的に集客してくれます。

実際、弊社もSEO集客を育ててきたことによってリード数・受注数を増やすことに成功しています。

そこで本記事では、100社を超えるSEOコンサルティングを実施してきた私が、BtoBのSEOで成果を出すためのポイントを解説します。

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また弊社では、BtoBのSEO対策で成果を上げたノウハウをもとに『BtoB向けSEOガイドブック』を作成しました。

「BtoBのSEOの勝ち筋を知りたい方」「リード獲得を強化したいマーケ担当者の方」は、下記リンクよりぜひダウンロードしてください。

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竹内渓太のアバター
執筆者

SEOコンサルタント

竹内渓太

株式会社LANYの代表|株式会社リクルートにデジタルマーケティング職で新卒入社。3年間、デジタルマーケティングに従事。その後、株式会社LANYを創業。大規模/データベース型サイトのSEOが得意。

目次

BtoBマーケティングにおけるSEOの役割と目的

BtoBマーケティングにおけるSEOの目的は「見込み顧客のリード獲得」です。

SEOを活用したリード獲得は、以下3つのターゲット層を中心に行われます。

SEOでアプローチできる3つの層
  • 明確層(指名検索層)
    • 特定の製品・サービスを求めている層
  • 顕在層
    • 課題の解決策を探している層
  • 潜在層・準顕在層
    • 課題の解決策は探していない層
    • 課題に気づいていない層
SEOでアプローチできる層

SEOは単なる集客手段ではなく、ターゲット層に適切な情報を提供し、リード獲得や育成を促進する重要な役割を果たします。

また、購入決定プロセスが長く、複数の意思決定者が関与するため、BtoBのSEOでは「各フェーズに合ったコンテンツ・CVポイントを提供すること」が求められます。

他のBtoBリード獲得施策とSEOの違い

BtoBマーケティングにおけるリード獲得施策の中で、SEOは即効性には欠けるものの、資産性が高く、ターゲティングに優れている点が特徴です。

他のリード獲得施策とSEOの比較は下記です。

他のBtoBリード獲得施策とSEOの違い
他のBtoBリード獲得施策とSEOの違い

SEOは検索シェアを競合と奪い合うため、競争が激しく成果を出す難易度が高い上、時間もかかります。しかし、SEOを育てられると、良質なリードを大量に獲得しやすくなります。

BtoBとBtoCのSEOの違い

BtoBとBtoCのSEOでは、目的が大きく異なります。

BtoBでは「リード獲得」BtoCでは「商品・サービスの購入促進」が主な目的です。

BtoBとBtoCのSEOの違いをまとめると下記です。

スクロールできます
項目BtoB SEOBtoC SEO
目的リード獲得商品購入の促進
ブランディング
認知獲得
ターゲット法人個人
ターゲット数少ない多い
検討期間長期間短期間
CVポイント問い合わせ
資料請求
ウェビナー
商品購入
総アクセス数
(領域ごと)
少ない多い
KWの特徴専門用語
業界特化KW
評判
おすすめ
方法
検索意図課題解決
業界情報
導入事例
製品レビュー
製品比較
ノウハウ
BtoBとBtoCのSEOの違い

BtoBの購買活動は関与者が多く、意思決定に1年以上かかることもあるため、SEOの目的はリード獲得に重点が置かれます。

一方、BtoCの場合は意思決定が短いと1日、長くても1ヵ月程度であるため、目的は商品購入の促進となります。

BtoB企業がSEOに取り組む効果・メリット

BtoB企業が最適な戦略に基づいてSEOに取り組んだ場合、以下の効果・メリットが期待できます。

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①ターゲティング精度が高い

SEOは、リード獲得のターゲティング精度が高いマーケティング施策です。

キーワードを基に集客するため、、明確なニーズを持つ特定のユーザー(≒自社の顧客候補となるユーザー)を効率的に集客できます。

自社製品やサービスの強みに合うキーワードを選べば、効率的に見込み顧客を集客できるため、検索ニーズが明確な製品やサービスに適したマーケ施策です。

②長期的な費用対効果が高い

SEOは資産性が高く、長期的な費用対効果に優れた施策です。

Web広告との比較では、以下の違いがあります。

項目SEOWeb広告
目的中長期的な
リード獲得
短期的な
リード獲得
費用対効果長期的に向上短期的に良い
長期的に悪化
効果までの
期間
中長期即効性あり
持続性
(資産性)
長期間持続
(資産性)
資産性がない

SEOは即効性に欠けるものの、一度集客に成功すると、長期的なリード獲得施策として機能します。

③業界内での第一想起のポジションを確立できる

品質の高い独自コンテンツを継続して発信すれば、「業界内での第一想起のポジション」を確立できます。

第一想起とは「何かをしようとするときに最初に思い浮かぶブランド(企業)」を指します。

たとえば、プロダクトのUI/UX改善などを支援するWebデザイン会社の株式会社グッドパッチは、デザインに関する独自コンテンツを発信する「Goodpatch Blog」を運営しています。

引用元:Goodpatch Blog

デザインやプロダクト開発に関心のある専門家やビジネスパーソンに役立つコンテンツを継続的に発信することで、「Webデザイン会社といえばGoodpatch」という第一想起を確立しました。

検討の際に、第一想起のブランドになっていることで、下記のメリットが享受できます。

第一想起を確立するメリット
  • 比較検討なく、指名してもらえる
  • 比較検討の候補に、確実に入る
  • 比較検討されても、選ばれやすくなる

他社と明確に差別化できている状態になるため、比較検討時の優位性が高まり、受注率向上が期待できます。

SEOおたく

弊社のLANYブログも「SEOといえばLANY」という第一想起を目指し、読者の課題解決に役立つ独自情報の発信に日々取り組んでいます。

BtoB企業がSEO対策に取り組むべきかのフローチャート

ここまでBtoB企業におけるSEOの特徴やメリットを紹介しましたが、「すべての企業がSEOに取り組むべき」とは限りません。

製品・サービスや企業のフェーズによっては、他のリード獲得施策に予算を振り分けた方が効果的な場合もあります。

そこで、BtoB企業がどの程度SEOに注力すべきかを判断できるフローチャートを作成しました。

BtoB企業がSEOに取り組むべきかのフローチャート
  • ①現状の施策を強化する
    • 現状効果が合っている施策の精度を高める
  • ②積極的にSEOへ投資する
    • 明確層/顕在層/準顕在層・潜在層の全面的にSEOを対策する
  • ③余力があればSEOへ投資する
    • メディアを立ち上げ、顧客の関心が近いコンテンツ(CVポイント)を用意し、リードを獲得する
  • ④最低限のSEOを実施する
    • 最低限、指名系ワードのSEO対策を実施し、基本的にはABMのようなマーケ施策を実施する
BtoB企業がSEOに取り組むべきかのフローチャート
BtoB企業がSEOに取り組むべきかのフローチャート

「リード獲得が停滞している」「製品・サービス関連の購買キーワードが検索されている」場合、積極的にSEOへ取り組むことをおすすめします。

SEOは大きな投資になるため、短期・中長期の視点や他のBtoBマーケティング施策の相性などを踏まえ、慎重に開始時期を判断しましょう。

BtoBのSEO対策15ステップ

BtoBマーケティングにおけるSEOの正攻法は、見込み顧客が検索するキーワードを網羅的に洗い出し、より受注・契約意欲が高いであろうキーワードから優先的に対策し、改善を重ねることです。

BtoBのSEO対策は以下ステップで進めましょう。

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STEP1.BtoBにおけるSEO構造を理解する

BtoBにおけるSEO構造をまとめると下記です。

BtoBにおけるSEO構造
  • ①明確層(指名検索層)SEO
    • 対策:トップ・製品/サービスページ
  • ②顕在層SEO
    • 対策:製品/サービスページ・オウンドメディア
  • ③準顕在・潜在層SEO
    • 対策:オウンドメディア

獲得(契約)見込みの高い順は、「指名系キーワード > 顕在キーワード > 準顕在・潜在キーワード」です。基本的にはこの優先度に沿ってSEO対策を進めることが重要です。

STEP2.【明確層】トップ・サービスページのSEO対策をする

BtoBの顧客は、購入決定までのプロセスが長く、多くの情報を精査してから問い合わせに至ります。その際、懸念を払拭するために「企業名」や「サービス名」で検索することが多くあります。

検索時に自社の企業名やサービス名で1位を獲得していない場合、機会損失につながる可能性があるため、確実に対策をして、検索結果で上位表示を維持することが重要です。

株式会社LANYトップページ
トップページの例「株式会社LANY」

具体的な対策ページやキーワード例は下記です。

ここでは明確層(指名系キーワード)のSEOで特に重要な施策を解説します。

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施策①検索需要に合わせて、新規ページを作成する

Googleサーチコンソールで表⽰される「指名検索の掛け合わせキーワード」を確認しましょう。

Googleサーチコンソール
※GSCは「自社サイトの流入キーワードが見れる無料ツール」

キーワードごとに対策ページが存在するかを調査し、対策ページがない場合は、どのようなページを作成するかを検討しましょう。

検索クエリページ有無対策方針
LANY
LANY 会社概要
LANY 料金
LANY 事例×事例一覧ページ作成
LANY 竹内代表紹介ページ作成

また、既存ページに検索者が求める情報を追記するのも効果的です。ユーザーに必要な情報を的確に提供でき、検索エンジンからの評価が向上し、検索順位の改善が期待できます。

施策②TD(タイトル・ディスクリプション)を調整する

検索結果で2位以下のページにクリックを奪われないよう、タイトル(Title)とディスクリプション(Description)の調整が重要です。

検索結果「LANY SEO」
検索結果「LANY SEO」

対策キーワードの検索意図に合致し、適切な回答が含まれることを伝えるタイトル・ディスクリプションを設定しましょう。クリック率の向上が期待できます。

その他の指名系キーワードのSEO施策については、資料BtoB向けSEOガイドブックで詳しく紹介しているため、ぜひダウンロードしてください。

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STEP3.【顕在層】製品/サービスページのSEO対策をする

受注確度が高い顕在層のリード獲得が見込める「製品/サービスページのSEO対策」は最も重要です。

製品/サービスページの例「SEOコンサルティング

製品/サービスのカテゴリキーワードで上位表示することで、サービスや製品の利⽤を検討している顕在層のユーザーを多く集められるからです。

顕在層SEO

競合性が高く、ドメイン評価も求められるため難易度は高いものの、カテゴリキーワードで上位表示を達成すれば、ビジネスへのインパクトは非常に大きいです。

ここでは顕在層向けキーワードのSEOで特に重要な施策を解説します。

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施策①検索意図を過不⾜なく満たす情報設計

製品・サービスを調べているユーザーに、必要な情報を過不足なく提供することが重要です。

情報が不足していても過剰でも評価が下がるため、検索意図を100%満たすことを目標にページの情報設計をしましょう。

競合との情報差分を星取表のような形で調査し、差分を可視化するのもおすすめです。

差分になっている情報の中で、⾒込み顧客にとっても必要だと思われる情報は追加しましょう。

施策②テーマ性を⾼めるための内部リンク設計

顕在キーワードの順位を上げるには、準顕在・潜在キーワードを対策した関連ページ(コラム記事)から内部リンクを集約するのが効果的です。

関連ページからの内部リンクは、対象ページの評価を高め、検索エンジンがページの重要性を認識しやすくなります。以下のようなリンク構造を意識しましょう。

テーマ性を⾼めるための内部リンク設計
顕在KWの順位を上げる理想のリンク構造

その他の顕在層向けキーワードのSEO施策は、資料BtoB向けSEOガイドブックでも紹介しているため、ぜひダウンロードしてください。

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サービスページ or コラム記事のどちらで対策するか

顕在層向けキーワードは、必ずしも製品/サービスページで対策するとは限りません。

キーワードによっては、コラム記事(オウンドメディア)で対策する場合もあります。

たとえば、下記のような顕在層向けキーワードでもそれぞれ対策方法は異なります。

KW対策ページ
SEOコンサルティングサービスページ
SEOコンサル おすすめコラム記事
SEOコンサル 大阪コラム記事

対策方法の判断基準として、現在の検索結果に「サービスページ」と「コラム記事」のどちらが多く表示されているかを確認するのがおすすめです。

STEP4.【準顕在‧潜在層】オウンドメディアの目的・目標を設定する

BtoBの顕在キーワードは検索ボリュームが少ないため、準顕在・潜在キーワードまで対策を広げ、見込み客との接点(リード獲得数)を最大化することが重要です。

準顕在・潜在層へのSEOは、オウンドメディアのコラム記事による集客が基本となります。

LANYブログ
オウンドメディアの例「LANYブログ」

まず、オウンドメディアの目的と目標(KPI)を明確に設定しましょう。目的はリード獲得とし、KPIはメディアの成長フェーズごとに段階的に決めるのが基本です。

目的リード獲得
目標
(KPI)
フェーズ1記事数
フェーズ2主要キーワードの順位
フェーズ3流入数
フェーズ3コンバージョン数
オウンドメディアの目的・目標

初期段階からコンバージョンを重視しすぎると成果が出にくく、組織のモチベーションが低下する可能性があります。フェーズごとに適切なKPIを設定し、段階的に成果を目指しましょう。

オウンドメディア立ち上げ時のドメイン判断基準

オウンドメディアを立ち上げる際のドメインを何にするか迷う方もいるでしょう。

それぞれのドメインのおすすめ度は下記です。

ドメインドメイン例おすすめ
自社サイトの
サブディレ
https://lany.co.jp/blog/
自社サイトの
サブドメイン
https://blog.lany.co.jp/
新規ドメインhttps://lanyblog.com/
notehttps://note.com/lany/
おすすめのドメイン

自社サイトのSEO評価を引き継げるため、特に理由がなければ、自社サイトの配下にメディアを立ち上げるのがおすすめです。

STEP5.メディアで集客するターゲットを設定する

目的・目標を決めた後は、オウンドメディアで集客するターゲットを設定します。

ターゲットを決めずにメディアを始めると、自社のビジネスに繋がらない顧客を集客することになり、オウンドメディアの効果が半減します。

実際、ターゲットが異なると発信内容が大きく変わるため、適切なターゲット設定は見込み顧客の獲得に直結します。

ターゲットの違いによる例
  • 経営層・責任者の場合
    • 内容:事業や戦略のコンテンツ
    • 詳細:SEOが事業に与えるメリット
  • 現場の担当者の場合
    • 内容:戦術や現場レベルのテクニック
    • 詳細:「SEOライティングのやり方」「Google Analyticsの使い方」

弊社では、自社のマーケティング戦略に基づき下記のようなターゲットを設定しています。

ペルソナ
LANYのターゲットペルソナ例

ターゲットが明確であれば、ニーズに合ったコンテンツを提供しやすくなり、効果的な集客とリード獲得が期待できます。

STEP6.競合メディアを分析する

自社の事業の競合が運営しているメディアを分析しましょう。

分析としては下記のような項目が挙げられます。

競合メディアの分析項目例
  • ①流入数
  • ②記事数
  • ③獲得KW
  • ④記事の作り方
  • ⑤設置CTA
競合状況の分析

メディア全体の作り方から、記事の作り方まで目を通して、自社に取り入れるところは取り入れてみてください。

また、自社と競合の差別化をどうするかといった「メディアのポジショニング」を考える上でも競合分析は重要です。

STEP7.メディアのコンセプトを決める

ターゲット・競合分析ができたら、メディアのコンセプトを決めましょう。

具体的には、下記のように6W1Hで分けて決めるとわかりやすいです。

LANYのメディアコンセプト
LANYのメディアコンセプト

オウンドメディアの効果を最大化するには、チーム全員の目線を揃えることが不可欠です。

コンセプトを明確にしておくと、たとえメンバーが増えたとしても、メディア全体の一貫性が保たれます。

STEP8.カスタマージャーニーを作成する

カスタマージャーニーとは「顧客が契約に至るまでの道筋を可視化した図」です。

見込み顧客が契約までに持つ「ニーズ」や検索する「キーワード」が可視化されるため、SEO対策の優先順位やCVポイントを明確にできます。

カスタマージャーニー項目例
  • ①検討の状態
  • ②ユーザー心理
  • ③検索KW例(検索行動)
  • ④対策ページ
カスタマージャーニーのSEO

基本的には、受注に近い層から順にSEO対策を進めると、成果が出やすくなります。

また、カスタマージャーニーの作成方法については、以下の動画で詳しく解説しています。理解を深めたい方は、ぜひご覧ください。

関連動画:【永久保存版】カスタマージャーニーを用いたキーワード選定の極意(YouTube)

STEP9.トピッククラスターでキーワード設計をする

次に、オウンドメディアで作成するコラム記事のキーワード設計・選定をします。おすすめの設計方法はトピッククラスターモデルです。

トピッククラスターモデルとは「コンテンツを戦略的にまとめることで、メディア全体や個々のページのSEO評価を向上させる戦略」です。

トピッククラスターは、あるトピックの中心となるピラーページと関連情報を扱うクラスターページを、内部リンクで繋げることで構築できます。

トピッククラスターモデルとは

たとえば、トピックが「SEO」の場合、ピラーページは「SEOコンサルティング」、クラスターページには「SEO対策」「SEOライティング」「リライト」などが該当します。

トピックSEO
ピラーページSEOコンサルティング
クラスターページSEO対策
SEOライティング
リライト

メディア運営者がトピッククラスターモデルの概念を理解し、設計に活かせれば、無駄なくSEOに強いメディアを構築しやすくなるでしょう。

トピッククラスターモデルの構築は、①キーワードを洗い出す②キーワードを選定するの手順で進めます。

キーワードを洗い出す方法は、大きく分けて以下の3つです。

キーワードを洗い出す方法
  • ①市場
    • Googleで検索されているキーワード
  • ②競合
    • 競合メディアが獲得しているキーワード
  • ③顧客
    • 実際のクライアントや見込み顧客の悩み

※クリックすると該当見出しに遷移します

なお、トピッククラスターモデルの作り方やSEO的メリット、事例は下記記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:トピッククラスターモデルとは?作り方とSEO的メリットを事例付きで解説

①市場:Googleで検索されているキーワードを洗い出す

Googleで検索されているキーワードは、ラッコキーワードキーワードプランナーなどのツールを利用して洗い出します。

画像引用元:ラッコキーワード

出力された関連キーワードをコピーし、各自のスプレッドシートなどに貼り付けます。

無料ツールでは検索volが出力できない場合があるため、利用前に機能を確認してください。

②競合:競合メディアが獲得しているキーワードを洗い出す

AhrefsやSEMRushなどの有料ツールを利用して、競合メディアが獲得しているキーワードを洗い出します。

Ahrefsの獲得キーワード画面
弊社オウンドメディアの流入数

競合で獲得できているキーワードは、ベンチマークとして対策すべき重要なキーワードです。

細かく洗い出し、自社が獲得すべきキーワードを特定しましょう。

③顧客:実際のクライアントや見込み顧客の悩みから洗い出す

検索ボリュームがないキーワードの中にも、コンバージョンに繋がる「お宝キーワード」が隠れている場合があります。

そのため、検索ボリュームだけに頼らず、クライアントや見込み顧客が抱える悩みからキーワードや記事テーマを選ぶことをおすすめします。

ターゲットに刺さるコンテンツを作成し、成果に繋げやすくなります。

情報ソースの例
  1. お問い合わせ
  2. 商談
  3. CS
  4. 受注・失注理由
  5. アンケート
  6. セミナーQ&A
  7. 自社・競合の導入事例
  8. SNSのコメント

とくにお客様と接する営業部門のスタッフは、キーワード選定に役立つ貴重な情報を持っていることが多いです。

SEOおたく

「サービスを比較検討する際、どのようなキーワードで検索しますか?」と直接営業に聞いてもらうのも効果的です。

BtoB領域では、単に流入数を増やすよりもコンバージョンに繋がることが重要のため、検索ボリュームに加え、顧客の悩みや検索意図なども考慮して適切なキーワードを選びましょう。

なお、下記の記事ではBtoB企業がSEOで対策すべきキーワードを選定するときの情報ソースを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

STEP10.対策キーワードを選定する

キーワードを洗い出したら、ピラー・クラスターページになる対策キーワードを選定します。

※クリックすると該当見出しに遷移します

①ピラーページの対策キーワード選定

ピラーページの対策キーワードを選ぶ基準は以下です。

ピラーページの対策キーワード選定基準
  1. 目的を達成できる
    • メディアの目的・目標を達成できるKW
  2. 検索volが多い
    • トピックによりますが、最低でも検索Vol1,000以上のKW
  3. 競合性が低い
    • 検索上位の競合記事に勝てる見込みがあるKW

基本的には1語または2語程度で、ターゲットがソリューション検討時に検索するキーワードがピラーページのキーワードになります。

SEOコンサルティング事業の場合は、「SEOコンサルティング」や「SEO対策代行」がピラーページのキーワードに該当します。

SEOおたく

カスタマージャーニーで言うところの「顕在層」が検索するキーワードをピラーページに設定するのがおすすめです。

②クラスターページの対策キーワード選定

クラスターページの対策キーワードを選ぶ基準は以下です。

クラスターページの対策キーワード選定基準
  1. 目的を達成できる
    • メディアの目的・目標を達成できるKW
  2. トピック・ピラーと関連性がある
    • トピック・ピラーページと関連性があるKW
  3. 検索volが10以上ある
    • トピックによりますが、最低でも検索Vol10以上のKW
  4. 競合性が低い
    • 検索上位の競合記事に勝てる見込みがあるKW

SEOコンサルティング事業を運営する弊社の場合は、「SEO対策」や「SEOライティング」、「リライト」などのキーワードがクラスターページに該当します。

SEOおたく

クラスターページを作成する際は、検索意図に基づきキーワードを適切に分けるのが重要です。

キーワードを適切に分類しないと、キーワードカニバリゼーション(同一のキーワードで競合し、SEO評価が分散する)が発生する原因になります。

そのため、まずはツールでキーワードを洗い出し、基本に沿ってクラスターページの対策キーワードを丁寧に選びましょう。

■関連記事:複数キーワードを同じ記事で対策するか、別記事で対策するか

■関連動画:2つのキーワードを1記事で狙う場合の考え方(YouTube)

STEP11.コンバージョンポイントを設計する

BtoBのSEOで最も重要なのは、キーワード(ページ)ごとのコンバージョンポイントの設計です。

理由は、オウンドメディアを訪れたユーザーに、いきなり問い合わせや資料請求を促すのはハードルが高いためです。

特に潜在・準顕在層のユーザーに対しては、メルマガ登録やホワイトペーパーなどのハードルが低いコンバージョンポイントを設定しましょう。

CVポイントの例

適切なコンバージョンポイントを設定し、他のマーケ施策や部署との連携を含めた総合的なアプローチをすることで、SEOの成果を最大化できます。

STEP12.コンテンツを作成する

対策キーワードとコンバージョンポイントが決定したら、実際にコンテンツを作成しましょう。

コンテンツはなるべくコンバージョンに近い層から作っていくのがおすすめです。

まずは、明確層や顕在層向けのコンテンツ(トップページや事例ページ、製品/サービスページ)を作成します。

次に潜在層・準顕在層向けのコンテンツ作成へ移りましょう。課題やニーズがまだ明確でないユーザーに対し、興味を引き付ける情報提供型のコンテンツを作成することで、将来的なリードに繋げられます。

BtoBに強い記事を制作する方法やコツは下記の記事で詳細に解説しています。

■無料お役立ち資料:BtoB企業のSEO記事制作のメソッド

コンテンツは内製 or 外注するか

BtoB記事制作を始める際、内製するか外注するかで迷う方も多いでしょう。

両者にはメリット・デメリットがあり、慎重な検討が必要です。

ここでは、内製と外注のそれぞれにおすすめのケースは下記になります。

基本的には「ヒト・カネ・情報」といった観点から考えるのがおすすめです。

制作おすすめのケース
内製・制作体制を構築できる
・専門性の高い記事を書ける人材がいる
・記事制作やSEOのノウハウがある
・制作コストを抑えたい
外注・社内リソースが不足している
・専門性の高い記事を書ける人がいない
・記事制作やSEOノウハウが社内にない
・長期的に制作コストを投下できる

また、BtoB記事制作を外注する際には、特定の業務だけを外部に委託して自社で一部を内製する「ハイブリッド外注」があります。

SEOの専門知識が求められる施策や検索意図の深掘りといった工程を外注し、一次データの収集や記事内容のチェックを自社で行うスタイルは、外注と内製の両方のメリットを活かせます。
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STEP13.CTAを設置する

コンテンツを作成したら、CTAを設置しましょう。

CTAは、各コンテンツに合わせてCVポイント、内容、設置場所や方法を最適化することで、CVが出やすくなります。

CTAの設置例
CTAの設置例

CTAは「何をどういった形で置くのが適切か」を考えて設置しましょう。

ここでは特に成果が出やすいCTA施策を解説します。

成果が出やすいCTA施策

※クリックすると該当見出しに遷移します

施策①FVへのCTA設置

記事のFV(ファーストビュー)にCTAをクリックされやすく、成果が出やすいです。

FVへのCTA設置例
FVへのCTA設置例

ユーザーは記事内容をあまり読まないため、記事の中盤だけにCTAを設置していると、CTA自体が見られないことがあります。

そのため、ユーザー体験に配慮しつつ、FVにCTAを設置しましょう。

施策②オファー⽂⾔の最適化

マイクロコピー等のオファー⽂⾔を調整することで、⼤幅にフォーム遷移率を⾼められます。

オファー⽂⾔の最適化例
オファー⽂⾔の最適化例

遷移するまでの「ハードルを下げるか」「テンションを上げるか」の2⽅針でオファー内容を検討するのがおすすめです。

成果が出やすい鉄板のCTA施策については、資料BtoB向けSEOガイドブックでもまとめているため、今日からCVRを改善できます。ぜひ参考にしてください。

無料ebook:『BtoB向けSEOガイドブック(全62ページ)

STEP14.モニタリング(効果測定)をする

コンテンツ作成自体は目的ではなく、リード獲得という目的を達成する手段にすぎません。

記事公開後は、メディア全体の流入状況やKPIの達成度を定期的に確認し、改善に繋げることが必要です。

モニタリングの流れは下記がおすすめです。

モニタリングの流れ
  1. サイトの現状を把握する
    • 順位が上がっている / 下がっているを確認
  2. 変化に対する仮説を考える
    • なぜ順位が下がっているのか(自社 / 競合 / アルゴリズム / トレンド)
  3. 改善ポイントを発見する
    • 改善するためにできることは何か

メディアのフェーズによって異なりますが、モニタリング指標は以下の3点は網羅すべき指標です。

KPI(指標)頻度(目安)
メインキーワードでの順位毎日
ページごとのセッション数毎週
ページごとのCV数毎週〜月1

毎日全指標を確認する必要はありませんが、検索順位は可能な限り毎日チェックし、大きな変動がないかを確認すると良いでしょう。

STEP15.コンテンツをリライトする

コンテンツを公開して、一定期間経ったらリライト(記事の改善)をしましょう。

どの記事をリライトすべきか迷う場合は「セッション/順位」と「CVR」の指標を使って、マトリックスに当てはめてリライト内容を決める方法がおすすめです。

記事の分類と考え方
  1. 順位が高い・CVRが高い記事
    • 対策:メンテナンス
  2. 順位が高い・CVRが低い記事
    • 対策:CVR改善
  3. 順位が低い・CVRが高い記事
    • 対策:順位改善
  4. 順位が低い・CVRが低い記事
    • 対策:全面リライト
リライトの指標・マトリックス
リライトの優先順位付けマトリックス

改善内容は記事ごとに検討する必要がありますが、マトリックスを活用すれば、改善の方向性と優先度を効率的に決められるでしょう。

より具体的なリライトの方法は下記の記事と動画で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:SEO記事の効果的なリライト方法

関連動画:【超有料級】成果5倍なリライトの教科書(YouTube)

BtoBのSEO対策で成果を最⼤化させるポイント

BtoBのSEOで成果を最大化するために重要なポイントを紹介します。

※クリックすると該当見出しに遷移します

①受注から逆算して、キーワード・訴求を考える

BtoB商材では、受注までに長い期間と複数のタッチポイントでの接触が必要です。

そのため実際に受注に繋がったケースを分析し、勝ち筋を把握した上で、逆算してSEO対策のキーワードやページ上の訴求内容に反映しましょう。

受注から逆算したSEO

たとえば、勝ちパターンが「無料相談会で決裁者と話すこと」だった場合、オウンドメディア経由で「決裁者のリードを獲得しよう」という方針を立てられます。

受注から逆算したSEO

②集客用・教育用でコンテンツを分ける

検索キーワードにはなっていないが、見込み顧客が抱える悩み」は多く存在します。

その悩みを解消する「教育用コンテンツ(≒ファン化)」を作成し、適切に届けることができれば、コンバージョンの増加が期待できます。

SEOおたく

また、検索キーワードとして認識されていない悩みは、競合他社のサイトにも存在しないケースが多く、コンテンツの独自性が高まり、サイト全体の価値向上にもつながります。

発信に戦略を持たせる

ただし教育用コンテンツは、SEO経由ではキーワードがなく見込み顧客にコンテンツを届けづらいため、サイト内の回遊導線を整えたり、メルマガ施策と組み合わせたりするのがおすすめです。

③他のBtoBマーケ施策と掛け合わせる

他のBtoBマーケ施策(広告やCRMなど)と掛け合わせることで、SEOの成果を最大化できます。

たとえばリスティング広告でCVRの高いキーワードで、検索上位を狙えると効果が出やすいです。

他施策との掛け合わせ

また、作成したコンテンツをブログやメルマガ、SNS、動画など複数のチャネルで展開することで、効率的に情報を発信できます。生産性が向上し、SEOに限らないマーケティング全体の目標をより達成しやすくなります。

コンテンツのリサイクル

BtoB企業のSEO対策の成功事例

BtoB企業のSEO対策の成功事例を紹介します。

※クリックすると該当見出しに遷移します

事例①株式会社LANY|月150件以上のリード獲得数を達成

LANYブログ
事業デジタルマーケ支援
SEOコンサルティング
ターゲットSEOに精通している、ミドル〜大企業のSEO担当者
戦略・戦術①実際のSEOプレイヤーによる実践的な情報
②独自性の高い一次情報や具体例
③集客用コンテンツと教育用コンテンツを分ける
④SEO単体だけで考えない
成果月150件以上のリード獲得(2022年8月時点)

SEOのみではなく、XやYouTubeなど複数の施策を組み合わせたコンテンツマーケティングの事例ですが、下記のリード獲得数を達成しています。

項目8月9月10月
受注数8件10件13件
サービス資料DL数62件28件50件
ホワイトペーパーDL数161件149件162件
広告宣伝費0円0円0円
LANYリード獲得数(2022年8月-10月時点)

弊社がコンテンツマーケティングで意識したポイントは下記です。

発信に戦略を持たせる
チャンネル単体で考えない

LANYは「良質なコンテンツを発信し続けていれば、見込み顧客の方がSEOに困った際の第一想起になれる」という仮説を持ってコンテンツマーケティングに注力をしています。

少しずつ結果も出てきているので、ぜひBtoB企業様でSEOにお困りの方がいらっしゃいましたらお問い合わせいただけますと幸いです。
⇒BtoBサイト特化SEOコンサルティングのサービス詳細

以下の記事では、BtoB企業のYouTube活用術や開設から運用までのコツ・事例を紹介しています。

YouTube運用支援サービスのお問い合わせはこちら>>

事例②株式会社マツリカ | ホットリード獲得数150%達成

株式会社マツリカ
事業営業支援ツールの提供
メディアMazrica Business Lab.
提供プランSEOコンサルティング
施策①全記事のCVR改善
②エース記事のPV/CVR改善
成果ホットリード数150%達成

SFAツールを提供する株式会社マツリカ様とのプロジェクトでは、SEO経由のトラフィックやPV数の増加を目的とするのではなく、その先にあるホットリード数の増加をKPIとして設定しました。

事業に貢献するための指標である「ホットリード数」を重視し、ホットリードを増やすには、どのようなキーワードで流入を獲得すべきか、また見込み顧客により強い興味・関心を持ってもらうためにどのような情報を提供すべきかを徹底的に考え、施策に落とし込みました。

プロジェクトはスピード感を持って推進し、定量的な成果では、ホットリード数が最も低かった時期と比較して約150%増加する結果を達成しました。

事例③株式会社LegalOn Technologies|目標コンバージョン数を140%達成

株式会社LegalOn Technologies
事業契約書レビューツールの提供
メディアLegalForce Column
提供プランSEOコンサルティング
課題・コラム記事から製品資料請求への導線の設計が弱かった
・個別記事単位でのSEO改善のリソースや知見が足りておらず、手詰まり感があった
施策①CV導線設計の見直し
②エース記事のCVR改善
成果・目標CV数を140%達成
・目標SS数を180%達成

LegalOnTechnologies様とのプロジェクトでは、SEO施策をワンチームとして取り組み、定量的な成果の達成だけでなく、クライアント社内でのスキルアップにも貢献しました。

法務領域のオウンドメディア構築においては、専門性の確保が不可欠であるため、弁護士の方々に内容を監修いただきながら、多くのステークホルダーを巻き込んでプロジェクトを推進しました。

その結果、オウンドメディア経由でのリード獲得数を最大化することに成功するとともに、プロジェクトメンバー全体のSEOナレッジの蓄積にも寄与しました。

事例④エレクトロラックス・プロフェッショナル・ジャパン株式会社|SEO×BtoBマーケティングで相乗効果を創出

エレクトロラックス・プロフェッショナル・ジャパン株式会社
事業コインランドリー向け洗濯機器の製造・販売
提供プランSEOコンサルティング
課題・自社でコンテンツの見直しやGoogle広告の運用などを実施していたが、集客数が伸び悩んでいた
・目標は決まっていたが、社内にSEOノウハウがなく、どんな施策を打つべきか見当がつかなかった
施策①SEO:全体設計・新規記事の作成
②BtoB支援:ウェビナーの効率的な運用方法・ホワイトペーパー作成
成果・検索順位の向上とセッション数の増加
・ウェビナーの参加者数が10人未満から40~50人へ増加

エレクトロラックス・プロフェッショナル・ジャパン株式会社様は、コインランドリー向け洗濯機器の製造・販売や、コインランドリー店舗経営のプロデュースを行う企業です。

「Web広告からSEOでの集客へ切り替えたい」という意向を持っていましたが、メディア運営の方針が決まったものの、「何から手をつければ良いかわからない」という課題に直面していました。

そこで、提案資料を通じてメディア運営の道筋を明確にし、プロジェクトの進め方を擦り合わせた結果、コンサルティング開始直後から施策がスムーズに進行。検索順位の向上とセッション数の増加を達成しました。

また、BtoBマーケティングのサポートとして、既存のメルマガやウェビナー運用を支援しました。メルマガでは工数を削減しながら成果を上げ、ウェビナーでは参加者数の増加を実現しています。

事例⑤株式会社Resily|リード獲得数250%・ビックKWで上位表示達成

株式会社Resily
事業OKRツールの提供
提供プランSEOコンサルティング
施策①カスタマージャーニーマップを作成して適切なコンバージョン設計をしたこと
②BIGワードの順位上昇のためにトピッククラスターモデルを構築したこと
成果・オウンドメディア経由のリード獲得数が250%増加
・「OKR」単一キーワードで圏外→5位を獲得(最高3位を獲得)

株式会社Resily様には、オウンドメディア経由のリード獲得数増加を目的に、SEOコンサルティングを実施させていただきました。

CVポイントを適切に設定したり、トピッククラスターモデルを構築したりしたことで結果を出すことができました。

詳細な施策事例は下記に記載されているので、BtoB企業の担当者の方はぜひ読んでみてください。

まとめ|BtoB企業はSEOで中長期的なリード獲得チャネルを育てよう

BtoBマーケティングにおけるSEOの目的は「見込み顧客のリード獲得」です。

SEOを活用したリード獲得は、以下の3つのターゲット層を中心に行われます。

SEOでアプローチできるターゲット層
  • 明確層(指名検索層)
    • すでに特定の商品・サービスを求めている層
  • 顕在層
    • 課題を認識しており、解決策を探している層
  • 潜在層・準顕在層
    • 課題はぼんやりと認識しているが、具体的な解決策は考えていない層

BtoBマーケティングにおけるSEOの正攻法は、見込み顧客が検索するキーワードを網羅的に洗い出し、より受注・契約意欲が高いであろうキーワードから優先的に対策し、改善を重ねることです。

BtoBのSEO対策は以下のステップで進めましょう。

※クリックすると該当見出しに遷移します

本記事で紹介した内容や事例も参考にしていただき、BtoBマーケティングの中でも重要度の高いSEOを成功させていきましょう。

また弊社では、BtoBのSEO対策で成果を上げたノウハウをもとに『BtoB向けSEOガイドブック』を作成しました。

「BtoBのSEOの勝ち筋を知りたい方」「リード獲得を強化したいマーケ担当者の方」は、下記リンクよりぜひダウンロードしてください。

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BtoB向けSEOガイドブック

本資料では、BtoB事業者向けに、BtoBのSEOで意識すべき点を解説しています。

「BtoBのSEOの勝ち筋を知りたい方」や「リード獲得を強化したい方」におすすめの資料です。

目次(全62ページ)

  • BtoBマーケにおけるSEOの重要性
  • BtoBにおけるSEOの構造と戦略
  • BtoBのSEOで成果最⼤化するポイント

おすすめの方

  • BtoBのSEOの勝ち筋を知りたい方
  • リード数を増やしたいマーケ担当者
  • 商談数を増やしたいマーケ責任者

「BtoBマーケティングにお困りの方」「SEOに課題を抱えている企業様」がいらっしゃいましたら、ぜひLANYにご相談ください。実績豊富なコンサルタントが課題点の洗い出しや戦略設計、各種施策の実行まで包括的にご支援いたします。

また、「何が課題なのかが分かっていない」という企業様であっても、ヒアリングを行った上で弊社で何かサポートできる点がないかをご提案させていただくことも可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。

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