2014年11月4日、成田空港21:00発DL578便、目的地はハワイ諸島オアフ島ホノルル空港。
そこそこ長く我慢して社畜でいたご褒美にハワイ旅行へ行ってきました。

14年前の2000年9月に新婚旅行で訪れて以来のハワイ、しかもその時はハワイ諸島で最もマイナーな島のひとつ、ラナイ島に滞在していて、ワイキキには帰国前日にお土産を買うという目的で1泊したのみ。ワイキキの記憶なんて殆どありませんでした。

ラナイ島の滞在はそれはそれでとても貴重な体験でしたが、今回はコテコテのハワイ・オアフ島を思いっきり楽しんじゃおうと、知恵を絞ってIT駆使してわがまま言って、少ない滞在時間と予算を有効に使うべく試行錯誤し準備し計画し旅立ちました。次はいつ行けるか、もう2度と行けないかもしれないですからね。

そんなわけで、せっかくなので色々小出しに紹介していこうと思います。

まずは成田空港編（フロアガイド）
フライトの2時間前という集合時間の2分前に滑り込むファインプレーから、小腹がすいたなという定番の流れで、第1ターミナルの北ウイングと南ウイングの間にあるエアポートモールへ向かいますが、21:00のフライト時間に対してLO20：00というお店は除外すると選択肢はごくわずかに絞られ、おつまみセットにビールってところで落ち着きます。まぁあとは飛ぶだけですからのんびりと…てわけにもいかないみたいで、出国手続きが終わったら急いでDUTY FREEで買い物なんだそうです。

特に頼まれたもののないしほしい物もないので、一人サテライトデッキで飛行機でも眺めるかぁ、といっても外は真っ暗、滑走路が見えるわけでもないし、空港WiFiは繋がらないのデフォだし、ドトールは閉店しちゃうし…でボーっとしてたら搭乗を急かすアナウンスが流れ…2度目のアナウンスが流れ…ようやく現れたうちの人とともにバタバタと搭乗しましたよ、恐らく最後だったんじゃないのか？

※ポイント
あと30分余裕のある行動をとりましょう

あ、画像はデルタのデッキにあった充電スタンド。100VコンセントとUSB付き。搭乗でバタバタしてたから通りすがりにパシャッと撮っただけだったけど、待ち時間に充電可能です。

季節は春から初夏へ移り変わり、バイクにリハビリとトレーニングに汗を流す日々。
バイクトレーニング、通称チャリトレ(ローカル)では、20km、40km、60kmと距離を伸ばし、負荷のかけ方を試行錯誤しながらもついに100km近くのライドまで。
リハビリではレッグプレスでスクワット力を計測、最初は片足で自分の体重を上げるところから始まり、荷重を増やしていきます。これは術後半年になる7月には160kg(両足)まで上がるようになりました。しかし、マシンを使った筋力測定では左足は右の70％程度とまだまだの結果、これは自分でもトレーニングだけでなく、普段の生活の中でも感じていることでした。
ちなみに20歳女子が数日前に200kg上げたと聞いて目標にしようと思いましたが、びくともせず敗北感に涙したことがありました。
術後半年ということで、装具ありという条件付で、ついにライディング許可が出ました。ニーブレイスはデフォルト装備なので、もっと早くから復帰できたようですが、元々半年は乗れないと思ってたし、焦っても仕方無いことなので、先生の言いつけを守ってきました。
半年振りのモトクロスは、まあ攻めるのではなくファンライドとしては普通に乗れましたが、手のマメが酷くあっという間に潰れてしまいました。

ひたすらトレーニングの日々、というわけにもいかない多忙な毎日を過ごしつつも、徐々に人間らしさを取り戻していき、遂に運動開始の許可がでました。
軽いジョギングくらいから始めましょう、ということで、自宅付近を軽く走ってみたら、まあ30分くらいなら走れそうという感想をもちましたが、相変わらずの筋力不足で｢膝が抜ける｣という感じはしないものの、左膝の踏ん張りが効かないため上手く走れない。まだまだトレーニングが足りない。
リハビリではエアロバイクを取り入れていたので、リアルバイクはどうかと聞いたところ、許可がでたのでようやく陽の目を見ることになったFELTのMTB、XC EPOでのチャリトレを開始しました。
バイクはジョギングのように膝に負担がかからず筋力アップができるので、休みの度にバイクで荒川CRへ走りにいくようになりました。

左膝ACL術後1ヶ月で松葉杖は返却、ニーブレイスは日中ずっと装着しなくてはなりませんが、自分の2本の足で歩きだし、雪が止むのに併せて職場復帰。
残業続きでトレーニングどころかストレッチすらままならず、膝はパンパンに腫れ上がってました。毎日昼と夜にアイシングが必要。左の脚力がないので右足で補い、両足が痛くて辛い日々でした。
診断書には「デスクワークと軽作業なら可能」とあり、明らかなオーバーワークでした。

リハビリは、主に筋トレ。横になって行う足上げや尻上げのトレーニングにハーフスクワットなとに加え、エアロバイクも始まりました。

屈伸角度は120°〜135°程度、これは筋肉の癒着による影響からくる制限で、膝の色んなところに痛みを感じます。まだムリは出来ませんが、徐々に癒着をとっていかないと、いつまで経ってもしゃがめないし正座もできないので、少しずつ負荷をかけていきます。

足の太さは左右で周囲2〜3cmほどの差があり、見た目にも明らかに左足が細く脚力不足を実感する毎日でしたね。

退院後、すっかり放置してしまいましたが、ぼちぼち生きた証を記録していこうと思います。

1/9の術後から1ヶ月間は角度制限の付いたニーブレイスを装着し、松葉杖での荷重制限付き歩行でした。病院から借りたニーブレイスは重くてフィッティングも良くなかったので、角度制限が解除になると、自前のpodにスイッチしました。軽いしコンパクトだしフィッティングもイイしで、だいぶ楽になりましたが、脚が細くなったせいか、厚い方のパッドでちょっとセッティングを変更する必要がありました。

自宅療養はひたすら自主トレの日々、とはいえ、直接脚力アップというわけではなく、まずは足そのものを支える部位の筋力アップ。股関節やお尻、足首など…。

一日中自主トレもできないので、ずっと作れないでいたRGシャアザクを組み上げたりしてましたね。