スバル「スポーツセダン」STIチューンで高性能化された「WRX S4」がスゴかった! 高額でも人気殺到! 特別すぎる「STI Sport #」どんなモデル?
2024年1月に開催された「東京オートサロン2024」でスバルは、特別仕様車「WRX S4 STI Sport #(シャープ)」を公開しました。500台限定に多数の応募が殺到したモデルが、どのような特徴があるのでしょうか。
スバルの特別な「スポーツセダン」がめちゃカッコいい!
毎年年明けに開催される最大級の自動車イベントといえば「東京オートサロン」です。
当初はカスタムカーが展示されるイベントでしたが、現在では自動車メーカーが新車を発表する場にもなっており、個性豊かなモデルが一堂に会することで盛り上がりを見せます。
2024年1月に開催された「東京オートサロン2024」でスバルは、500台限定の特別仕様車「WRX S4 STI Sport #(シャープ)」を発表しました。
STI(スバルテクニカインターナショナル)が手掛けたスポーツセダンのコンプリートカーですが、どのようなモデルだったのでしょうか。
WRX S4 STI Sport #は、「WRX S4 STI Sport R EX」をベースに、STIのパフォーマンスパーツが特別装備として採用され、専用チューニングが施されたモデルです。
STIのコンプリートモデルらしく、スポーティな乗り味はもちろんのことながら、上質な乗り味の両立も実現していました。
トランクスポイラーといった専用のエアロパーツや、ウルトラスエードを使用したレカロシートが特徴的な専用インテリアが与えられているWRX S4 STI Sport #ですが、このモデル最大の特徴ともいえるのは、STIのコンプリートカーとして初めて採用された「フレキシブルパフォーマンスホイール」です。
ステアリング操作時の車両応答性を高めるために、前後で異なる形状のホイールを装着することでタイヤの接地面積を最適化。
これは単純に剛性を高めるのではなく、適度にホイールをたわませる適切な剛性を追求したもので、コーナリング時に生じる負荷をホイールが吸収してタイヤ本来の性能を引き出す…そんな考えから生まれたホイールです。
STI流のコーナリング理論が詰め込まれたホイールといえるでしょう。
その他にもフレキシブルドロータワーバーやフレキシブルドロースティフナーといった剛性アップパーツ、ハイパフォーマンスタイヤであるミシュランパイロットスポーツ5といった性能向上パーツを多数装着。
トランスミッションフルードクーラーが採用されているあたりからは、連続した高速走行をも加味した仕様であることが伺えます。
ただ、その専用チューニングの内容を見てみると、WRX S4 STI Sport #は単純に走行性能を高めただけでなく走りの気持ち良さや楽しさに主眼を置いたモデルを目指したといえそうです。
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そんなWRX S4 STI Sport #は、623万7000円(消費税込)で500台が抽選販売されました。
応募総数はのべ1902件。実に3.8倍という競争率になったといい、走りにこだわったハイパフォーマンスなセダンの人気の高さがうかがえます。
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