浅川町でも餌からセシウム すでに42頭出荷/福島
浅川の牛42頭 首都圏32店舗でも販売
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011071702000028.html
2011年7月17日 朝刊
高濃度の放射性セシウムを含むわらを与えられた福島県浅川町の肉用牛四十二頭が流通した問題で十六日現在、首都圏六県のスーパーや小売店など三十二店で販売されたことが各自治体への取材で分かった。埼玉県によると、新たに同県内に保管されていた牛肉から国の暫定規制値(一キログラム当たり五〇〇ベクレル)の約四倍の二一〇〇ベクレルの放射性セシウムが検出された。一方、横浜市は青森県五所川原市の倉庫で保管されていた牛肉を同県が検査した結果、セシウムは不検出だったと発表した。
問題の牛肉は三十三都道府県に流通し、うち二十三府県で消費されたとみられる。
東京都内では品川区の精肉店に六・五キログラムが卸されたが、消費者には販売しておらず、同店で保管している。
神奈川県内では、飲食店や精肉店など八店で計約二百九十四キログラムが販売された。川崎市幸区の精肉店で計五八・三キログラムを販売。同市宮前区のスーパーは、一キログラム当たり八七ベクレルのセシウムを検出した三十四キログラムを販売。横浜市港南区の和食店では六・七キログラムが消費された。大和市や茅ケ崎市のスーパーなど三店で計一五六・一キログラムが販売された。
埼玉県では熊谷、久喜、蓮田、行田の四市のスーパーと精肉店計九店舗で、約百八キログラムが販売された。各店に残品はなく、すべて消費されたとみられる。
千葉県では、計約百二十八キログラムが四市内の四店で販売。松戸市の精肉店には六十七キログラムが納品され、全量を販売。八千代市のスーパーは二九・一キログラムを販売。袖ケ浦市のスーパーでは二十三キログラムを、君津市の同系列のスーパーでも九・一キログラムをそれぞれ販売。いずれも残品はないという。茨城県では古河市のスーパーなど三店が計七〇・一キログラムを販売。高萩市の精肉店は仕入れた一・四キログラムを自家消費した。栃木県では足利市のスーパーが五・五キログラムを販売。野木町の精肉店は、四〇・四キログラムを売った。群馬県では、計約八十キログラムが太田、桐生、館林の三市六店で販売された。
---------------------------------------------------
福島・浅川町の畜産農家から東京都に出荷の牛1頭から基準値超えの放射性セシウム検出
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00203419.html
福島・浅川町の畜産農家で、高濃度の放射性セシウムに汚染されたわらが肉用牛に与えられていた問題で、宮城・仙台市で解体処理され、東京都に出荷された牛のうち1頭について、国の暫定基準値を超える1kgあたり、650ベクレル(Bq)の放射性セシウムが検出されたことがわかった。
この牛は、仙台市で食肉処理されたあと、東京都の食肉市場に卸されていたもので、保管されていた肉について、都が調査した結果、暫定基準値が1kgあたり、650ベクレルとなり、国が定めた暫定基準値の500ベクレルを上回っていたという。
一部は、東京都以外の場所に流通していたということだが、消費者の手には渡っていないという。(07/15 11:47)
----------------------------------------------------
東京でも規制値超のセシウム「牛肉」検出
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4776714.html
福島県・浅川町の農家から放射性セシウムを含んだエサを食べた肉牛42頭が出荷された問題で、このうち1頭の肉から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたと、東京都が発表しました。
東京都によりますとこの肉牛は、福島県・浅川町の農家が今月、仙台市内の食肉処理場に出荷したうちの1頭で、東京都内の食肉卸業者が購入したものでした。
東京都が保管されていた牛肉を検査したところ、国の暫定規制値の1キロあたり500ベクレルを超える650ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。
この牛の肉は、一部が都内の別の業者に既に販売されていましたが、全て保管されていて、消費はされていないということです。都内には、この他、同じ農家が出荷した18頭の肉牛が流通していて、東京都は流通経路の調査を進めています。
また、厚生労働省などは、検出された放射性セシウムが暫定規制値を超えていたことを受け、42頭全ての個体識別番号を公表することにしています。(15日11:28)
----------------------------------------------------
肉牛の餌に高濃度セシウム 42頭 首都圏などに出荷
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011071590071347.html
2011年7月15日 07時13分
写真
福島県は十四日、同県浅川町の肉用牛農家が高濃度の放射性セシウムを含む餌の稲わらを牛に与えていたと発表した。この農家は四月八日から七月六日の間、四十二頭を東京都、千葉県、横浜市、仙台市に出荷。食肉も汚染されている可能性があり、厚生労働省は食肉処理された後の流通経路について、関係自治体に調査を要請した。
福島県によると、わらからは、セシウムが最大で一キログラム当たり九万七〇〇〇ベクレル検出された。わらの水分量を補正すると暫定規制値の約七十三倍となる。
わらは、肉用牛農家が福島県白河市の稲作農家から購入した。稲作農家は福島第一原発事故発生後の三月十五日以降に水田から収集してロール状にしていた。昨秋にロール状にしたものもあった。
農家は「事故後のわらを食べたのは三十五頭だけ」と説明しているが、昨秋のわらからもセシウムが検出されており、福島県は「全四十二頭の追跡調査が必要」としている。この農家で飼われている牛の尿からもセシウムが検出された。
白河市の中心部は福島第一原発から約八十キロの距離で、避難が求められる区域ではない。農林水産省はわらの適正管理が必要と判断。岩手、宮城、福島、栃木、茨城、千葉、群馬、埼玉の八県で、畜産農家と稲作農家を対象に、わらの取り扱いに関する緊急調査を実施する。
福島県によると、牛四十二頭の出荷先は、横浜市十四頭、東京都十三頭、仙台市十頭、千葉県五頭。
仙台市によると、十頭のうち一頭分は食肉加工後に東京都の業者に販売され、もう一頭分は山形県酒田市や岩手県花巻市、仙台市の業者に販売された。残り八頭の流通経路は不明。千葉県で解体された牛は都内の施設を通じて流通しているという。
福島県は県内の肉用牛農家への立ち入り調査を実施しているが、県内の生産者に調査終了まで牛の出荷と移動の自粛を求めた。調査は今月十八日ごろに終了する見込み。
福島県によると、浅川町の農家が「稲わらを搬入してもらったが心配だ」と連絡。県が立ち入り調査し、汚染が判明した。
(東京新聞)
---------------------------------------------------------
餌からセシウム 42頭出荷
7月14日 20時10分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110714/t10014217361000.html
福島県浅川町の農家が肉牛に与えていた餌のわらから、国の目安を大幅に超える放射性セシウムが検出されたことが分かりました。この農家からは、ことし4月から今月にかけて東京や横浜、千葉、仙台の食肉処理場に42頭が出荷されており、福島県などはわらが与えられていた状況や、食肉の流通経路について詳しく調べています。
福島県によりますと、この農家は福島県浅川町の農家で、県が立ち入り検査を行ったところ、最大で1キログラム当たり9万7000ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。県によりますと、これは水分を含んだ状態に換算すると国の目安のおよそ73倍にあたるということです。わらが与えられていた肉牛は、ことし4月8日から今月6日までに42頭が4か所の食肉処理場に出荷され、内訳は横浜に14頭、東京に13頭、仙台に10頭、千葉に5頭だったということです。福島県は問題のわらがどのように与えられていたか詳しく調べるとともに、この農家に対して肉牛の出荷や移動の自粛を要請しました。関係する自治体に情報を提供し、食肉の流通経路を確認するよう依頼するとともに牛肉を回収するよう指示しました。一方、東京都によりますと、福島県浅川町の肉牛農家から出荷された42頭のうち、東京の食肉処理場には13頭が搬入されているということです。また時期は、6月16日までの間に4回に分けて搬入されたということです。東京都は、卸売業者に問い合わせるなどして、この肉の販売先や流通ルートの追跡調査をすることにしています。
-----------------------------------------------------
セシウム検出牛:福島県浅川町でも 42頭が市場に流通
http://mainichi.jp/select/science/news/20110715k0000m040044000c.html
福島県南相馬市の畜産農家が出荷した黒毛和牛から暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、県の調査で、同県浅川町の農家でも高濃度の放射性セシウムを含む餌を与えていたことが分かった。すでに42頭が市場に流通しているという。【種市房子、野倉恵、小玉沙織】
毎日新聞 2011年7月14日 19時49分(最終更新 7月14日 20時01分)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011071702000028.html
2011年7月17日 朝刊
高濃度の放射性セシウムを含むわらを与えられた福島県浅川町の肉用牛四十二頭が流通した問題で十六日現在、首都圏六県のスーパーや小売店など三十二店で販売されたことが各自治体への取材で分かった。埼玉県によると、新たに同県内に保管されていた牛肉から国の暫定規制値(一キログラム当たり五〇〇ベクレル)の約四倍の二一〇〇ベクレルの放射性セシウムが検出された。一方、横浜市は青森県五所川原市の倉庫で保管されていた牛肉を同県が検査した結果、セシウムは不検出だったと発表した。
問題の牛肉は三十三都道府県に流通し、うち二十三府県で消費されたとみられる。
東京都内では品川区の精肉店に六・五キログラムが卸されたが、消費者には販売しておらず、同店で保管している。
神奈川県内では、飲食店や精肉店など八店で計約二百九十四キログラムが販売された。川崎市幸区の精肉店で計五八・三キログラムを販売。同市宮前区のスーパーは、一キログラム当たり八七ベクレルのセシウムを検出した三十四キログラムを販売。横浜市港南区の和食店では六・七キログラムが消費された。大和市や茅ケ崎市のスーパーなど三店で計一五六・一キログラムが販売された。
埼玉県では熊谷、久喜、蓮田、行田の四市のスーパーと精肉店計九店舗で、約百八キログラムが販売された。各店に残品はなく、すべて消費されたとみられる。
千葉県では、計約百二十八キログラムが四市内の四店で販売。松戸市の精肉店には六十七キログラムが納品され、全量を販売。八千代市のスーパーは二九・一キログラムを販売。袖ケ浦市のスーパーでは二十三キログラムを、君津市の同系列のスーパーでも九・一キログラムをそれぞれ販売。いずれも残品はないという。茨城県では古河市のスーパーなど三店が計七〇・一キログラムを販売。高萩市の精肉店は仕入れた一・四キログラムを自家消費した。栃木県では足利市のスーパーが五・五キログラムを販売。野木町の精肉店は、四〇・四キログラムを売った。群馬県では、計約八十キログラムが太田、桐生、館林の三市六店で販売された。
---------------------------------------------------
福島・浅川町の畜産農家から東京都に出荷の牛1頭から基準値超えの放射性セシウム検出
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00203419.html
福島・浅川町の畜産農家で、高濃度の放射性セシウムに汚染されたわらが肉用牛に与えられていた問題で、宮城・仙台市で解体処理され、東京都に出荷された牛のうち1頭について、国の暫定基準値を超える1kgあたり、650ベクレル(Bq)の放射性セシウムが検出されたことがわかった。
この牛は、仙台市で食肉処理されたあと、東京都の食肉市場に卸されていたもので、保管されていた肉について、都が調査した結果、暫定基準値が1kgあたり、650ベクレルとなり、国が定めた暫定基準値の500ベクレルを上回っていたという。
一部は、東京都以外の場所に流通していたということだが、消費者の手には渡っていないという。(07/15 11:47)
----------------------------------------------------
東京でも規制値超のセシウム「牛肉」検出
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4776714.html
福島県・浅川町の農家から放射性セシウムを含んだエサを食べた肉牛42頭が出荷された問題で、このうち1頭の肉から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたと、東京都が発表しました。
東京都によりますとこの肉牛は、福島県・浅川町の農家が今月、仙台市内の食肉処理場に出荷したうちの1頭で、東京都内の食肉卸業者が購入したものでした。
東京都が保管されていた牛肉を検査したところ、国の暫定規制値の1キロあたり500ベクレルを超える650ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。
この牛の肉は、一部が都内の別の業者に既に販売されていましたが、全て保管されていて、消費はされていないということです。都内には、この他、同じ農家が出荷した18頭の肉牛が流通していて、東京都は流通経路の調査を進めています。
また、厚生労働省などは、検出された放射性セシウムが暫定規制値を超えていたことを受け、42頭全ての個体識別番号を公表することにしています。(15日11:28)
----------------------------------------------------
肉牛の餌に高濃度セシウム 42頭 首都圏などに出荷
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011071590071347.html
2011年7月15日 07時13分
写真
福島県は十四日、同県浅川町の肉用牛農家が高濃度の放射性セシウムを含む餌の稲わらを牛に与えていたと発表した。この農家は四月八日から七月六日の間、四十二頭を東京都、千葉県、横浜市、仙台市に出荷。食肉も汚染されている可能性があり、厚生労働省は食肉処理された後の流通経路について、関係自治体に調査を要請した。
福島県によると、わらからは、セシウムが最大で一キログラム当たり九万七〇〇〇ベクレル検出された。わらの水分量を補正すると暫定規制値の約七十三倍となる。
わらは、肉用牛農家が福島県白河市の稲作農家から購入した。稲作農家は福島第一原発事故発生後の三月十五日以降に水田から収集してロール状にしていた。昨秋にロール状にしたものもあった。
農家は「事故後のわらを食べたのは三十五頭だけ」と説明しているが、昨秋のわらからもセシウムが検出されており、福島県は「全四十二頭の追跡調査が必要」としている。この農家で飼われている牛の尿からもセシウムが検出された。
白河市の中心部は福島第一原発から約八十キロの距離で、避難が求められる区域ではない。農林水産省はわらの適正管理が必要と判断。岩手、宮城、福島、栃木、茨城、千葉、群馬、埼玉の八県で、畜産農家と稲作農家を対象に、わらの取り扱いに関する緊急調査を実施する。
福島県によると、牛四十二頭の出荷先は、横浜市十四頭、東京都十三頭、仙台市十頭、千葉県五頭。
仙台市によると、十頭のうち一頭分は食肉加工後に東京都の業者に販売され、もう一頭分は山形県酒田市や岩手県花巻市、仙台市の業者に販売された。残り八頭の流通経路は不明。千葉県で解体された牛は都内の施設を通じて流通しているという。
福島県は県内の肉用牛農家への立ち入り調査を実施しているが、県内の生産者に調査終了まで牛の出荷と移動の自粛を求めた。調査は今月十八日ごろに終了する見込み。
福島県によると、浅川町の農家が「稲わらを搬入してもらったが心配だ」と連絡。県が立ち入り調査し、汚染が判明した。
(東京新聞)
---------------------------------------------------------
餌からセシウム 42頭出荷
7月14日 20時10分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110714/t10014217361000.html
福島県浅川町の農家が肉牛に与えていた餌のわらから、国の目安を大幅に超える放射性セシウムが検出されたことが分かりました。この農家からは、ことし4月から今月にかけて東京や横浜、千葉、仙台の食肉処理場に42頭が出荷されており、福島県などはわらが与えられていた状況や、食肉の流通経路について詳しく調べています。
福島県によりますと、この農家は福島県浅川町の農家で、県が立ち入り検査を行ったところ、最大で1キログラム当たり9万7000ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。県によりますと、これは水分を含んだ状態に換算すると国の目安のおよそ73倍にあたるということです。わらが与えられていた肉牛は、ことし4月8日から今月6日までに42頭が4か所の食肉処理場に出荷され、内訳は横浜に14頭、東京に13頭、仙台に10頭、千葉に5頭だったということです。福島県は問題のわらがどのように与えられていたか詳しく調べるとともに、この農家に対して肉牛の出荷や移動の自粛を要請しました。関係する自治体に情報を提供し、食肉の流通経路を確認するよう依頼するとともに牛肉を回収するよう指示しました。一方、東京都によりますと、福島県浅川町の肉牛農家から出荷された42頭のうち、東京の食肉処理場には13頭が搬入されているということです。また時期は、6月16日までの間に4回に分けて搬入されたということです。東京都は、卸売業者に問い合わせるなどして、この肉の販売先や流通ルートの追跡調査をすることにしています。
-----------------------------------------------------
セシウム検出牛:福島県浅川町でも 42頭が市場に流通
http://mainichi.jp/select/science/news/20110715k0000m040044000c.html
福島県南相馬市の畜産農家が出荷した黒毛和牛から暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、県の調査で、同県浅川町の農家でも高濃度の放射性セシウムを含む餌を与えていたことが分かった。すでに42頭が市場に流通しているという。【種市房子、野倉恵、小玉沙織】
毎日新聞 2011年7月14日 19時49分(最終更新 7月14日 20時01分)
この記事へのコメント
こうなると 全ての食品が怪しいですね。私は福島の隣の新潟県ですが、「県内は正常」とニュースされています。 全くないなんて、逆に隠蔽か調査きちんとしてるのか 怪しいです
国は調査を早急に行い、厳しい内容でも 国民に事実を伝えるべきですね