泰山北斗のごとしとは
泰山北斗のごとし
たいざんほくとのごとし
言葉 | 泰山北斗のごとし |
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読み方 | たいざんほくとのごとし |
意味 | その道の大家として最も尊ばれる人物をたとえていうことば。
「泰山」は中国、山東省にある名山、「北斗」は北斗七星。 中国では、泰山と北斗七星が人々から仰ぎ見られていたことから。 「泰山北斗」は略して「泰斗」ともいう。 |
出典 | 『唐書』韓愈伝 |
使用漢字 | 泰 / 山 / 北 / 斗 |
「泰」を含むことわざ
- 死は或は泰山より重く、或は鴻毛より軽し(しはあるいはたいざんよりおもく、あるいはこうもうよりかろし)
- 泰山は土壌を譲らず(たいざんはどじょうをゆずらず)
- 泰山北斗のごとし(たいざんほくとのごとし)
- 泰山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
- 安きこと泰山の如し(やすきことたいざんのごとし)
「山」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
- 何れを見ても山家育ち(いずれをみてもやまがそだち)
- 一度焼けた山は二度は焼けぬ(いちどやけたやまはにどはやけぬ)
- 一目山随徳寺(いちもくさんずいとくじ)
- 海に千年山に千年(うみにせんねんやまにせんねん)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
- 円石を千仞の山に転ず(えんせきをせんじんのやまにてんず)
- 驚き、桃の木、山椒の木(おどろき、もものき、さんしょのき)
- お山の大将(おやまのたいしょう)
「北」を含むことわざ
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 北に近ければ南に遠い(きたにちかければみなみにとおい)
- 胡馬、北風に嘶く(こば、ほくふうにいななく)
- 太山を挟みて北海を超ゆ(たいざんをわきばさみてほっかいをこゆ)
- 太山を挟んで北海を超ゆ(たいざんをわきばさんでほっかいをこゆ)
- 東西南北の人(とうざいなんぼくのひと)
- 北国の雷(ほっこくのかみなり)
「斗」を含むことわざ
- 五斗米のために腰を折る(ごとべいのためにこしをおる)
- 泰山北斗のごとし(たいざんほくとのごとし)
- 胆斗の如し(たんとのごとし)
- 斗酒なお辞せず(としゅなおじせず)
- 熨斗を付ける(のしをつける)