死は或は泰山より重く、或は鴻毛より軽しとは
死は或は泰山より重く、或は鴻毛より軽し
しはあるいはたいざんよりおもく、あるいはこうもうよりかろし
言葉 | 死は或は泰山より重く、或は鴻毛より軽し |
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読み方 | しはあるいはたいざんよりおもく、あるいはこうもうよりかろし |
意味 | 命は惜しむべき場合と、潔く捨てるべき場合があるということ。
「泰山」は中国山東省にある名山。 「鴻毛」はおおとりの羽毛。 命は高い山よりも重く見なければならない場合と、おおとりの羽毛よりも軽く見なければならない場合があるとの意から。 |
出典 | 司馬遷「任安に報ずる書」 |
使用語彙 | 或は / より / 鴻毛 |
使用漢字 | 死 / 或 / 泰 / 山 / 重 / 鴻 / 毛 / 軽 |
「死」を含むことわざ
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 生き身は死に身(いきみはしにみ)
- 生きるべきか死すべきかそれが問題だ(いきるべきかしすべきかそれがもんだいだ)
- 一度死ねば二度死なぬ(いちどしねばにどしなぬ)
- 往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 運を待つは死を待つに等し(うんをまつはしをまつにひとし)
- 親が死んでも食休み(おやがしんでもしょくやすみ)
「或」を含むことわざ
- 死は或は泰山より重く、或は鴻毛より軽し(しはあるいはたいざんよりおもく、あるいはこうもうよりかろし)
「泰」を含むことわざ
- 死は或は泰山より重く、或は鴻毛より軽し(しはあるいはたいざんよりおもく、あるいはこうもうよりかろし)
- 泰山は土壌を譲らず(たいざんはどじょうをゆずらず)
- 泰山北斗のごとし(たいざんほくとのごとし)
- 泰山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
- 安きこと泰山の如し(やすきことたいざんのごとし)
「山」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
- 何れを見ても山家育ち(いずれをみてもやまがそだち)
- 一度焼けた山は二度は焼けぬ(いちどやけたやまはにどはやけぬ)
- 一目山随徳寺(いちもくさんずいとくじ)
- 海に千年山に千年(うみにせんねんやまにせんねん)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
- 円石を千仞の山に転ず(えんせきをせんじんのやまにてんず)
- 驚き、桃の木、山椒の木(おどろき、もものき、さんしょのき)
- お山の大将(おやまのたいしょう)
「重」を含むことわざ
- 足が重い(あしがおもい)
- おじを見ると荷が重い(おじをみるとにがおもい)
- 重きを置く(おもきをおく)
- 重きを成す(おもきをなす)
- 重荷に小づけ(おもににこづけ)
- 重荷を下ろす(おもにをおろす)
- 鼎の軽重を問う(かなえのけいちょうをとう)
- 紙一重(かみひとえ)
- 紙一重の差(かみひとえのさ)
- 軽い返事に重い尻(かるいへんじにおもいしり)
「鴻」を含むことわざ
- 命は鴻毛より軽し(いのちはこうもうよりかろし)
- 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)
- 鴻鵠の志(こうこくのこころざし)
- 死は或は泰山より重く、或は鴻毛より軽し(しはあるいはたいざんよりおもく、あるいはこうもうよりかろし)
「毛」を含むことわざ
- 命は鴻毛より軽し(いのちはこうもうよりかろし)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 兎の毛で突いたほど(うのけでついたほど)
- 女の髪の毛には大象も繋がる(おんなのかみのけにはたいぞうもつながる)
- 髪の毛を逆立てる(かみのけをさかだてる)
- 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 毛色の変わった(けいろのかわった)
- 結構毛だらけ(けっこうけだらけ)
- 結構毛だらけ猫灰だらけ(けっこうけだらけねこはいだらけ)
- 結構毛だらけ灰だらけ(けっこうけだらけはいだらけ)