影の形に随うが如しとは
影の形に随うが如し
かげのかたちにしたがうがごとし
言葉 | 影の形に随うが如し |
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読み方 | かげのかたちにしたがうがごとし |
意味 | いつもいっしょにいて離れないこと。
影が必ず物につき随うことから。 「影の形に添うが如し」「影の形に添うように」ともいう。 |
異形 | 影の形に添うが如し(かげのかたちにそうがごとし) |
影の形に添うように(かげのかたちにそうように) | |
類句 | 善悪の報いは影の形に随うが如し(ぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし) |
使用語彙 | 随う / 如し |
使用漢字 | 影 / 形 / 随 / 如 / 添 |
「影」を含むことわざ
- 暗影を投じる(あんえいをとうじる)
- 暗影を投ずる(あんえいをとうずる)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 陰影に富む(いんえいにとむ)
- 噂をすれば影(うわさをすればかげ)
- 噂をすれば影が差す(うわさをすればかげがさす)
- 影が薄い(かげがうすい)
- 影が差す(かげがさす)
- 陰に託して影を求む(かげにたくしてかげをもとむ)
「形」を含むことわざ
- 影も形もない(かげもかたちもない)
- 影も形も見えない(かげもかたちもみえない)
- 形が付く(かたちがつく)
- 形の如く(かたのごとく)
- 形影相同じ(けいえいあいおなじ)
- 形影相弔う(けいえいあいとむらう)
- 形影相伴う(けいえいあいともなう)
「随」を含むことわざ
- 意到りて筆随う(いいたりてふでしたがう)
- 一目山随徳寺(いちもくさんずいとくじ)
- 一波纔かに動いて万波随う(いっぱわずかにうごいてまんぱしたがう)
- 随徳寺をきめる(ずいとくじをきめる)
- 善悪の報いは影の形に随うが如し(ぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし)
- 他の追随を許さない(たのついずいをゆるさない)
- 水は方円の器に随う(みずはほうえんのうつわにしたがう)
- 礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべし(れいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし)
「如」を含むことわざ
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし)
- 蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 如何せん(いかんせん)
- 市に帰するが如し(いちにきするがごとし)
- 一見、旧の如し(いっけん、きゅうのごとし)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)