パソコンや、特に職場のパソコンでインターネットに接続し、WEBサイトを観覧する場合、表示するのはまずいホームページ、ウェブサイトががあります。
また、個人でウェブサイトを見て回っているときでも、見たくも無いサイトをうっかり表示してしまうこともあるでしょう(サイトに誘導するバナー広告を間違ってクリックするなど)。

上記以外に、表示するまでが非常に重く、間違ってリンクをクリックしてしまうと5分くらいは何もできない状態になり、ブラウザを強制終了させるしかなくなるようなサイトがあるかもしれません。

このようなウェブサイトにアクセスできないようにするには、一般的に以下のような方法があります。
・ブラウザのプラグインで制御
・フィルタリングソフトなど別のソフトウェアを利用する

しかし、ブラウザのプラグインを利用する方法では、色々なブラウザを使っている(InternetExplorer と Firefoxを併用しているなど)と対応ができません。
また、フィルタリングソフトは基本有料です。


そこで、一部制限があるものの、もっと簡単に実現できる方法があります。
少しだけ技術的な話なので軽く読んでもらえればよいのですが、Windowsを使ってインターネットを利用する場合、その名前解決の方法としてまずhostsファイルを参照し、DNSに問い合わせる、という流れになります(詳しくはこちらのMicrosoft KBを参照)。
であるので、このhostsファイルをなんとかしてやれば、不要なサイトを表示することはなくなります

以下、手順です。

hostsファイルは C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts にあります。
不必要な広告サイトなどを表示させなくする方法


このファイルをダブルクリックし、メモ帳(notepad)などで開き、

127.0.0.1 localhost

の後に表示したくないサイトのドメインを「127.0.0.1 example.com」のような形式で追加し、上書き保存します。

例えば、以下の通りです。

127.0.0.1 localhost
127.0.0.1 www.jword.jp

不必要な広告サイトなどを表示させなくする方法

こうすれば、ブラウザでそのウェブサイトにアクセスしたとき、「サイトが表示できません」となり、見たくないサイトが表示されることはなくなります
不必要な広告サイトなどを表示させなくする方法


ドメイン単位でしか制御できないという難点はあるものの、非常に簡単かつ効果がある方法なので、オススメです。
元に戻したいときは追加した部分を削除するだけでよいので、元に戻す方法も簡単であるというメリットもあります。