浮かぶとは
浮かぶ
うかぶ
言葉 | 浮かぶ |
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読み方 | うかぶ |
意味 | 液体の底にあるものや地面にあるものが、底や地面に触れていない状態。または、その状態になること。 感情や考えなどの隠れているものが表面に現れること。 死んだ人が残した、悔しいという思いが晴れて成仏すること。 苦労などに見合った報いがあること。打ち消しの語と共に使うことが多い言葉。 明確ではなったものが大まかにわかるようになる。 |
対義語 | |
使用漢字 | 浮 |
浮かぶを含む故事・ことわざ・慣用句
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(みをすててこそうかぶせもあれ)
自分の身を犠牲にする覚悟でやって、はじめて困難を解決する方法がみつかり、事を成就することができるということ。 溺れかけたとき、水に身をまかせれば体が浮き上がり、浅瀬に立つことができるとの意から。
沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり(しずむせあればうかぶせあり)
人生にはいい時も悪い時もある。悪いことばかりが続くわけでないから、くよくよするなということ。
浮かぶ瀬(うかぶせ)
苦しい境遇や立場から抜け出す機会。 「瀬」は、川の浅い所。転じて、場所や機会の意。
心に浮かぶ(こころにうかぶ)
ふと思いだしたり、思いついたりすること。
目に浮かぶ(めにうかぶ)
姿や光景を、実際にその場で見ているかのように感じること。
浮かぶ瀬がない(うかぶせがない)
苦しい境遇や立場から逃れる機会が得られない様子。 「浮かぶ瀬」は、川の浅い所。転じて、場所や機会の意。