ココロ社

主著は『モテる小説』『忍耐力養成ドリル』『マイナス思考法講座』です。連絡先はkokoroshaアットマークkitty.jp

結局、愛のある人が得をするシステムなの!

たとえば、「愛って大事だよね」「ポジティブに考えよう」などの言い回しは、ネットでなくてもよく見受けられますが、しばしば嫌われます。まあ、「きれいごとで気持ち悪い」という感覚も十分すぎるほどわかりますが、実際のところ、愛は大事ですし、ポジティブに考えることも大事です。なぜかというと答えは簡単で、すごく得だからです。きれいごとでもなんでもなくて、損得勘定で考えて、絶対お得なのです。
愛を語る人、ポジティブに考えることを提唱する人は、その実効性についてうまく説得ができていなくて、抽象的に「愛って大事だよね」と語るにとどまっていることが多いため、ますます不信感が芽生えてくるのですが、スキルが多少でも伴った愛は、強力な武器となります。
今回は、ここ数ヶ月において、「わたしが愛を大切にすることで得をした」という事例について、書かせていただきますので、参考にしてみてください。

(1)はてなの川崎さんと会うことができました

先日もお伝えしましたが、「株式会社はてな最強化計画」という記事を書いたら、はてなの副社長の川崎さん(肌がきれい!)からkwskということでメールをいただき、はてなにおじゃましてきました。ああいったタイプの記事はいろんな方が書かれていると思います。ただ、考えてみてください。人はみな、仕事に心血を注いでいるわけですから、自分の会社について言われたら、正論であろうが、期待していようが、言い方が乱暴だとショックを受けて、あんまり前向きに考える気持ちではなくなってしまうものです。
そこでわたしは、自分のなかでこれと思える代案を併記し、タイトルも「改善計画」ではなく「最強化計画」としました。批判するよりも代案を考える方が手間がかかるのですが、絶対読んでいただきたいと思って万全を期したのです。
その結果、川崎さんからご連絡をいただき、たっぷりとお話しすることができて(わたしは)楽しかったです!

(2)べにぢょさんに召喚されてビデオに出演しました

さらに翌週、「川崎さんとお会いしたとブログに書いていましたが…わたしもと思って!」とアルカーナさんに転職されたばかりのべにぢょさん(id:lovecall)からご連絡をいただきました。人と会って楽しかった話とかを書くと「わたしも…」と思ってもらえるメソッドなので積極的に書いてみてください。


べにぢょさんとは、あまり絡む機会がなく、ブログを読んでいて、「この女…自分がどこにいれば一番幸せになれるか熟知しておるわい…」と思って、そのスキルに驚嘆しながら見ていたのですが、もっと驚いたのは叩かれても平然としていたところ。すごいなーと思っていたのですが、「あのひとが見てる」という記事を読んで深い感銘を受けました。「大切な人が見ているのに、むやみに怒っちゃだめだと思ってる」という記事でした。
べにぢょさんも叩かれることがたまにあるようなのですが、そういう風に考えてスルーしてたんだな…と思って、とても親近感が沸きました。その後、ブログ運営の参考にさせていただいたのですが、実際にお会いして、べにぢょさんも、愛のあるブログ運営を大切にされているという話をされていて、改めて感銘を受けました。まあ、そこらへんの方向性が一致しているからこそ、今回の企画があったんだなーと思いました。ということで、ラブレターをもらったので了承をもらってさらしage



えー…ただ、ちょっとここだけは言っておきたいのですが、やっぱりべにぢょさんはスキがないですね。「大女優の風格」って書いてありますよ。わたしを男性としては見ない、ということです!
しかも、最後に「いちファンとして…応援しています」とか書いてあるし!一人の女として応援しろよ!釘を刺されたよ!


ということで、すでにご覧になった方も多いと思いますが、ココロ社出演の記事はこちらです!(これだけ予防線を張られてもちゃんとリンクするところが愛!)↓↓
http://lovecall.jp/?p=21


(3)誤解を防ぐことができた

ここまでは、あまり一般的な例ではないかもしれません。(ただ、感じをよくすることの積み重ねがこの結果を生んだと言えるとは思いますが)
ネガティブなコメントをもらったときも、いったんは静観しつつ、いい感じに返しておくと、高確率でよいことがあります。
ある日、記事にコメントをいただきました。▼



これを読んだとき「えー」と思ったのですが、「感じたままを素直に書いてくださるのはいいことだしなー。これからはもうちょっと薄めな感じで書こうっと」と思って、★をつけたんです。すると追記してくださってて…▼



ズコー!!!そんなわかりにくい褒め言葉ねーよwwwでも、うれしい褒め言葉!と思いました。ありがとうございます!


だいたい、「?」と思ったときも、1回目は最大限に好意的な解釈をしておく方がいいです。このケースのように誤解だったりすることも多いですし、向こうに本当に悪意があったとしても、「笑顔で大人の応対ができる人」として、周囲のギャラリーに好感を与えます。また、感じよく返した場合、相手も「言い過ぎたかも…」と、素直に反省してくれる場合も多いんです。

もちろん、ぼくの愛のない対応で損をしたこともたくさんあります…が、それについて語るとしんみりしておくのでやめておきます。

(まとめ)高度に計算された偽善者は、善人と同じ

まあ、愛に損得勘定を持ち出す発想というのは、偽善者といえば偽善者かもしれません。でも、ずっと偽善者でいつづけるのであれば、それは善人と同じだと思います。
…と言うと、「ちょっと話した感じだと人格にプロブレムがありそうでも、本当の優しさを持っている人が安心だ」と考える方も多いかとは思うのですが、「本当の優しさ」というのは、少なくともわたしの能力では関知できません。本当の優しさがそんなに難解だったら、理解者も増えなくてもったないないように思うのです。


ということで「愛をもって行動すると、得をする」という話をさせていただきました。もちろん、「ネットは心のゴミ捨て場だ」と割り切る考え方もあるとは思いますが、もしハピネスに興味をお持ちなら、愛を大切にしてみることをおすすめします。今回は本当にお得なお話なので、今後はあんまり愛だの何だの言わないようにします…得をするのはぼくだけで十分ですからね!!!