学研全訳古語辞典 |
のき-を-あらそ・ふ 【軒を争ふ】
分類連語
①
軒と高さを競う。草が軒を覆って生い茂ることをたとえていう。
出典源氏物語 蓬生
「しげき蓬(よもぎ)は、のきをあらそひて生ひのぼる」
[訳] 深く茂った蓬は、軒と高さを競うように生長し。
②
軒と軒とが重なり合う程に、人家が密集している。
出典方丈記
「のきをあらそひし人の住まひ、日を経(へ)つつ荒れ行く」
[訳] 軒を接するように密集していた人々の住まいが、日がたつに従って荒れてゆく。
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分類連語
①
軒と高さを競う。草が軒を覆って生い茂ることをたとえていう。
出典源氏物語 蓬生
「しげき蓬(よもぎ)は、のきをあらそひて生ひのぼる」
[訳] 深く茂った蓬は、軒と高さを競うように生長し。
②
軒と軒とが重なり合う程に、人家が密集している。
出典方丈記
「のきをあらそひし人の住まひ、日を経(へ)つつ荒れ行く」
[訳] 軒を接するように密集していた人々の住まいが、日がたつに従って荒れてゆく。
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