プレゼンテーションイベント「TEDxKobe（テデックスコウベ） 2024」が12月22日、神戸ファッションマート「オルビスホール」（神戸市東灘区向洋町2）で開催される。

TEDxKobe 2024の登壇者

　「TED（テッド）」は1984（昭和59）年、「価値あるアイデアを広げる」ことを目的に立ち上げられたアメリカの非営利組織で、同組織が行うカンファレンス型イベントの名称。各分野で独創的なアイデアを持つ人々が登壇し1人18分以内のプレゼンテーションを行うことで、「参加者の考え方や行動を変え、より良い世の中を創る」ことを目指している。

　「TEDx（テデックス）」はTEDを母体として世界180カ国以上、通算4万回以上開催されているローカルイベントで、日本では札幌・東京・京都・福岡など全国で開催。神戸では2014年3月に初開催され、今回で10周年となる。

　当日は、「Local（ローカル）」をテーマに8組がプレゼンテーションを行う。テーマには、神戸ならではの価値を掘り下げつつ、自分自身の内面や足元にも光を当てる思いを込めたという。登壇者は、生田神社・権禰宜（ねぎ）の酒井康博さん、須磨寺・寺務長の小池陽人さん、エビ工場長の武藤北斗さん、ライフキャリア実践家の岩橋ひかりさん、通訳者の大西亮平さん、こども万博主宰の手塚麻里さん、ソーシャルイノベーターの平林景さん、空手家の清水希容さん。同イベントの過去登壇者も約20人が参加し、登壇後の「アイデア」の広がりについて共有する。

　同イベントのオーガナイザーを務める舟橋健雄さんは「コロナ禍で開催できない時期もあったが、ここまでなんとか10年間開催し、通算100組以上の登壇者を迎えることができた。当日はこれまでにお世話になった全ての人に感謝を伝えたい」と話す。

　開催時間は12時30分～20時（アフターパーティー含む）。参加費は、一般＝8,800円、大学生＝6,500円、中高生＝5,500円、小学生（10歳以上）＝4,800円。