
ここは、身近にある野の花の宝庫です。夏の暑い時期は、なかなかこの観察路を歩こうと
は思いませんが、猛暑が去って気温が下がればじっくり歩けます。このユウガギクの群生は
本当に素晴らしい。色々な切り取り方ができるし、アップで見てもマッスとして見ても、そ
の姿が絵になります。他にも色々あって、時間が立つのを忘れます。今日は見かけた野の花
の中から、個人的に上手く撮れたと思われる花をアップします。






1枚目は、ユウガギク。花束のように見えてしまいます。2枚目はアキノゲシ、そろそろ終
わりの時期のようです。3枚目はヤブマメです。ヨシに絡まって咲いていました。以下、キ
ンミズヒキ、ツユクサ、シロサクラタデ、サクラタデです。こういう野の花には蝶や蜂など
昆虫が集まります。特にコセンダングサにはたくさんの蝶が集まっていました。

OM SYSTEM PLAZA新宿で、10月2日から開催していた ズイコー倶楽部湘南支部写真展
「ときめき」が終了しました。お忙しい中、ご来場くださいました多くの皆様、大変お世話
になりましたOM PLAZAスタッフの皆様に感謝申し上げます。展示スペースの関係で、今回
の写真展は前期と後期に分けて、展示作品を入れ替えて行いました。↑前期の展示、↓後期の
展示です。
湘南支部の写真展は、次は、2026年2月25日(火)~3月2日(月)横浜市民ギャラリーで
第28回支部写真展を開催予定です。よろしくお願いします。

野の花を撮るのが好きです。所謂雑草の花、園芸種のように人が育てた植物ではなく、自
然環境の中で、人の手を介さずに生きている植物の花です。そんな植物を狙って、田島ヶ原
へ行ってみました。ここは、サクラソウ自生地として有名な場所です。4月初旬は、ノウル
シに覆われ、その間からサクラソウが可憐は花を咲かせます。秋に入った今は、一面オギと
ヨシ(ススキも混じっているかな)に覆われています。背の戦いイネ科の植物なので、観察
路の中に入ると人は隠れてしまいます。そんなヨシのトンネルような観察路を歩くと野の花
がたくさん咲いていました。一番目立つのはキク科の植物で中でも通路を覆うように咲いて
いるユウガギクです。名前もいいですね。他にも色々撮りましたので、もう少し続けたいと思います。

アサガオは、個人的には、夏のイメージが強い花 ですが、10月に入った今が、一番元気が
あるように感じます。庭もアサガオだらけの感じがするし、午前中、散歩に出ると野生種の
アサガオをたくさん見かけます。アサガオも温暖化の影響を受けているのだろうか。涼しく
なってきた今が最盛期ならそう思えなくもありません。
庭のアサガオは、南天の木に絡みついたり、塀に絡みついたりしています。色も色々、植
えた覚えのない模様のものまであります。野生種の方は、マメアサガオやマルバアサガオで
す。

秋になるとよく見られるシジミチョウ、それがウラナミシジミです。この蝶を見かけると
秋だなと思ってしまう。これから11月の木枯らしが吹く頃まで飛んでくれます。コセンダン
グサの花が大好きみたいで、空き地や河川敷でコセンダングサが生えている場所で探すとす
ぐ見つかります。今年も秋の使者に出会えてよかった。
よく行く秋ヶ瀬公園の土手もコセンダングサが多いので、今年も乱舞が見られるでしょ
う。ちょっと楽しみです。