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「なにかいったかな?」

ネタバレあり。
大した記事ではありません。

谷甲州さんの「航空宇宙軍史 最後の戦闘航海」を読み返しました。

表題は同シリーズの「終わりなき索敵」で繰り返される世界転換のコードですが、おなじセリフが「最後の戦闘航海」にも出てきたのです。すっかり忘れていました。

僕は同シリーズを幻想文学と考えています。特に「終わりなき索敵」ではさまざまな要素が時と場を変えてリフレインされ、既視感やめまいを感じます。

「終わりなき索敵」は集大成なので、重要な要素がほかの巻から引き継がれても不思議ではありません。

こういうのをねちっこく調べているファンもいるのだろうな。


by tomoarrow | 2024-08-19 07:00 | 書物について | Comments(0)