graf代表
服部滋樹
クリエイティブディレクター、デザイナー、京都芸術大学教授を務める。建築、インテリア、プロダクトに関わるデザインや、ブランディングなどを手掛け、リサーチからコンセプトワーク、デザイン、設計、プログラムなど持続可能な形態を生み出す。地域や社会基盤もその領域として捉え、仕組みの再構成と豊かな関係性を生み出すコミュニケーションを物づくりからデザインを行う。
皆さん、こんにちは。今日は僕にとって随分と懐かしい製品のご紹介です。
28年くらい前のオリジナル照明“SOL”は、grafがお店としてオープンする前からあるんです。当時、ガレージメーカーのごとく実家のガレージを工房にして、思い立ったモノを夜明けまで粛々と作っていたうちのひとつがこれ。初期grafのなかでも今なお人気(?)の商品です。たいした機材もお金も持っていなかった僕たちはアイデアと工夫を駆使し、機械工具に頼らずとも「コレならできる!」というモノを数々作り、商品が生まれていきました。
大きなソファーや椅子、小家具のようなモノ、ジュエリーや照明器具……と、クラフトワークさながらにドンドンとアイデアをカタチにしていったのですが、今考えたらビックリするくらいの開発スピードだったかも知れません。現在は構想、企画、設計へと順を追って製作に進み商品が生まれてくるわけですが、あのころといったら思いついたら一晩でモックアップができていて、朝になったらあーだこーだとメンバーと議論するという作り方をしてました。文字通り「手で作る」、そんなやり方だったかも知れません。計画性よりも創造性!と、エネルギーに満ち溢れていたのです。
28年くらい前のオリジナル照明“SOL”は、grafがお店としてオープンする前からあるんです。当時、ガレージメーカーのごとく実家のガレージを工房にして、思い立ったモノを夜明けまで粛々と作っていたうちのひとつがこれ。初期grafのなかでも今なお人気(?)の商品です。たいした機材もお金も持っていなかった僕たちはアイデアと工夫を駆使し、機械工具に頼らずとも「コレならできる!」というモノを数々作り、商品が生まれていきました。
大きなソファーや椅子、小家具のようなモノ、ジュエリーや照明器具……と、クラフトワークさながらにドンドンとアイデアをカタチにしていったのですが、今考えたらビックリするくらいの開発スピードだったかも知れません。現在は構想、企画、設計へと順を追って製作に進み商品が生まれてくるわけですが、あのころといったら思いついたら一晩でモックアップができていて、朝になったらあーだこーだとメンバーと議論するという作り方をしてました。文字通り「手で作る」、そんなやり方だったかも知れません。計画性よりも創造性!と、エネルギーに満ち溢れていたのです。
あー若かったな〜と今は思うのですが……しかし「またそのような作り方もやってみたい!」と、開発のスピード上げていくぞーと意気込んでいる今日このごろです。
乞うご期待ではあるのですが、2025年にデビューするアイテムが実は数々あります。今は新たにスタンド型の照明器具を開発していて、その灯具には“SOL”が採用されています。
まずは、このSOLを手に入れてやってください。ラテン語の太陽ではなくて、そろばんのコマのような美しいカタチから名付けられた照明器具です。当時を思い出すと「光る彫刻」なんて偉そうなことを語っていたように思います(笑)。
光を灯すときと日中の佇まい。1日を通してお家で楽しんであげてくださいね。よろしくです!
乞うご期待ではあるのですが、2025年にデビューするアイテムが実は数々あります。今は新たにスタンド型の照明器具を開発していて、その灯具には“SOL”が採用されています。
まずは、このSOLを手に入れてやってください。ラテン語の太陽ではなくて、そろばんのコマのような美しいカタチから名付けられた照明器具です。当時を思い出すと「光る彫刻」なんて偉そうなことを語っていたように思います(笑)。
光を灯すときと日中の佇まい。1日を通してお家で楽しんであげてくださいね。よろしくです!