戦闘機パイロットを目指す隊員が必ず通る道、第13飛行教育団
[2013/09/09 撮影 / Nikon D300S + VR 70-300mm IF-ED]
防府北基地または静浜基地での約6ヶ月の初級操縦課程(プロペラ機 T-7)を修了したパイロット学生は、芦屋基地の第13飛行教育団で初めてジェット機(T-4)の操縦を学びます。
パイロット学生は防衛大学校卒、航空学生出身、一般大学卒、現職自衛官、一般企業出身など様々で、9つのコースに分けられています。
T-4の色は本来グレーですが、芦屋では飛行経験の少ない学生が操縦するため視認性を向上させる赤白の塗装となっています(通称 レッドドルフィン)
芦屋での基本操縦前期課程(約6ヶ月)を修了すると、次は浜松基地での後期課程(T-4・約9ヶ月)となります。
この後期課程を修了するとウイングマーク(航空機搭乗員徽章)が授与され正式な操縦士となり、戦闘機の操縦課程を経て全国の戦闘機部隊へと進みます。
つまり、航空自衛隊の戦闘機パイロットは全員芦屋基地で訓練を受けているということです。
[Nikon D300S + VR 70-300mm IF-ED]
部隊マークは第13飛行教育団の十三と玄界灘の波の図の組み合わせ。
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- 2021/02/05 (Fri)
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