# 初めから、クラスファイルできちんと指定して欲しかったのですがねぇ。とんでもねぇトラップです。
まず、caption パッケージをインポート。 ("インポート" という表現でいいのだろうか……)
やり方としては、プリアンブルに下記の内容を書き込む。
\usepackage{caption}
続けて、プリアンブルに図/表のキャプションのスタイルを記述をします。
図のキャプションの設定 (キャプションのフォントをフットノートサイズに)
\captionsetup[figure]{format=plain, labelformat=simple, labelsep=period, font=footnotesize}
表のキャプションの設定 (区切りをピリオド、フォントをスモールキャピタル、フットノートサイズに)
\captionsetup[table]{format=plain, labelformat=simple, labelsep=period, font={sc, footnotesize}}
で、上のように書くと、キャプションが下図みたいになります。 (超適当w)
図のキャプション |
テーブルのキャプション |
弄る可能性のあるところを簡単に説明しときますかー。
labelsep は、図/表番号の後の区切り文字を指定するオプションで、
- none (なし)
- colon (コロン ":" )
- period (ピリオド "." )
- space (スペース " ")
- quad (\quad サイズのスペース "\quad")
- newline (改行 "\\")
などが指定できます。
font は、文字サイズとフォントを指定できるオプションで、
文字サイズ
- scriptsize (スクリプトサイズ, 7pt)
- footnotesize (フットノートサイズ, 8pt)
- small (スモール, 9pt)
- normalsize (標準サイズ, 10pt)
- large (大きめ, 12pt)
- Large (大きい, 14.4pt)
フォント
- up (Upright Shape, 欧文字系)
- it (Italic, 斜体)
- sl (Slanted, 標準の文字を無理矢理傾けた斜体)
- sc (Small Caps, 小文字が少し小さい大文字となるスタイル)
- md (Medium, ミディアム)
- bf (Bold Font, 太字)
- rm (Roman, ローマン体)
- sf (Sans Serif, サンセリフ体)
- tt (Typewriter, タイプライタ体)
から選ぶ事ができます。また、複数 (文字サイズとフォント) を適用したい場合には、中括弧 ( "{" "}" ) とカンマを駆使すれば指定できます。
また、labelfont と textfont を使うと、図/表番号のフォントとキャプションのタイトルを別々に指定することができるようです。
もっと詳しく知りたい人は、caption パッケージのマニュアル (PDF) をご覧ください。
# そもそも "図"、"表" とかの文字を変えたい人は、\renewcommand を使って変えてくださいね。
\renewcommand{\figurename}{Figure}
\renewcommand{\tablename}{Table}
\renewcommand{\tablename}{Table}
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