空港から1時間半ほどで、ツーリストキャンプへ到着。
Kanonが参加したツアーは、初日と最終日にツーリストキャンプのゲルへ宿泊。
他の2日間はテントで野宿をするというプランです。
今回は、ツーリストキャンプで経験したゲル宿泊とツーリストキャンプの様子について、記載したいと思います。 ゲルとは
モンゴルの遊牧民が遊牧民が四季に合わせて家畜と共に移動できるように作られた移動型住居です。形を見ると「知っている!」という方も多いのでは?
では、実際内部はどうなっているのかを見てみましょう! ゲル内部の様子
ゲルの壁側にベットが4台並んでいます。(1台のベットは見切れていますが・・・)
真ん中には支柱2本と暖炉があり、そこから煙突が出ていて、屋根を貫通して排気しているという仕組み。外から見ると各ゲルの上から煙突が出ているのがわかります。Kanonが訪れたGWの時期のモンゴルは、夜になるとマイナス5度位。ぱっと見ると暖かくて快適そうではありますが・・・
ハッキリ言って、サウナ状態で暑い!!同室になった人と、暑くない??と言って、ドアをしばらく開けて室内の温度を調節していました。布団に入って寝付いた後、夜中3時頃に目が覚めます。
さぶい・・・・薪が燃え尽き、暖炉の火が消えていて、極寒!持ってきたダウンコートを着込んで、2度寝をしました。
そんな状態なので、睡眠はそれ程とれず・・・。朝7時になると各ゲルに宿のスタッフが来て、暖炉に火を入れてくれます。こちらが燃料生き返りました・・・。 こちらは、乗馬ツアー最終日のゲルの写真ですが、このような感じで天井の梁や壁のロープに洋服やタオルなどを挟んでクローゼットかわりにしていました。同性4人の相部屋で満室だったので、あまり広げて置けるスペースもなく、翌日着る洋服を挟んでおくのにちょうど良かった!
洗濯が出来てこのように挟めば、ガンガンに火を焚いているので、すぐ乾くと思いますww
(ツーリストキャンプには洗濯機はないですし、日本人相手の詰込み旅なので、洗濯する時間もなく、Kanonは試していません)
ツーリストキャンプのゲル
本来であれば、遊牧民の生活住居のため、キッチンがあるようですが、こちらは観光客向けのホテルのようなもの。普通にベットが並んでいるだけでした。
観光客向けの宿泊用ゲルがある中、中心にレセプション+レストランになるゲルがあります。一番右の大きいゲルがレセプションゲル。
後ろに石造りの小屋が立っていて、ここで客向けの料理を作っています。内部はこのような感じ。
ソファーとダイニングがあり、モンゴルの民族衣装やタペストリー、楽器、その他諸々が飾られています。ちなみに喫煙所はレセプションゲルの横にありました。
日本人相手のツアーなので、喫煙所があるのでしょうね。
現地の乗馬ツアーを先導する遊牧民の方は、その辺で普通にタバコ吸っていましたから・・・。このツーリストキャンプには、電気が通っていません。
では、どうやって、電気をつないでいるかというと・・・
太陽光パネルがレセプションゲルの横にあります。こんな太陽光パネル1つで、すべての電源が賄えるはずもなく・・・。各宿泊用ゲルにはランプ1つのみで、充電する設備はありません。
充電をしたい場合は、レセプションゲルに行って充電することになりますが・・・
宿泊人数に対してコンセント数も足りないし、そもそも発電量が足りなくて充電ができない事の方が多かったです。(現地ツアー会社からは、モバイルバッテリーを大量に持ってくるよう推奨されていましたが、ここまでではないとは・・・という感想)
その他、ツーリストキャンプの様子
ツーリストキャンプの施設は、宿泊用ゲル・レセプション兼レストランゲル・トイレとシャワーがある石づくりの小屋の3つに分かれます。こちらが、トイレとシャワーがある 小屋。屋上にソーラーパネルがついていますが・・・。
そんなものではシャワーの湯は賄えるはずもなく・・・。
シャワー完備で快適です!!という謳い文句とは全く違い・・・。到着日の夜はシャワーのお湯が出ないとの事なので、そのまま寝ることになりました。(夜の気温はマイナスになるので、水シャワーなどとても浴びれたものではありません)
翌日から野宿2泊。
到着日の次の日の朝食の時にレセプションゲルにて「明日から野宿でシャワー浴びることが出来ないから、午前中にシャワーでスッキリしたいんだけど・・・。何時にシャワーを浴びることが出来る?」と聞き、9時には浴びることが出来ると返答を受けたKanon。
海外時間ですね~。
勿論、9時に浴びることはできず・・・。しつこく何回も、レセプションとスタッフに聞いた結果、大型バッテリーを動かしてもらい、野宿の前にシャワーを浴びることが出来ました。正直な感想
1泊目の昼間に着いて、ツーリストキャンプではなく、遊牧民のゲルに泊った人は、ゲルの組み立てを体験して面白かった!と仰られていました。でも正直・・。
寝心地が良かったとは言えません!!初日に同室だった一人で来た中学生がKanonが野宿ツアーから帰ってツーリストキャンプで再会した時に言っていましたが・・・。
木の普通の机のような固いベットの上にせんべい布団でただの板に寝ている感覚。
夜はサウナ状態。
早朝には燃料が切れて極寒になる。
快適に睡眠することはできない!(同感!!)
ゆっくり休むことができず、彼女は具合が悪くなって寝込んだそうです!ちなみに、本当のモンゴルのゲルは、青空トイレとシャワーなし。
ゲル体験をするのであれば、日本のゲルホテルに泊まるのがベスト!
シャワーなし青空トイレで良いのであれば、7・8月にモンゴルに行く事をお勧めします!もう一度、ゲルに宿泊したいかと聞かれると・・・。
Kanonの答えはNOですね~
コメント
あら~~過酷なゲル体験ですね。
やはり、モンゴルのゲル体験は難しいですかね。
岐阜県にゲル体験が出来る施設が2ヶ所くらいあります。
そこなら、エアコン付き、大浴場もあり、安心ですね。
続きがとっても楽しみなモンゴルです。
ヒツジのとっと
2025/01/11 URL 編集返信キャプチャー写真を拝見し…ロマンチックアドベンチャー的で素敵!
と思いましたが…ゲル内で寒暖の差が激しくなかなか過酷だったですね💧
でも…貴重な異次元体験……キャンプ好きとしましては本格的で憧れます^^
もし行く機会がありましたら真夏に行きます^^
貴重な情報をありがとうございます←←すっかりその気です^^
続きも楽しみにしています(^^♪
Comodo
2025/01/11 URL 編集返信こんばんは^^
現地では過酷でした・・・。
もしかしたら、行った滞在先が良くなかったのかもしれませんが・・・。
エアコンの有難さを身に染みて感じました
後は、寝る時には薪を消して暖かい布団に入るとか、遊牧民の方はやっているのかもしれませんが、少なくとも私が滞在した所は暑さの地獄と寒さの地獄を体験しましたね。
私の体験からすると、本物のゲルはもう身体にこたえるなぁと・・・
ゲル体験するなら、話のネタとして1日で十分。
滞在するならゲル風ホテルがいいですね!
コメントをいただきましてありがとうございました。
Kanon
2025/01/11 URL 編集返信こんばんは^^
昔からモンゴルで遊牧民のゲルに泊って、乗馬で野山を駆け巡って爽快な気分になりたい!!
という想いがありました。
部屋に入った時には、現地っぽいインテリアにテンションが爆上がり!
ただ、その数分後、暑すぎる!!サウナじゃんとすぐにテンションが下がりましたw
同室の人と暑すぎだよね?とドアを開放していて、室内に外気を入れて寝たのですが、結局途中で寒すぎて起きる羽目に・・。
その教訓からツアーの最後の日は、ドアを開放するという事をしない事にしました。
(これから記事には書きますが、キャンプの時は固定された温度だったので、寝る前から防寒対策が出来て寒暖差での苦労はなかったです)
モンゴルに行くのであれば、絶対に夏に行った方が良いと思います。
後日の記事でそのあたりの理由については書く予定・・・。
コメントをいただきましてありがとうございました。
Kanon
2025/01/11 URL 編集返信そうなんですか・・・・・・ それはちょっと~~~~
韓国の人達夏は 水シャワーの人も多いんですが
僕無理なんです ><
ということは 僕にも合いそうにないですね wwwww
貴重な情報 ありがとうございます wwww
駐在おやじ
駐在おやじ
2025/01/13 URL 編集返信こんばんは^^
私も、ゲルに憧れていた人でした。
兎に角、暑がりで気温差に弱い私には無理でした・・・。
同じ気温の野宿のテントの方がまだ気温差という意味ではマシでしたね。
韓国の方、夏は水シャワーの方も多いんですね。
まぁ、最終日はお湯のシャワーがでましたが・・
元々モンゴルって乾燥しているため、シャワーを浴びない文化があるそうです。
本場のTheゲルは私には向いていませんでした・・。
コメントをいただきましてありがとうございました。
Kanon
2025/01/13 URL 編集返信1年くらい前にモンゴルツアーを検討したとき、色々調べるうちにちょっと無理かな…って思ったんですよね。
オーストラリアのケアンズのホテルで 夜にダニか何かに刺され、ベトナムのホテルでも何かに刺されたんですよ。虫は居ませんでしたか? 洗濯も頻繁には出来ないでしょうからシーツもどうなんだろう~~とか 気になります。
特に潔癖症でも無いですけど気になるなあ。
Daydreaming
2025/01/14 URL 編集返信こんばんは^^
潔癖の反対にいる人なので、ご参考になるかどうかは微妙なのですが・・・。
蚊にはモテる人間なので、かゆくなるのは嫌ですね。
これも、はっきり言って参考になるかわからないのですが・・・。
私が行ったGWの時は昼間は乗馬していてもフリースで丁度良い感じ、夜はマイナス5度ととても虫が出るような気候ではありませんでした。
なので、現地のガイドに「夏って蚊はどうなんですか?」と聞いた所、蚊はあまりいないという答えでしたが、本当か?とネットで調べた所、アブとかいるようです・・・。
ただ、乾燥しているから、熱帯地方ほどはいないかもしれないです。
幸いにも、ゲルの中は乾燥してサウナ状態だったので、特にベットで刺されることもなくといった感じでした。
コメントをいただきましてありがとうございました。
Kanon
2025/01/14 URL 編集返信