Amazonでおすすめの喪服(アンサンブル)を買いました

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お葬式の女性の装いといえば、9割の方が黒いアンサンブル(ジャケット+ワンピースのセット)を着用しています。
今回そのアンサンブルを、妻がAmazonで買いました。

  • Amazonでアンサンブルを買うメリット
  • どんなアンサンブルを買えば良いのか
  • 買う時のポイント

について解説します。

Amazonで喪服を買うメリット

ユニクロやGU・スーツ量販店などの店舗ではなく、また楽天など他のECサイトでもなく、なぜAmazonが良いのか、という話です。

早い

Amazonは翌日届きます。

お葬式の服は、「明日の通夜に参列しなきゃ」というように、いきなり必要になることが多いです。
ユニクロのスーツはセミオーダーで品質が良く、種類が豊富なのですが、オーダーシステムのため5日以上かかります。

Amazonの場合、お急ぎ便なら、翌日の午前中にとどきます。
このお急ぎ便、Amazonプライム会員は無料のため、会員の方は意識せずに翌日配達で使っているはずです。

この点が、楽天などの他のECサイトより優れています。

多い

ユニクロやGUではアンサンブルを扱っていません。
しまむらはアンサンブルを扱ってはいるものの、サイズの欠品が多いです。

Amazonは、商品の種類が豊富です。

また複数のサイズを注文して、使用しなかったアイテムを返品できるシステムなので、自分に合うサイズを選べます。

Amazonプライム対象商品なら注文数に特に上限はなく30日以内に返品すればOKです。

安い

紳士服量販店の喪服は、急いで購入しないといけない人が買いに来るので、強気の値付けが可能です。
そのためネット価格の約2倍の値段で販売されています。

その点ネット上では、自由競争にさらされているので、適性な値付けが行われています。

私の妻も、スーツ量販店の店舗をいくつか回ってみた後、値段と品質を比較検討した結果、Amazonで喪服(アンサンブル)を購入しました。

スーツ量販店での喪服(アンサンブル)の購入をおすすめしない理由

Amazonの喪服(アンサンブル)の値段

Amazon レディースブラックフォーマル の 売れ筋ランキング

↑こちらのリンク先をご覧頂ければわかるように、Amazonの喪服(アンサンブル)の中心価格帯は1万円から2万円です。
基本的に女性のアンサンブルの素材はポリエステル製で、海外で縫製していますので、大体この値段です。

高額なアンサンブルの場合も、ほとんどがポリエステル製なので、価格は違っても、素材感は同じです。

Amazonで喪服(アンサンブル)を選ぶときの基準

注文するときの時の基準としては、以下の3点です。

Amazonプライム対象商品&返品無料商品

Amazonプライム対象商品であり返品無料商品を選んでください。
繰り返しになりますが、翌日配達で、返品前提のためです。

金額は1万円~2万円のものを

1万円以下は、品質に不安が残ります。
そして掲載されているアンサンブルがポリエステル製で海外縫製のものがほとんどであることを考えると、2万円以上のものは割高です。
というわけで、ボリュームゾーンの1万円~2万円のものをおすすめします。

実際に購入した人のレビューが高得点のもの

Amazonの良いところは、購入者のレビューが見られるところです。
とはいえ未購入者もレビューを書き込めてしまうので、

という表記のレビューを参考にしましょう。

電化製品などのレビューはステマや荒らしが多く問題になっていますが、お葬式の服の評価は実際に購入した人のコメントがほとんどで適切です。

アンサンブルのデザインの種類

フォーマルウェアなので、デザインはどれもオーソドックスです。
違いを挙げると以下の通り。

ジャケットのデザイン

・ジャケットのデザインの違いは
着丈の長短(強いて言えば若い人は短め、お年を召した方は長め)と
ジャケットの襟(えり)の形、です。

襟の形の主なものは以下の5種類です。

ノッチドカラー

男性のジャケットタイプの襟です。

ステンカラー

コートにもステンカラーコートというのがありますが、シャツの襟のようなデザインです。

ショールカラー(へちま襟)

タキシードの襟ように、起状がなく、なだらから曲線を描きます。

ノーカラー(襟無し)

文字通り襟がなく、シンプルなデザインです。

スタンドカラー(立ち襟)

襟が少し立ったデザインです。

どの襟が特にフォーマル度が高いというのはありません。
好みで選んでください。

年齢と襟の相性というのも特にありませんが、強いて言えば、首元を隠せるという理由で、スタンドカラーはお年を召した方が好まれます。

ワンピースのデザイン

次にワンピースのデザインについてです。
正直なところ、上からジャケットを羽織るのでワンピースのデザインの違いはほとんど分からない、というのが現実です。

基本的に装飾のないシンプルなデザインです。
違いを気にするのはファスナーの止め方くらいでしょうか。
背中側や体側で止めるタイプが多いです。

また半袖か長袖か迷ったら、露出の少ない長袖にしておきましょう。

喪服(アンサンブル)の注文の仕方

実際お葬式の参列までに時間のない状況で注文することが多いので、
翌日に受け取りたい人はお急ぎ便(プライム会員は無料で使える)を使うべきでしょう。
またサイズが合わなければ返品するので、「返品無料」の商品を選んでください。

実際にAmazonでアンサンブルを注文してみました

ちなみに私の妻が望んだアンサンブルは、このノーカラー(襟なし)のタイプです。

ただ、探してみてわかったのですが、襟なしのジャケットが一番アイテム数が少ないようです。
デザイン違いサイズ違いで複数購入していろいろ試したかったのですが、結局9号のサイズでノーカラーというのが1点しかありませんでした。
そのため違うデザインのサイズ違いで2点(本命の9号と試しの11号)と合わせて3点を注文するという状況でした。当然お急ぎ便(Amazon Prime会員なら無料)で申し込みました。

そして翌日の午前中に到着。
早速試着。

届いてからは、当たり前ですがサイズが合うかどうかがのチェックが一番重要ですね。

ワンピースは基本的にサイズの許容幅が大きいので、ウエストが全然合わないというハズレ案件は少ないと思います。
あとは全体のフィット感ですね。
強いて言えば若い人はタイトめで、お年を召した方はゆったりめが似合うと思います。

それからワンピースのスカート丈が膝下かどうかも確認してください。

結果は、予想通り9号でピッタリでした。
ちなみに素材はもちろんポリエステル、製造はインドネシア製でした。

前回の記事に書いたようにAOKIで店舗販売されているアンサンブルと迷っていたのですが、結局Amazonのアンサンブルを購入することに決めました。
決め手は値段です。
AOKIのは半額でも2万円で、このAmazonの商品は10,800円だったからです。
クオリティにも差があるようには思えませんでした。

Amazonの返品処理

さて、結局購入には至らなかったアンサンブルの返品処理が必要です。

送られてきた時も特に緩衝材などは全く入っていなかったので、そのまま箱に収めました。
お気づきかと思いますが、送られてきたAmazonの箱をそのまま返品に使った方が楽なので、箱は捨てずににとっておいてください。

Amazonの商品購入画面から返品を選択して、サイトの指示通り戻り伝票を印刷して同封。
近所の宅配便に持ち込んで(私は佐川急便でした)宅配会社の着払いの配送伝票に記入したのを貼って、完了です。

以上が実際にAmazonでアンサンブルを購入した話です。

よりくわしくお葬式の女性の服装について知りたい方は
併せて↓こちらの記事もお読みください。

女性のお葬式の服装(喪服)について葬儀屋さんが解説します