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韓国映画『犯罪都市 NO WAY OUT』感想:マブリー対日本ヤクザ!

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見どころ

拳一つで悪と闘う型破りな刑事が、日本のヤクザと汚職刑事に挑む!
マ・ドンソク主演のクライムアクション第3弾。進化したワンパンチアクションが見もの。
敵役は韓国映画初挑戦の青木崇高と、イ・ジュニョク。國村隼がヤクザの親分役でカメオ出演している点も見逃せない。

 

ストーリー

ベトナムでの凶悪犯検挙から7年後。怪物刑事マ・ソクトは、新種の合成麻薬と日本のヤクザの関係を追う。

日本ヤクザの殺し屋リキがソウルに送り込まれ、汚職刑事チュ・ソンチョルとの三つ巴の攻防が繰り広げられる。

 

感想

見放題配信が待ちきれなかった第3弾!

U-NEXTで有料だったけどポイントを買って鑑賞。お正月の団らんで家族で楽しめる韓国映画といえば、犯罪都市シリーズは間違いないよね。

暴力シーンはあるけど殺伐とした感じはなく、気まずいエロシーンもないから安心。最後は必ずスカッとするから、気軽に見られる娯楽作だと思う。

 

今度の敵はイ・ジュニョク

これまでの敵は凶悪なキャラだったけど、今回は優男のイ・ジュニョク。

私が彼を知ったのは、2011年のNHKハングル講座のドラマパートだった。月日が流れ、最近見たのは『野球少女』いい感じに年を重ねた彼が、今回はマブリーの敵役。

腕力で対抗する感じじゃないから、どうなるか期待が膨らんだ。

 

チーム一新で楽しくも寂しい

マ・ソクトが広域捜査班に移ったため、チームが一新されたのがちょっと寂しかったな。チェ・グィファとのやり取りが好きだったから。

でも、今回はイ・ボムスが先輩役で登場。キム・マンジェことキム・ミンジェとのコンビも良かった。あとはまだ新チームには馴染めてない感じ。キャラが覚えきれていないのもあって、今後のシリーズにも期待するよ。

 

ギャグシーン満載

ギャグ要員も充実。全身タトゥーでだらしない体型のコ・ギュピルや、日本ヤクザの情けないパシリ役のソン・ソッコが印象的。個性が強烈で、今後のシリーズにも出てほしいと思うくらい良かった。

 

あと、日本語と韓国語の言葉あそびみたいなのも端々にあり。

「だまれ!」という日本語のセリフに「全部話したじゃないか」と答えるやりとりが「다 말해(タ マレ=全部話せ)」「다 밀했잖아(タ マレッチャナ=全部話したじゃないか)」だと気づいた時はちょっと嬉しかった。

 

敵は日本ヤクザ!

韓国映画に日本ヤクザが登場すると、変な日本語やインテリアが気になることが多いけど、今回は國村隼と青木崇高が出演してるから大丈夫!

ただ、敵が二ついるせいで、三つ巴の面白さはあるものの、少し散漫に感じた部分もあった。特に青木崇高の存在感が強くて、イ・ジュニョクが霞んで見えちゃうんだよね。

 

國村隼の出番が少なかったのも残念。せっかくなら、日本ヤクザ対韓国警察の全面戦争が見たかったな。でもそれは難しいか…。

ちなみに、國村隼の設定は日本から出ていないんだけど、実際の撮影場所は仁川の松都セントラルパークホテルだったみたい。来てるんだったらマブリーと絡んでほしかったなぁ~。

 

総評

マブリーの鉄拳制裁と可愛いギャグシーンが満載で、期待を裏切らない内容だった。

敵が物足りないという意見もあるかもしれないけど、逆に安心して見られるともいえる。ダークな部分が減り、コミカルさが増している感じがするね。

すでに4作も公開されてるし、これからも楽しみしかない。

 

映画情報

原題:범죄도시3(犯罪都市3)
公開年:2023年
監督:イ・サンヨン

 

主な出演者

マ・ドンソク:マ・ソクト(刑事)
イ・ジュニョク:チュ・ソンチョル(九龍署麻薬班)
イ・ボムス:チャン・テス(広域捜査隊チーム長)
キム・ミンジェ:キム・マンジェ(広域捜査隊刑事)
イ・ジフン:ヤン・ジョンス(広域捜査隊刑事)
コ・ギュピル:チョロン(中古車ディーラー)
チョン・ソッコ:キム・ヤンホ(ヤンホ流通社長)
國村隼:一条会会長
青木崇高:リキ
アン・セホ:トモ

 

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