天満天神飯店 赤尾一清
天満天神飯店 赤尾一清さんに取材!
みなさん、初めまして。オオサカジン編集部のインターンシップに来ている四天王寺大学 人文社会学部 日本学科 3回生の川端一花です。
本日は、天満天神飯店の店主である赤尾一清さんにお話を聞いてきました。
人見知りながら頑張って取材してきましたので、よかったら読んでみてください!
天満天神飯店は天神橋筋商店街3丁目に位置する中国料理のお店です。外装は全体的に木が使われており、和な雰囲気が漂っています。入口の真上には立派な龍が飾られており、通りがかる人々の目を引いていました。
私は中華のお店を取材すると聞いて、昔ながらの街中華のような雰囲気や強面の店員さんを想像して、人見知りで初めての場所が苦手な私は緊張していました…。
しかし、実際に入ってみると想像と全く違いました!内装は落ち着いた雰囲気で清潔感のある溢れる印象。店長の赤尾さんは、初めは厳しそうな方かな?ともドキドキしましたが、準備中にお邪魔した私たちのことを明るく迎え入れてくれ、笑顔で目を見てお話を聞かせてくださいました!
そんな赤尾さんは調理の専門学校で学び、このお店を始めたそうです。
当時は何料理がしたいと決まっていたわけではなく、周りの人たちが「バンビーノ」や「MOCO‘S キッチン」を見てイタリアンに憧れるなか、一番人気が無いからと中華料理を選んだ!と笑いながらに話してくれました。
天満天神飯店がある天神橋筋商店街には1~7丁目まで存在し、その中に赤尾さんのお母様が営む天満天神MAIDO屋という大阪土産専門店があります。その影響で初めのころは、大阪のお酒、大阪のグラスなどに拘っていたそうです。
料理を始めるきっかけ
赤尾さんが料理人を始めようとしたきっかけは、単純にご飯を食べること・作ることが好きだったからだそうです。シンプルかつ良い理由ですよね。家でも料理をしていたそうですが、そのときは中華料理ではなく、パスタなどの簡単に作れるものを作っていたのだとか。
谷町四丁目に住んでいたころ、家の裏にある天満天神飯店と同じくらいの中華料理屋も赤尾さんが店を始めるきっかけです。
昔から大将に相談や話を聞いてもらっており、今でも交流があるそうです。この大将が数ある料理の中から中華料理を選んだきっかけかも?ともおっしゃっていました。
私は行きつけのお店や仲のいい店員さんがいないので、こういう素敵な関係に憧れます…!
おすすめメニューは?こだわりは?
私自身辛いものが好きなこともあり、店で一番辛いメニュー・辛い物が苦手でも食べることができるメニュー・人気のメニューなどを教えてもらいました!
やはり中国料理といえば麻婆豆腐のイメージですが、天満天神飯店では辛すぎない「旨辛」を目指しているそうです。
ラー油から仕込んでおり、作っている様子・出来上がった物を見せてもらいました。鍋に米油と唐辛子を入れて揚げており、店内にいい匂いが漂っています。
初めは本格的に辛い物を出していたそうですが、誰もが美味しいと感じる物を作りたいという気持ちから旨辛の物を作っているそうです!
米油を使っているのも、帰る時に「胃がもたれてしまうな」「しんどいな」と帰るのではなく、若いお客さんからご年配のお客さんに関係なく「おいしかった!」と帰ってほしいという想いが込められています。
油という表面だけでは分からないところにも赤尾さんのこだわり、優しさが詰まっていますね♪
お客様にこの店を知ってもらう・また来てもらうのは大変で苦労している…と語る赤尾さん。そんななかでインスタグラムやカウンターでお客様の反応を見ることがやりがいに繋がっているそうです。
お店はカウンターになっており、調理場が丸見えの状態です。お客様の美味しそうな顔や「また来ます!」の声を直接聞くことができるのが良いとおっしゃっていました。確かに、調理場が見えるのはお客様側も安心でしょうし、深く交流ができるいい形ですね!
インスタグラム等で見てくれるお客様の多くは、季節限定メニューも楽しみにしてくれていると仰っていました。今は鱈白子入り麻婆豆腐という季節の料理もあるそうです。
聞いただけでよだれが垂れそうですね…!(笑)
他にも夏にもイカ墨麻婆豆腐など季節に則したメニューが出るそうですよ!これからの季節も楽しみです♪
天神橋筋商店街の魅力
最後に天満天神飯店のある、天神橋筋商店街の魅力について聞いてきました!すると「ちょうどいい」という一言が返ってきました。
ミナミエリアの戎橋商店街・心斎橋筋商店街などは、インバウンドの傾向もあり、観光客向けに変わっており、少し騒がしい印象です。
もちろんそれも魅力ではあるのですが…。
一方で天神橋筋商店街は昔からの景観を今でも守っており、周りに住んでいる人たち、商店街に訪れる人たちみんなで大切にしているようです。
オオサカジンでも「街ブラ」企画で、天神橋筋商店街の魅力を発信しています。
https://tenjintenma.osakazine.net/
取材を終えて…
今回初めての取材でしたが、天満天神飯店のこと、赤尾さんのこと、天神橋筋商店街のことをたくさん知ることができました!
質問事項を準備したりとしっかりシュミレーションしてきたつもりでしたが、所々会話が少し途切れてしまった部分もあり…赤尾さんの優しいご対応のおかげで、楽しい取材になったと思います。
仕込みの時間帯に取材させていただいたので、川本さんと天神橋筋商店街を散策しながらお店のオープン時間まで待ち、実際にお料理をいただきました!
天満天神飯店で1番頼まれているというスタートセットを注文。その日のオススメ前菜3種類とドリンクがセットで1650円とお手軽価格すぎます…!
他にも今の季節メニューである「鱈白子入り四川麻婆豆腐」や「紅ズワイ蟹ときなこ豚の春巻き」、「奥丹波鶏もも肉唐揚げ 山椒塩&香味ソース添え」、「ジャスミンプリン」とたくさん頂きましたが、どれもとっても美味しかったです♪
ジャスミンはどんな味がするか知らなくて、ジャスミン茶も気になっていたけど飲めていなかったのですが、今回ジャスミンプリンをいただいて美味しかったので、ジャスミン茶も飲んでみようと思いました!
コースは少し手を出しづらい方でも、アラカルトメニューだけで天満天神飯店の中国料理を十分に楽しむことが出来ます。
私はいろんなものをゆっくりシェアして食べたい派なので、アラカルトメニューの量がちょうど良く、また来たいなと思いました!今度は、汁なし担々麵が気になるのでそれをお目当てに訪れたいです。
是非、みなさんも行ってみてくださいね!
天満天神飯店の赤尾一清さん、取材にご協力ありがとうございました。
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@osakazine 【大阪・天神橋筋商店街】天満天神飯店 #大阪 #大阪グルメ #大阪ディナー #天神橋筋商店街 #天満 #中国料理 #中華料理 #大阪観光 #麻婆豆腐 ♬ 美食 好吃 开心 - 翼
天満天神飯店
住所:
大阪市北区天神橋3-3-17 幸陽ビル 1F
営業時間:
平日18時~23時
土17時~23時
日祝17時~22時
定休日:
毎水・第三木曜
食べログ:
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270103/27135265/
天満天神飯店 Instagram:
https://www.instagram.com/temma_tenjinhanten/
個人 Instagram:
https://www.instagram.com/issei.akao/
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