ご存知のとおり、VMwareとHyper-Vを使っているわけで。
そうなると時には、VMwareのマシンをHyper-V上で動かしたくなったり、またその逆もあるわけです。
で、今回は、Hyper-Vで作った仮想マシンをVMwareで動かすというお話。
(より正確に書くと、Hyper-Vで作った仮想マシンのVHDファイルをVMwareで作った仮想マシンにマウントして、WMware上で動作させようというお話)
結論から書けば、StarWind V2V Image Converter (http://www.starwindsoftware.com/converter)を使ってVHD(Hyper-Vで利用される仮想ハードディスクファイル形式)をVMDK(VMwareで利用される仮想ハードディスクファイル形式)にコンバートしてやればOKということになった。
当初は、VHDをそのままWMware (私が使っているのはVMware Player 3.x)の仮想マシンにマウントできると思っていたんだけどそんなに簡単にはいかなかった。仮想マシン自体は起動するもののWindowsの起動中にブルースクリーンになって再起動を繰り返す始末。
仕方ないので、何らかのコンバーターを探すことに。
で、ネットを調べてみると、いろいろな選択肢が。
– HNC (http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/2994/tool/nhc.html)
– VMware vCenter Converter (http://www.vmware.com/jp/products/converter/overview.html)
– StarWind V2V Image Converter (http://www.starwindsoftware.com/converter)
ほかにも、SCVMMを使う方法とか、Disk2VHDを使う方法とかいろいろあるが、VHD -> VMDKとなるとSCVMMとかDisk2VHDは除外されるかなと。
あと、今回の目的は仮想ハードディスクファイル形式のコンバートなので、その用途で使いやすそうなものを探してみることに。
HNCはちょっと素性がよくわからなかったので却下。
VMware vCenter Converterだと、Hyper-V上で動作している仮想マシン上で実行しないとダメっぽいのでこれも却下。
で、純粋に仮想ハードディスクファイル形式のコンバートができそうなStarWind V2V Image Converterを使うことに。
StarWind V2V Image Converterをダウンロード(ちょっとしたユーザー登録的なものが必要)して、インストール。
起動するとウィザードが立ち上がるので、後はその指示に従って実行すればOK。
今回試したのは、Windows XP Professional SP3がインストールされたVHD。32GB可変長ディスクで、実ファイルサイズはおよそ6GB。これをVMDKに変換するのに15分くらいかかったかな。(正確に測ったわけじゃないのでだいぶいい加減な数字。単一スピンドル上(WD Caviar Green 500GB、http://www.wdc.com/jp/products/products.asp?driveid=773)で、VHDをVMDKに変換。)
で、変換後のVMDKをWMwareの仮想マシンにマウントして起動すると問題なく起動。
起動後、(仮想的な)ハードウェアがいろいろ入れ替わっているので、いろいろなドライバがWindowsによって自動的に組み込まれる。VMware Toolsもインストールしておく。もちろんハードウェアが入れ替わるので、再度アクティベーションしないといけないんだけど、それはまぁそうだよねと。
まぁ、これでいっか。
スクリーンショットは、ふつーに使ってるとなかなかお目にかかることのできない「あなたアクティベーションしなさい」ダイアログ(?)。珍しいので記念に1枚。
Filed under: コンピューターとインターネット |
コメントを残す