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ドコモオンラインショップ、新規契約やMNPで「ドコモ回線とペアのdアカウント」必須に

 NTTドコモは、7月20日に、ドコモオンラインショップでの契約手続きを一部変更する。

新規・MNPは「回線ペアのdアカウント」必須

 対象となる手続きは、新規契約とMNP(SIMのみ契約含む)。契約時にその回線とペアになるdアカウントの作成が必要となる。

 すでにほかのドコモ回線と紐づいていないdアカウントを作成済みの場合はそれを利用することもできるが、ログインしたdアカウントでは契約完了後、自動的にドコモ回線の電話番号に紐づくためユーザー側の手続きは不要。このときdアカウントの登録情報やdポイントクラブ会員情報も契約情報にもとづいて更新される。このとき、回線の契約者と、実際の利用者が異なる場合、利用者の情報で会員情報が更新される。更新に含まれる内容は、氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、連絡先電話番号、会員情報の本人確認。小学生以下の利用者の場合は保護者氏名と親権者続柄も含まれ、dポイントクラブ会員情報はdポイントクラブ利用者の情報が更新される。

機種変更、契約変更では

 機種変更や契約変更時では、ドコモ回線でログインすることになり、dアカウントではログインできない。ログインすると、その電話番号回線の契約情報にもとづいてdアカウントの会員情報が更新される。もしdアカウントがない場合は、dポイントクラブの会員情報のみが更新される。また、回線の契約者と利用者が異なる場合、会員情報の更新はされない。

 同社では、氏名や生年月日、性別などが未登録など一部の場合を除いて会員情報の更新は任意であり、更新しないこともできるとしている。

d払い残高返金の場合も

 同社では注意点として、会員情報の氏名・カナが契約者情報と異なる場合、更新によってd払い残高が失効する場合があると案内している。

 対象のユーザーには別途メールなどで残高返金手続きが案内される。