スタパ齋藤の「スタパトロニクスMobile」
使用中のApple Watch充電グッズをズラリと紹介する
2022年4月18日 00:00
充電環境を変えたらApple Watchにトラブルが! さらに失態も露呈!
仕事場の充電環境を整えていた。iPhoneをはじめとするモバイルデバイスを充電するためのUSB-ACアダプターとかケーブルとか、そういうのを整理整頓&一新。何年もの間、追加追加でUSB-ACアダプターやケーブルを増やしていたが、「Anker 637 Magnetic Charging Station」というマルチな充電ステーションを使い始めたら、使わなくなったUSB-ACアダプターやケーブルが目につくようになったので最適化したのだ。
じつは、この完成形の直前の段階で、トラブル発生。ナゼかApple Watchがほとんど充電されなくなったのだ。USB-ACアダプターやケーブルを交換してきたので、原因はたぶんソレ。USB-ACアダプターが壊れたのかな? ケーブル断線?
充電されないApple WatchがつながるUSB-ACアダプターやケーブルを全部チェックしてみた……が、とくに問題ナシ。もしかしたらApple Watch故障?
モヤッとした不安を抱えつつ、再度Apple Watchを充電台に乗せると……あっ充電が始まった。なんだコレ? スッキリしないな〜。でもまあいいやと、この件は置いておき、仕事に戻った。
翌日、Apple Watchを装着して出かけようと思ったら……あっ? えっ? Apple Watchが機能しないんですけど! ボタンを押すと反応はするが、いつもと違うパターンで時刻が表示されるだけだ。また、もうバッテリーがほぼないという表示もなされる。昨日から全然充電されていなかったっぽい。
だが結局、Apple Watchを再起動したら、Apple Watchは機能し始めた。じゃあ一応充電を……しかしまたApple Watchへの充電がされない。えぇ〜、なんだろう、どこが原因だろう?
結論から言うと、新たに使い始めたUSB-ACアダプターのUSB-Aポート絡みの問題のようだ。「ハヤブサプラス(HAYABUSA+)」という製品だが、このUSB-Aポートを使ってApple Watchを充電すると、充電開始後短時間のみ充電し、その後に充電が止まることが多い。ハヤブサプラスが、何らかのきっかけで、Apple Watchへの給電を止めている、と思われる動作なのであった。
相性問題ってやつかもしれない。ハヤブサプラスのUSB-Aポートにほかの機器をつなぐと全然問題なく充電などされる。Apple Watchをつなぐと、途中で充電が止まっちゃう。なので「ハヤブサプラスのUSB-AポートにはApple Watchの充電器をつながない」と決めて、Apple Watch充電にはApple指定の充電器を使うようにした。
そして以降問題ナシ……と思ったら、いや〜俺自身に問題があった。現在Apple Watch Series 7を使用中。現在のところ唯一「高速充電に対応したApple Watch」で、バッテリー残量0%でも45分程度で残量80%まで充電される。
Apple Watch Series 7を高速充電するためには、「Apple Watch磁気高速充電 USB-Cケーブル(モデル A2515)」が必須。USB-ACアダプターとしては、Apple製の18W / 20W / 29W / 30W / 61W / 87W / 96W品USB-C電源アダプターか、5W以上のUSB Power Delivery(USB-PD)対応のUSB-C電源アダプターが必要になる。
だが俺は古いApple Watch充電器(充電ケーブル)を使っていて、ちょっと前まで出力が高くないUSB-ACアダプターを使っていたので「全然高速充電されていなかった」のだ。う~ん、失態。
結局なんか俺的Apple Watch周辺、最適化されてない感がまだまだ残っているのであった。便利なんスけどねApple Watch。じゃあこの際、Apple Watch周辺を整理整頓・最適化しよう!!!
てな感じで、Apple Watchとその周辺機器を「これは使う〜、これは不要〜」と整理していたら、「そうそうコレがナニゲにイイんだわ〜」という小物が多数並んだので、今回はそれらを大紹介してゆきたいッ!!! ヤケに長い導入で読むの疲れちゃったョね〜スマンスって心意気だが、以降、イイ感じのApple Watch充電グッズをズラリと紹介してゆくッ!!!
短い充電ケーブルと二股充電ケーブル
Apple Watch用の充電ケーブルで、Apple純正品として現在入手性が良いのは「Apple Watch 磁気充電ケーブル(1 m)」と「Apple Watch磁気高速充電 - USB-Cケーブル(1 m)」。長さはどちらも1m。そしてどちらも3850円とミョーに(以下略)。
これら純正ケーブルを使っていて、ケーブルに問題が起きたとかいうことは経験していないので、Apple Watch充電用にはテッパンと言えよう。ただ、1mという長さはたま〜に使いにくい。出先でモバイルバッテリーからApple Watchを充電したい場合などに「ケーブルが余って邪魔かも」ってことがある。
そんなときにナイスなのが、Apple純正品のApple Watch用の0.3m充電ケーブル。30cmなのでモバイルに好適なのである。
けっこー前から使っているが、携帯に好適。出張などでも便利。ただ後述のグッズを多用するので、最近の俺はあんまり使っていないのであった。
なお、上の写真のものはUSB-Aタイプで、現在でもまずまず入手性が良い(オンラインのApple Storeでは売られていないがAmazonなど通販サイトで買える)。また、以前はUSB-Cタイプもあったと記憶しているが、市場から消えちゃったっぽい。Appleは短いケーブルに消極的?
もうひとつ。これはサードパーティ品なので自己責任での利用となるが、Apple Watch磁気充電・iPhoneなどLightning充電の二股ケーブル。ひとつのUSB-Aポートで、iPhoneとApple Watchを同時充電できるという便利グッズである。
怪しげな二股ケーブルだが、普通に充電できて便利。Apple Watch磁気充電パッドに「中身入ってんのこれ?」的なスカスカ感があるものの、普通に充電できて便利。なんか壊れそう〜って感じがするが、全然壊れないし安いし普通に充電できて便利なのであった。でも利用は自己責任でネ!
モバイルバッテリーとApple Watch
Apple Watchは電池の保ちがイマイチなことでも知られていたりする。俺の場合は、いつもは単なる腕時計として使い、たまにサイクリングやウォーキングでのロガーとして使っている。Apple Watch Series 7の場合、ロガーとして使うと1日の終わりに電池残量が20%くらいになっていることがよくある。時計として使うと夜には50%くらいの電池残量となることが多い。
でもまあ、「2日連続で使える」と思ったことはほぼない。日常でも出張時でも、夜は結局、自宅やホテルなどの寝床に戻るので、そこで充電すればいい。だが充電し忘れもあり、行動中に「Apple Watchの電池残量ヤバい〜」ということもある。なので、やはりモバイルバッテリーとの併用は必須だと感じている。
以下に紹介するグッズもサードパーティ品なので自己責任下の利用となるが、モバイルバッテリーなどUSB電源に接続するとApple Watchに充電できるようになるグッズが多々ある。写真とともにご紹介してみたい。
イロイロあるのであった。どれもフツーに充電できて便利。
それと、こういうグッズは、USB延長用グースネック(フレキシブルケーブル)と組み合わせて使うと、用途が広がると思う。これも写真とともにご説明しよう。
ミヨシのUSB延長用グースネック(フレキシブルケーブル)は、そこそこ硬くて位置を固定しやすい。Apple WatchとApple Watch用USB充電器を支える程度の剛性もある。なので、上のような使い方以外にも、モバイルバッテリーやノートPCの薄さやUSBポート位置を適切な位置にもってくるような使い方ができるだろう。1本持ってると便利っス。
Apple Watch充電パッド内蔵のモバイルバッテリー
個人的にけっこう気に入っているのが、ベルキン(BELKIN)の「Apple Watch充電パッド内蔵のモバイルバッテリー」。「Apple Watch+iPhone用 Valet Charger Power Pack 6700mAh」と「BOOST↑CHARGE Apple Watch用モバイルバッテリー 2200mAh」だ。前者はモバイルバッテリー+Apple Watch充電パッドという汎用品で、後者はApple Watch専用のモバイルバッテリー。Amazonでの価格は前者が1万355円、後者が6209円となっていた。これらも写真とともにご紹介。
俺的に多用しているのは「Apple Watch+iPhone用 Valet Charger Power Pack 6700mAh」のほう。汎用的に使えるからだ。Apple Watch専用品の「BOOST↑CHARGE Apple Watch用モバイルバッテリー 2200mAh」は「荷物を極力減らしたいが出先でApple Watchに充電する必要がありそう」という場合に携行している。Apple Watchをよく使うユーザーなら、こういうモバイルバッテリーがひとつあると「持っててよかった」というシチュエーションが少なからずあると思う。
といった感じのApple Watch周辺グッズあれこれ。サードパーティ製の小物は徐々に機能性を進化させつつ、値段はグググッと下がっている。世界中で売れているApple Watchであり、基本的なハードウェア形状・仕様があまり変わっていないスマートウォッチでもあるので、息の長い周辺グッズが多々あるわけですな。使うと便利だったり楽しかったりするので、ゼヒ♪