精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【英文読書ルーティン日記211】"The Code Book"読書感想ブログ26 ~摩訶不思議な未来へ~

インターネット黎明期と聞くと、僕はなぜかブラクラといった言葉を思い出す。当時は「ブラクラ博物館」というサイトがあり、不思議とそこへ入り浸っていたからだ。

 

怖いもの見たさに違いないが、クリックすると意味不明なシステムを起動し、パソコンに過負荷をかけて機能を停止させるという悪ふざけの極致みたいなプログラムだ。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

と同時に興味を持ったのは、コンピュータウィルスという存在だ。知られたくない情報を誰しもが抱えているからこそ、それを流出させたいという欲が生まれる。

 

もちろん僕が作成側に回るという意味ではなく、対岸の火事なのだが。実際自分が被害に遭ったこともあり、その時は本当に血の気が引いた。

 

当時の人間が見ていたネットの未来は、2025年、どこまでそれが的中しているのか。最終章、丁寧に読んでいこうと思う。

続きを読む

マネージャーがプレイヤーに忙しいことによる弊害が、やっと身に染みて理解できた冬。

昨日に引き続き、まだまだ頭から出し切れない学びを、徹底的に書き下ろすことにする。やはりこの繁忙期は、成長点より課題点の方が、多く見つかったと思っている。

 

そしてこの時期を経て、僕が手触り感をもって痛感したのは、マネジメントを担う立場の人間が、現場業務に忙殺されることで生じる弊害の重さだ。

 

これ自体は【リーダーの仮面】などで知識として持ってはいた、「マネジメントの"失敗例"」なのだが、それを体験することで、その不健全さを急速に理解しつつある。

 

今日はそんなことを、愚痴にならないよう気を付けながら、後々自分が振り返って応用できるような形で、記事にしておきたいと思う。

続きを読む

繁忙期で見えた"バグ"を、美化される前に棚卸し。

昨日は冬季講習をほぼ終えて、しっかりと休みを取った結果、自分の心身にポジティブなことが起きたという話について記事を書いた。

 

しかし、今日はそれを経た結果気づいた問題点について、思い出補正が掛かる前に記録しておきたい。今回は僕個人の枠を超えて、組織としてのそれに気が付いたのだ。

 

これは巨木の中に紛れ込んだシロアリのようなものだと思っており、放置すれば無制限に増殖し、木を朽ちさせ、やがて倒壊に至らしめるだろう。

 

大仰かもしれないが、それくらい恐ろしい未来さえ内包したバグだと、僕はネガティブ思考ゆえに捉えている。今日は以下、そんなあまり面白くない話を書いていく。

続きを読む

色々壊れてもおかしくないほどの連勤を経て、そして休日をちゃんと取った今、思うこと。

繁忙期が終わったのもあり、どこか懐かしさをも帯びた、落ち着いた日常を取り戻している。定時に出て、定時に帰る。来週末を凌げば、定期的な休日も取れる。

 

まだ連勤は続いているものの、気持ちや生活にゆとりが生まれ、張り詰めていた神経もようやく少し、緩んできた。このメンタルは貴重ゆえ、忘れる前に記録しておきたい。

 

まず何より強く実感したのは、休みを取ることの重要性である。僕は今、年末年始に徹底して何もしなかったことを、すごく正しい判断をしたとさえ思っている。

 

あれほどの連勤術士だった僕に一体何が起きたのか。以下なるべく手短に、まとめておく。

続きを読む

「健康になる」という終わりのない努力をどう区切るか?

今、断酒を初めて3日目だ。とりあえず心配された寝つきの悪さとか、飲酒欲の暴走とかは特になく、むしろ酒浸りになっていた頃より心身共に健やかである。

 

多忙であることにかまけてサボっていた筋トレも少しずつ復活させており、今は胸が結構な筋肉痛になっている。少しずつ、自分の体が"戻っていく"自覚を得ている。

 

腸内環境を整える。ぐっすり眠れるようなルーティンを構築する。朝から晩まで元気に過ごす。ついでにめちゃくちゃ増えた白髪を減らし、肌にも潤いを取り戻したい。

 

今の僕は「健康」「美容」「カッコよさ」といった、永遠に終わらないゴールを目指して走っているということになる。となると、今はいいが、いつか燃え尽きるな、と。

 

とはいえ、こういった習慣の立て直しは、数多の経営者やクリエイターの言葉を読んでいると、「起点」に当たることだと唱える人が本当に多い。

 

強い体に強い心が宿る。これは古い体育会系の揶揄なんかじゃなく、実際の状況を端的に言い表した真理の一つなのかもしれない。

 

ーだがこれこそ、僕のようなADHD気質の人間が最も苦手とするタイプの努力なのだ。すなわち、区切りが無いと頑張れない。そういうものだ。

 

特にそういうのを設定せずにやり遂げられたものといえば、正直禁煙以外に思い浮かばない。それくらい僕は、終わりなき努力との相性が悪いのだ。

 

受験であれば入試、減量であれば数値目標といったものが目安となる。では健康において、「健康になった!!」というのを定量化した数値は何なのか。

 

今日はそれについて、珍しく暇な時間ができたので、考察してみたいと思う。

 

続きを読む

最近、【米軍式睡眠法】にハマっている。

こないだも書いたが、今は酒を止めている。1か月くらい不摂生し続けた結果、腹が張るとか、体重が増えるとか、純粋に睡眠の質が落ちるとか、つまりやばいからだ。

 

もともと朝に弱いくせに、そこへアルコールをぶち込むのだから、睡眠の満足度が低いままになってしまうのはいわば当然だ。世界一簡単な論理クイズである。

もうそこそこいい歳なので、ケアについては意識的にならないと簡単に崩れる。そして二度と戻れなくなる気さえする。そういう諸々での断酒である。

 

さて。断酒をすると、真っ先に僕が悩むのが、入眠だ。アルコールの力で微睡んでいたルーティンが崩れるので、下手すると結構眠れなくなる。

 

また、悪夢をめちゃくちゃ見るのも、断酒1~2日目だ。部屋に掛けてあるスーツが巨大な蜘蛛に変化し、暗闇の部屋を這って僕に覆いかぶさる・・なんて夢さえ見る。

 

だからこそ、睡眠をどう楽しみな時間に変えるか、せめて嫌な時間にしないかを今回はドミノの1枚目とすることに決めた。そしてそれは功を奏したと思っている。

 

最近、【米軍式睡眠法】にハマっているからだ。今日はそれの気づきをまとめておこう。

続きを読む

ある意味最新版。自覚あるADHD特性との向き合い方と活用法。

今日は久しぶりに、ADHDの特性について向き合う話をしようと思う。とはいえ僕自身、HSS型HSPとかADHDとかについて、専門機関で診断を受けたわけではない。

 

ただ、診断を受けた人々の生きづらさや日々の頭の中の様子を綴った記事を読むと、非常に共感する部分が多い。だから自分も大なり小なり、そうなのだろうと納得する。

 

さて。僕が自分でADHD的な特性を持っていると強く感じるのは、マルチタスクに極端に弱い点だと思っている。例えば僕は、とある記事の以下の部分にすごく共感する。

 

僕はこの症状が非常に強く、それこそ1日に3つもやらなければいけないタスクがあるとパニックになってしまいます。ガス代を払って、市役所で住民票を取って、仕事のメールを返す。これくらいの量ですら、体調次第ではタスクのオーバーフローが起こってしまう。

 

やることが3個以上あるとパニック…発達障害の僕が発見した「先延ばしグセ」に効くスゴ技【書籍オンライン編集部セレクション】 | 発達障害サバイバルガイド | ダイヤモンド・オンライン

 

ーそして厄介なのが、マルチタスクが極端に苦手なくせに、同時に複数の物事や可能性に気づく能力が高いという特性も併せ持っている。考え事が止まらないのだ。

 

例えば、この記事は車を運転しながら、立てかけたスマホに喋りかけて、アプリで文字起こしをすることで作成している。

 

喋っている内容だけに集中しているかといえば、実はそうではない。職場に着いたら何をするかとか、家のお風呂を掃除したいとか、様々なことがずっと浮かんでくる。

 

このような状態は、ゲームのクエストリストに似ている。画面の端にミッションが次々と表示される感覚で、僕の意識には常時7~10個の項目が浮かんでいるのだ。

 

一つクリアしても、そのことがさらに新しいタスクを呼び込む。お使いクエストを重ねると、網目状にストーリーが進行していくのに似ている。

 

時にはその過負荷によってフリーズしてしまい、何もできなくなることもしばしばだ。だからこそ、この特性をどう飼いならすかが、僕の生涯のテーマになりつつある。

 

そんなわけで、色々調べて、まとめて、試したことのストックは、2024年もものすごく増えた。だから一旦棚卸ししておくのもいいだろう、と。

 

冒頭が長くなったが、今日はつまりそんな記事である。

続きを読む